篠原信のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ部下に考えて行動してもらうためには、基本的には答えを教えずに「自分でも考えられた!それが認められた!」という成功体験を積ませることだ。という基本方針の本。
しかしながら本書の前提が主君と家臣であったり、教授と学生の関係であったり、上司が部下よりも絶対的に正しい答えを持ち合わせていているから余裕を持って部下を見れるスタンスで書かれていることで少し共感を得にくい内容も見受けられる。
実際の企業の上司は管轄領域が多岐にわたることも多く、部下との信頼関係が浅いことも多いと考えられる。そして部下に一定時間成果なしに考えてもらうことよりも、成果を重視し指示してしまうことを選びがちになってしまうケースが -
Posted by ブクログ
この作者自身が「思枠」にとても縛られてる人という印象。同じように苦しんでたりする人にとってはいいのかも、、私には合わなかった。ただ過去のいろんな有名エピソードを持ってきて作者の考える思枠というのを当てはめているかんじ、
〈途中メモ〉
『空気の研究』の山本七平氏→明治頃までの日本人は空気を読むのを恥としており、いかに「水を差す」か意識していた。→なぜ空気を重んじるようになったか、著者は軍隊での「鉄拳制裁」が原因ではないかと考えている。
若干文章が読みにくい。
初めの導入部分で「思惑」という言葉の言葉遊びをしてるのだけど、よくわからなくて、おそらく作者の造語の「思枠/オモワク」という言葉あ -
Posted by ブクログ
「上司の仕事は部下が仕事をしやすいようにお膳立てする雑用係」
この一言に尽きるのだけど、部下からは認めてもらわないと多少やりにくいので、最初に部下ができないことをちゃんとやることも大事(全てにおいて部下を超える必要はもちろんないと思う)
以下メモ・・・・・・
目立つ功績だけを評価するのではなく 、 「まさかこんなところまで評価してくれるとは 」と感動させるところ 、 「そんなにも私のことを理解してくれていたのか 」と感動させるところ 、そうしたところが劉邦にはあったのだろう 。
上司の仕事は、部下が持っている潜在能力をできる限り引き出し仕事上で発揮してもらうこと
そのための雑用をこなし