【感想・ネタバレ】零戦の誕生のレビュー

あらすじ

貴重な新証言の発掘による、新たなる事実!

零式戦闘機のメカニズムと名もなき戦士たち。零戦の誕生に携わった数多の青春群像を紙上に蘇らせた戦記ノンフィクションの白眉

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Posted by ブクログ

ネタバレ

零式艦上戦闘機が開発される前の中国大陸での航空隊の話と、デビュー直後の話がメイン。中国戦線で待ち望まれていた新型戦闘機が零式艦上戦闘機。96式艦上戦闘機では航続距離が短く、陸上爆撃隊の援護もままならず苦労がしのばれます。航続距離の長い戦闘機が誕生したものの、逆にそれがパイロットたちの疲労を蓄積させていただろうと思うと・・・

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

本書は零戦の誕生を描いている。 
零戦については華々しい話が多い。かつて日本という国が一瞬とはいえ世界を凌駕した事は誇れる事であろう。 

しかし、本書を読むと、戦争の愚かさにも気付かされる。宣戦布告なき戦争により日本は中国との泥沼のような戦いを続ける。そこに大義はない。日本には勝利する力はなかった。何故、戦争を始めたのか、軍官僚の愚かさに腹立たし思いがする。 
また、本書には日本が中国に対して行った無差別空爆の事も書かれている。自虐史観という事ではなしに、我々は日本軍が何をしてきたのか、知る必要があるのではないだろうか。 

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2012年01月03日

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