森史朗のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
一家七人を支える中年版下職人に、意外な赤紙が届いた。
その裏事情とは?
後の作品に託した叫びとは?
担当編集者時代の私的メモをまじえ、戦争が残した深い傷に迫る究極の作家論。
[ 目次 ]
第1章 松本清張への召集令状
第2章 最初の軍隊生活
第3章 ある日の松本清張
第4章 孤高の作家
第5章 召集令状とは何だったか
第6章 松本衛生兵の真実
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部 -
Posted by ブクログ
歴史書系かと思って買ったが、読み物的(著者の語りが随所にはいる小説風)な本だった。とは言え、戦場にいた人々等の関係者に取材をしたり、史料にも色々あたって、戦場の霧の向こう側を再構成しようとしている。ミッドウェー海戦について大体のところは知っていたが、ディテールを知るといろいろ興味深いポイントがある。体験者へのインタビューで生々しい思いが述べられている点も良い。
この本の難をあげると、全般的に時系列が前後することの多い記述なのだが、登場人物が多いうえに、文章の脈絡が不明瞭な箇所も散見され、読んでいて流れを見失うことがあった。もう少し分かりやすく書けないかという気がする。
(「飛龍」と「蒼龍」の -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
日本人以外に、特攻作戦を実施した国民はいない。
なぜ、こんな非道な戦法を採ったのか?
敗戦直後、割腹自決した“特攻隊の生みの親”大西瀧治郎中将の決意と心情を解き明かす。
[ 目次 ]
遺書の碑
日米レイテ決戦場へ
誰が特攻を決めたのか
特攻隊員の群像
特攻作戦の拡大
第二特別攻撃隊編成へ
特攻と日本人
米側の反応
生きていた軍神
特攻に反対した指揮官
大西長官、比島より転進へ
最後の一日
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆