【感想・ネタバレ】司馬遼太郎に日本人を学ぶのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年02月12日

歴史小説の大家、司馬遼太郎の膨大な作品群を通して、司馬遼太郎の本質に鋭く迫ったブックガイド。

司馬遼太郎の担当者であった著者が、維新史に関する司馬作品の読む順番や司馬作品の魅力、司馬遼太郎が昭和前期の戦争を描かなかった背景などを書いています。

司馬遼太郎の作品を読みたいが、どれから読めばいいのか...続きを読むと悩んでいる人は、本書が紹介している作品や読む順番を参考してみてはいかがでしょうか。

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Posted by ブクログ 2016年04月20日

日本陸軍の不条理に立ち向かい、指揮命令した参謀の非道さを糾弾する司馬さんの小説が読みたい。

とりあえず「この国のかたち」を読もうと。

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Posted by ブクログ 2016年03月04日

司馬さんの事が書かれている。深く日本と日本人の事を司馬さんが考えていた事に真摯に感動した。今サラリーマンとして働いてるが働く人も歴史を考えながら未来を考えながら働いていかないとダメではないか?教養がサラリーマンも大切だなと、それが働く姿勢に繋がる事に自分で実感しつつある事に、自分で気付いた事に少しだ...続きを読むけだが手を掛けたかな。

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Posted by ブクログ 2019年09月02日

2017/7/1流し読み。一番「燃えよ剣(土方)」だそうな。「坂の上の雲」のイントロになるか。★4の下

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Posted by ブクログ 2019年06月29日

司馬遼太郎の作品は長編・短編あわせて67篇におよぶ。さらにエッセイ・評論などを加えると無限に近い。
しかも一つの長編は文庫本にすると3巻~10巻ものボリュームがある。
かなり以前に司馬作品を100冊読破したので、もう読む作品も少ないだろうと思って調べたら、読んでいない作品がまだまだあったのに驚いた記...続きを読む憶がある。

著者は「私たち昭和世代は、司馬さんがつむぎ出す作品世界を刊行されるごとにむさぼり読み、この作家が年齢とともに広く、深くさせていくさまを身近で知る贅沢を味わうことができた。しかし司馬さん没後に生を享けた若い世代は、一から司馬作品と取り組まなければならない。豊饒だが、未知の膨大な作品世界に困惑するのも当然であろう・・・(略)・・・とくに若い世代に本書を手に取っていただければと思う。司馬作品こそわれわれへの貴重な贈り物であり、また国民が誇るべき共通の財産だと思われるからである。そして、この偉大なる作家が書き残した日本人、いや日本への数多くの警句や提言を、自分の課題として真摯に受け止めていただきたいと思う」
著者がいうように、本著はこのように膨大な著書を残した作家の作品をどのように読んでいけば良いかの入門書とおもいしや、それなりに司馬作品を読んだ人にも、読み応えのあるものになっている。

最近歴史家の磯田道史も『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』という本を著している。
やはり歴史家が書いた司馬遼太郎論なので、時代小説 < 歴史小説 < 史実小説と順位づけて、より歴史の事実に近い「史実小説」を理想としているような論調が見られるが、これは「小説家」というものあるいは「司馬遼太郎という小説家」を理解していないことが、本書(司馬遼太郎に日本人を学ぶ)を読めば分かってくる。
司馬は晩年よく「小説を書きたいなあ・・・」とみどり夫人にコボしていたようだが、司馬は歴史の史実に縛られない自由な創造の羽根を広げることができる小説家を願っていた。記録文学ではなく、自由な表現を許された小説家としての自負があった。「そう司馬さんの本質はあくまでも小説家なのだ」と著者はいう。

本書は、若い世代だけでなく、それなりに司馬作品を読んできた読者にも「目から鱗」の記述が多々ある。
司馬ファンにとっては、最良のガイドブックであると言える。
追記
因みに司馬本人に、自分の作品のベストワンは何かと聞いた人がいて、司馬曰く「一冊というのは難しいわな。せいぜい2冊ということでいえば、『燃えよ剣』と『空海の風景』かな」と言ったそうである。

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Posted by ブクログ 2018年12月23日

司馬遼太郎のガイドブックだった。売れっ子なのでなんとなく知ってるタイトルだがちゃんと読んだのは竜馬がゆくだけでした。坂の上の雲はドラマがとても好きでしたが最期の2話くらい見終えてないかも。。(1話だけで映画くらいのボリュームある)
だいぶ日本の近代史はこの人が作ってる気がする

著者のおすすめ順
1...続きを読む.燃えよ剣
2.竜馬がゆく
3.最後の将軍
4.世に棲む日日
5.翔ぶが如く
6.坂の上の雲

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Posted by ブクログ 2016年04月10日

20160410 いつまでも読み継がれる国民作家。まとめて作品を見た事がなかったので読んでなかった本もそうだし読んだ本も読み直ししたくなった。司馬さんの本が読まれているうちはまだ大丈夫かも知れない。

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