渡辺明夫のレビュー一覧

  • 暦物語
    アニメを見てしまったので、ほとんど飛ばし読みになってしまったが、数編の小ネタと終物語下に繋げる物語だった。しかし延々と続く言葉遊びにはちょっと辟易としてきたが、まだ外伝が出ているらしく読むか読まないか迷うところだ。
  • 続・終物語
    裏面で鏡の物語で、ついでに裏側であったりするなど、仕掛けは面白かった。本当に、ここで終わっておいて良いのでは。
  • 撫物語
    漫画家になるために「1万時間の法則」を追い求めた、撫子が現代っぽく(?)効率的に1万時間を追い求めた結果、分身を作ってその分身にしっぺ返しを食らうという話。
    撫子が分身(精神)1人1人と向き合う様子が凄く良かった。
  • 業物語
    1.忍ちゃん=アンダーブレード⇒うつくし姫=ローラ姫が吸血鬼になった時の物語
    2.かれんの免許皆伝三山踏破の道中のお話(これも忍がフォローする)
    3.つばさのドイツでの対双子の吸血鬼のお話(ドラマツルギーが出てくる)
    3話のうち一応なんらかの形ですべて吸血鬼がからむ(ちょっと無理がある感あるけど・・...続きを読む
  • 撫物語
    最後の撫子ちゃんとおと撫子のやり取りはほろっときました。紆余曲折有りすぎたと言っても過言ではない撫子ちゃんがこうして自分を得たというのを読めるのは嬉しいかぎり。
  • 愚物語
    cons

    ・物語としては楽しめたのだが、本編のストーリーにまったく影響しない場所をなんとかひねり出して無理やり作話している印象も強く、ちょっと蛇足なのでは感は終始拭えなかった。
    ・老倉育の話はなんか描写がくどくてページ数ばかり多いのが辛かった。ケータイの暗証番号に誕生日を入れて試すだけで4ページぐ...続きを読む
  • 終物語 (下)
    扇ちゃんも八久寺ちゃんも神原さんも戦場ヶ原さんも
    斧乃木ちゃんもシスターズもがえんさんまで含めても
    女の子みんな魅力的。
    終物語までのシリーズを知ってればもっと面白いだろうに・・読んでないのが悔やまれる。
    なかでも羽川さん最強だなあ。
  • 終物語 (中)
    これ上巻とおなじ時間軸?!と
    疑うくらいの事件性・・
    でも多分こっちが本流なんだよね?
    慣れてしまえばこういう方向のが読みやすいかも。
  • 暦物語
    阿良々木ハーレムの個人面談。
    最終的には終物語に続いていく形でした。
    やっぱり戦場ヶ原さんは尖ってる方が面白いなーとしみじみ(笑)
  • 結物語
    物語シリーズとしては小粒な話。老倉がいい感じの味出していてちょっと好き。八九寺との会話がなかったのが寂しかった。
    ところでこのシリーズ、これで本当に終わらすんだよね?いい加減本当、ちゃんと終わらせてほしいよ
  • 業物語
    「うつくし姫」
    「あせろらボナペティ」
    「かれんオウガ」
    「つばさスリーピング」
    の4話。
    600年ほど前、今はもう滅びた国に『うつくし姫』と呼ばれる女の子がいました。その美しさに誰もが命をささげ、彼女が歩く道は死体の山となりました…。鉄血にして熱血に
    して冷血の吸血鬼誕生の瞬間が語られる。
  • 業物語
    物語シリーズ第20巻目、オフシーズン2巻目。

    「うつくし姫」
    「あせろらボナペティ」
    「かれんオウガ」
    「つばさスリーピング」
    の4話収録。
    といっても「うつくし姫」は「あせろらボナペティ」の前振り的超短編童話でした。
    今回も各ヒロインの第零話集ということで、ここから彼女たちの物語が拡散して続いて...続きを読む
  • 愚物語
    物語シリーズの19巻目、オフシーズンの1巻目。

    「そだちフィアスコ」
    「するがボーンヘッド」
    「つきひアンドゥ」
    の三話収録。
    すべてが第零話ということでこれまでの物語の各ヒロインのその後を描いていてファンの要望を満たしていると思います。
    特に育の物語は、怪異とは関係のないひねた転校生がクラストラ...続きを読む
  • 憑物語
    今までのツケを払う展開の物語。
    目覚まし時計の件とか、風呂の件とか、ちょっと長い。無駄に長すぎ。
    火憐ちゃんの常識じゃなくて非常識で考えろっていうセリフがすごく好き。
    余接ちゃんも、今までドラえもんみたいな存在で見ていたけど、かわいいなと。
    誰かの思惑にはまらないラストで、続きが楽しみ。
  • 撫物語
    ファイナルシーズンと称して「終物語」上中下3冊やった後に「続終物語」と粘ったあげく、オフシーズンという完結する気のない分の2冊目。可愛さで売ってた撫子ちゃんのイメージチェンジは凄まじかったけど、後日での分身?式神騒動。惰性で読んでるけど、けっこう面白かった。本編が終わっての遊びだからだろうなぁ~なん...続きを読む
  • 猫物語 (白)
    前作「黒」から話は現在に戻る。阿良々木不在の中、羽川が直面する怪異とは。

    今回は語り部が羽川さん。阿良々木くんのふざけた小話が聞けないのはちょっと残念ですが、かなりきっちりした語りは新鮮。
    この「白」から新たな物語が展開されていくのが、一気に読むとよくわかります。

    まだ消化しきれていないブラック...続きを読む
  • 鬼物語
    突如謎の「くらやみ」に追われる阿良々木暦たち。
    「くらやみ」の正体とは一体。

    急に出てきた「くらやみ」や忍のちょっと長い話に少しばかりイライラ。
    おまけに八九寺が。
    阿良々木くんが語り部に復帰し、久しぶりにいつもの物語といった感じでしが、やはり物語もどんどん変わっていくなあという寂しさの方が印象に...続きを読む
  • 猫物語 (黒)
    今までも何度かチラつかせていたゴールデンウィークの話。

    冒頭から時系列を無視した掛け合いが続き、いい意味で相変わらず。
    肝心のブラック羽川との対決はややあっさり気味なような気もしますが、前作で散々バトルしてましたし案外ちょうどいいのかな。
    とはいえ、もちろん阿良々木くんは酷い目にあってますが(笑)
  • 憑物語
    うーん。兄と妹の関係が気持ち悪いなーでも楽しいなーって感じた。
    あと何かを得るための対価って考え方も、ごもっとも。
    そりゃ何も犠牲にせず、全てを手に入れることなんてできないよね。知識を得るにも、その分時間を犠牲にしているし、体力を犠牲にしているし。

    ラッダイト運動…機械使用の普及により、失業のおそ...続きを読む
  • 終物語 (下)
    最終巻。

    正しさ、正義とは。

    正しいことをすることか。
    間違ったことを正すことか。

    ただ、正しさというのは、宗教によっても、親から受けてきた考え方によっても変わるもの。

    押し付けることもできないものだと思う。

    だから、後で間違いだったということも起こるのだろうし、正しいと思っていたことが間...続きを読む