中町信のレビュー一覧

  • 空白の殺意

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    中町信2冊目。
    「模倣の殺意」よりは読みやすく面白かった。だが、早い段階で犯人がなんとなく予想できてしまったのが残念…

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    2015年03月21日
  • 三幕の殺意

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    ネタバレ

    驚きはアリバイ崩しでも真犯人でもなかった。高みから一気に転落するラスト三行に思わず、ほぉ~っと息が洩れる。
    クラシックで上質なミステリーの余韻。

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    2014年03月07日
  • 追憶の殺意

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    アリバイ崩しのミステリを久しぶりに読んだ。

    余談。小説の中で1月4日の夜8時から9時半まで「刑事コロンボ」を放送していたとあるが、該当するのは79年(ひつじ年)の44話「攻撃命令」。ただし、この放送は夜9時40分から。

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    2013年10月13日
  • 三幕の殺意

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    ネタバレ

    朝日小屋に集められた人々。日田原聖太に対し殺意を持つ人々。雪に閉ざされた離れで殺害された日田原。現場に居合わせた刑事の津村による捜査。

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    2013年08月30日
  • 津和野の殺人者

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    3- 

    細かいことは気にしない強引な話の展開や、ミスディレクションバリバリなのはいつものこと。読み手も最初から話がすんなり進むわけがないと思っているし、途中の推理は穴だらけだし、ふんだんにヒントもバラまかれるので、というかもうミスディレクションそのものがヒントになってしまっているので真犯人も容易に見当がついてしまう。ここはダイイング・メッセージの奇抜にして無理矢理な解釈にニヤニヤしながら読むのが○。

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    2013年05月22日
  • 三幕の殺意

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    尾瀬の山小屋で起こった殺人事件。作者の昔書いた中編を、長編に書き直して新たに出版したそうだ。そして遺作でもある。最後の3行は、とても面白いと感じたけど、なんか思い入れできる登場人物がいなかったからか、まあまあでした。

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    2013年05月15日
  • 模倣の殺意

    Posted by 読むコレ

    叙述トリックかぁ...と途中で分かってしまい、
    ややガックリしたのは確かですが、解説を読んで
    ビックリ! 1972年!!??

    確かに叙述トリックの国内の
    オリジナルなのかもしれないですね。
    そう思うとこれ以上シンプルなトリックはないでしょうし、
    これ以降の叙述ものの全てのベースになるくらい
    太いし強いスね。

    知名度は余りない作家さんらしいですが、
    どうしてなんですかね?
    オブスキュア・ミステリー! FRICTIONのような作品(笑)。

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    2013年02月01日
  • 空白の殺意

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    作者も挙げていますが、確かに『皇帝のかぎ煙草入れ』を彷彿とさせます。他2作の「殺意」シリーズとは趣が違うかも?

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    2012年07月26日
  • 三幕の殺意

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    携帯電話って、ミステリの世界では無粋な存在でしかないよね。というわけで、今作はそんな無粋な横槍の心配がない古き良き昭和40年代が舞台です。電話線一本切れば外界との連絡が取れなくなる雪の山荘…最高~(^з^)むふ

    アリバイ崩しはミステリのトリックの中ではあまり好きなものではないのですが、今作に関しては見るのが煩わしい時刻表もなく、分かりやすい時間系列と分かりやすい容疑者達の行動のお陰でいつもよりとっつきやすかったのが良かったな~( ^ ^ )

    ラスト三行の衝撃!みたいな帯がありましたが、そこらへんはあまり期待せずに読んだ方が良いです。十中八九、皆さんの期待してる裏切り方じゃない、だけどあまり

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    2012年06月29日