森史朗のレビュー一覧

  • ミッドウェー海戦―第一部 知略と驕慢―

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    正確な情報もなしに憶測だけで、よく戦争を遂行したものと呆れてしまう。さらに、機密保持の緊張感も薄れていたのだ。これでは天祐を待つしか勝利は不可能だ。

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    2012年07月21日
  • 零戦の誕生

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    本書は零戦の誕生を描いている。 
    零戦については華々しい話が多い。かつて日本という国が一瞬とはいえ世界を凌駕した事は誇れる事であろう。 

    しかし、本書を読むと、戦争の愚かさにも気付かされる。宣戦布告なき戦争により日本は中国との泥沼のような戦いを続ける。そこに大義はない。日本には勝利する力はなかった。何故、戦争を始めたのか、軍官僚の愚かさに腹立たし思いがする。 
    また、本書には日本が中国に対して行った無差別空爆の事も書かれている。自虐史観という事ではなしに、我々は日本軍が何をしてきたのか、知る必要があるのではないだろうか。 

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    2012年01月03日
  • 松本清張への召集令状

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    一家七人を支える中年版下職人に、意外な赤紙が届いた。
    その裏事情とは?
    後の作品に託した叫びとは?
    担当編集者時代の私的メモをまじえ、戦争が残した深い傷に迫る究極の作家論。

    [ 目次 ]
    第1章 松本清張への召集令状
    第2章 最初の軍隊生活
    第3章 ある日の松本清張
    第4章 孤高の作家
    第5章 召集令状とは何だったか
    第6章 松本衛生兵の真実

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部

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    2011年04月16日
  • ミッドウェー海戦―第一部 知略と驕慢―

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    ノンフィクションよりは歴史小説風。
    澤地久枝 著「記録 ミッドウェー海戦」は労作であり傑作だと思う。併せて読んでよかった。

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    2022年10月20日
  • 司馬遼太郎に日本人を学ぶ

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    司馬遼太郎のガイドブックだった。売れっ子なのでなんとなく知ってるタイトルだがちゃんと読んだのは竜馬がゆくだけでした。坂の上の雲はドラマがとても好きでしたが最期の2話くらい見終えてないかも。。(1話だけで映画くらいのボリュームある)
    だいぶ日本の近代史はこの人が作ってる気がする

    著者のおすすめ順
    1.燃えよ剣
    2.竜馬がゆく
    3.最後の将軍
    4.世に棲む日日
    5.翔ぶが如く
    6.坂の上の雲

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    2018年12月23日
  • ミッドウェー海戦―第一部 知略と驕慢―

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    歴史書系かと思って買ったが、読み物的(著者の語りが随所にはいる小説風)な本だった。とは言え、戦場にいた人々等の関係者に取材をしたり、史料にも色々あたって、戦場の霧の向こう側を再構成しようとしている。ミッドウェー海戦について大体のところは知っていたが、ディテールを知るといろいろ興味深いポイントがある。体験者へのインタビューで生々しい思いが述べられている点も良い。

    この本の難をあげると、全般的に時系列が前後することの多い記述なのだが、登場人物が多いうえに、文章の脈絡が不明瞭な箇所も散見され、読んでいて流れを見失うことがあった。もう少し分かりやすく書けないかという気がする。
    (「飛龍」と「蒼龍」の

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    2018年11月05日
  • 司馬遼太郎に日本人を学ぶ

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    20160410 いつまでも読み継がれる国民作家。まとめて作品を見た事がなかったので読んでなかった本もそうだし読んだ本も読み直ししたくなった。司馬さんの本が読まれているうちはまだ大丈夫かも知れない。

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    2016年04月10日
  • ミッドウェー海戦―第二部 運命の日―

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    ミッドウェー海戦だけに特化してここまで詳しい本は初めて読んだ。
    関係者への実際のインタビューや書簡の引用が多く、記述の信頼性は高いように思う。「本日敵出撃の算なし」との誤認識が敗戦主因だとする見解はやや新鮮だが、指揮官像や情報軽視に関して随所に顔をだす著者の主観が、先行他書や既存の分析によるバイアスがかかっており、著者自身が一次情報にあたって抽出したものではないように感じた。

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    2018年10月14日
  • ミッドウェー海戦―第一部 知略と驕慢―

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    ミッドウェー海戦だけに特化してここまで詳しい本は初めて読んだ。
    関係者への実際のインタビューや書簡の引用が多く、記述の信頼性は高いように思う。「本日敵出撃の算なし」との誤認識が敗戦主因だとする見解はやや新鮮だが、指揮官像や情報軽視に関して随所に顔をだす著者の主観が、先行他書や既存の分析によるバイアスがかかっており、著者自身が一次情報にあたって抽出したものではないように感じた。

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    2018年10月14日
  • 特攻とは何か

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    日本人以外に、特攻作戦を実施した国民はいない。
    なぜ、こんな非道な戦法を採ったのか?
    敗戦直後、割腹自決した“特攻隊の生みの親”大西瀧治郎中将の決意と心情を解き明かす。

    [ 目次 ]
    遺書の碑
    日米レイテ決戦場へ
    誰が特攻を決めたのか
    特攻隊員の群像
    特攻作戦の拡大
    第二特別攻撃隊編成へ
    特攻と日本人
    米側の反応
    生きていた軍神
    特攻に反対した指揮官
    大西長官、比島より転進へ
    最後の一日

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 

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    2011年04月18日