渡辺明夫のレビュー一覧

  • 続・終物語
    続き。

    読んでみようと思ったSF。
    たった1つの冴えたやり方
    目は無慈悲な夜の女王
    アンドロイドは電気羊の夢を見るか※既読

    オズマ問題
    異星人に左右を正しく伝えられるか

    ジャメブ
    見慣れたはずのものが未知に見えるもの。
    逆のデジャブは、未知を既知と認識してしまうこと。

    出来杉君と結婚できたは...続きを読む
  • 暦物語
    シミュラクラ現象を題材にしたものが多かった印象。人間は顔らしいものを見れば、それを顔のように見てしまうってもの。3つの点が集まった図形を人の顔のように捉えてしまうこと。

    好きな言い回しは以下。
    ・正直、僕には絵心がないんだ。意外に思うかもしれないけどね。
    ・エロい人を見て、武天老師さまから、強さを...続きを読む
  • 偽物語(上)
    年末年始、アニメがabematvで一挙放送されるということで、久しぶりに「物語」シリーズを読んでみました。

    今回は化物語のその後、阿良々木の妹たち、ファイヤーシスターズのお話。

    やっぱり西尾維新の言葉遊びはすんごいなー、とただただ感心しました。
    どこから浮かんでくるのか凡人にはさっぱりですが、そ...続きを読む
  • 業物語
    面白かった。全部が一人称で綴られている。
    言葉のテンポがいいのでサクサク読めるが、多少くどいので、読んだ量の割にはストーリーが進まないので結果的にテンポがいいんだかそうでないんだかよくわからない。

    忍野忍の生い立ち、阿良木火憐の自分探し、それぞれオチが意外で面白かった。
  • 撫物語
    撫子ちゃんの物語。
    オフシーズンに入りなんじゃそりゃ?と言う低い期待と裏腹になかなかに面白いんだけど、本作も撫子ちゃんの成長?した姿が垣間見れます。
    登場人物の中でも色々と心配な子だったのでこんな形でも終わらせてもらってホッと一安心。
    どこまで続くのかはわからないけどこれくらいのクオリティを維持して...続きを読む
  • 花物語
    思ったよりも神原の語り口が真面目だった。真面目なのはいいことだが、もう少し笑いの要素が欲しかったように思う。
  • 業物語
    前作より話としては面白かった。特に忍ちゃんの過去が分かったのは展開として面白い。元は人間だった、そして吸血鬼となった経緯までの悲しいお話。また羽川の忍野を探す道中でのドイツのお話も良かった。
    面白くないのは「かれんオウガ」だった。これ、いる?
  • 業物語
    キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(最早あっているかどうかも疑わしい)の、過去の話が読めて良かった。まさかそんな経歴だとは…今はただの金髪ロリ幼女なのに…。

    その他ファイヤーシスターズの火憐ちゃんの修行やら、羽川さんの海外での活躍やらがぎゅっと詰まった一冊で楽しく読めました。こ...続きを読む
  • 業物語
    <物語>シリーズのサイドストーリー集なので、本編を少しでも読んでいない人には、ちんぷんかんぷんだろう。

    キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(忍野忍)が吸血鬼となった誕生譚、阿良々木暦の妹火憐の冒険譚他一遍。

    最終話のみ小説としてそれなりの体裁を持っているが、読み解くには相当の...続きを読む
  • 終物語 (下)
    本編最終話。
    オープニングからのシークエンスでもう満足。(^^;
    これまた最初からうるっときた感じです。(^^;
    すべての謎が解ける、ということでもありませんが、登場人物それぞれについて一定の結論が出たという感じ。
    西尾にしてはしあわせな話だったと言っても良いでしょう。
    残った謎とかあれこれは、次が...続きを読む
  • 終物語 (上)
    割と早い時期の話。
    扇のいやらしさと、暦の過去のあれこれが描かれています。
    新キャラが出てきますが、これまたこじれていて西尾らしいと言いましょうか。(^^;
    ここに至って、暦の性格のコアがわかる感じです。
    ま、時系列にあれこれある前なので、ここまで老成した感じで良かったのかと思うところもありますが。...続きを読む
  • 続・終物語
    拾遺。
    前半ある程度までの読みづらさよ。(^^;
    全体的に懐かしい感じがする話でしたね。
    もう一度会いたいキャラクターがそのままではないまでも、出てくる感じ。
    暦自身の事件って久しぶりなんじゃないかな。
    老倉のしあわせな様子が読めて嬉しかったです。(^^
  • 愚物語
    ここからは外伝的な構成になるのかな?
    暦は出てこないので、活躍を期待していた人は残念かも。
    怪異が出てこない話もあり、シリーズとしては新鮮な感じがしますね。
    次巻は誰にスポットが当たるか楽しみ。
  • 終物語 (中)
    挿話的な。
    忍エピソードのまとめみたいな話でしたね。
    過去の話はあまり明るくならないのがお約束ですが、この話も最後はちょっとうるっとくる感じ。
    忍の性格なら、自然なオチですね。
  • 傾物語
    夏休みの宿題のためにタイムスリップ。しかしそこはパラレルワールドに!!ドラえもんネタ多いね 二人の絆は強い!
  • 業物語
    このOFF SEASONは化物語シリーズの、作者の未練と思える。それにしても、うつくし姫は遊び過ぎ。忍ちゃんのイメージが変わりすぎる。描写もきついし、ユーモアも言葉遊びレベル。結局は、最後の一言の為の内容なんだろうなぁ~森博司パターン(笑)
    火憐のストーリーも忍ちゃんを絡ませながら、最後のページの為...続きを読む
  • 業物語
    童話というには酷な内容から始まり、最後までどうにも救いが無いような話が続いたな。
    会話劇の妙も弱めで、他の作品とは違う感じの面白さがあった。
  • 愚物語
    物語シリーズで、阿良々木暦以外を主人公にした外伝集。中では、暗くてひねくれたネガティブキャラが躍動する「そだちフィアスコ」が面白かった。余弦、月火、真宵が活躍するお話もロリキャラ総登場がうれしい。
  • 愚物語
    全く・・最終編の筈だった終物語すら続編を書いて、ファイナルシーズンの後にオフシーズンですか・・最終とは信じてなかったけど、ここまで露骨とは(笑)ただ、さすがに本編には影響ないようで、今までの登場人物のエピソードってとこ・・これって、いくらでも続けられるのでは(^^;
    ともあれ、阿良々木と戦場ヶ原が登...続きを読む
  • 続・終物語
    「終物語」の後日談のようで、暦が反転した鏡の世界に迷い込むストーリーだった。
    原因は、暦の高校生活に対する心残りで、最後にはやっぱり扇が出てきた。
    扇は暦の分身であり相棒で、そんなに悪役っぽさはなかった。
    鏡の世界に迷い込んだのではなく、吸血鬼能力を持つ暦が、鏡の世界を引っ張ってきたものだった。
    ...続きを読む