感情タグBEST3
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とても読みやすく書かれている。
ダメだと思いながらも子どもにやってしまう、良くない声かけや態度。
私はきかれたことに対してすぐに直線的な回答を与え、揺らぎを許さないタイプなのではないか。
もっと子の間違いや勘違いを楽しみ、フラフラと遠回りさせ、フフフと影から観察する余裕を持ちたい。私の不安を消すためじゃなく、本人の学びなのだからね。
尋ねられる→答えるの応酬では、結果的に本人は何も学んでいない。
自分に置き換えればわかる。誰かが正解として提示してくれたら安心。でもまた何かあれば、訊いて安心したくなってしまうだろう。
自分で考えるとしんどいし、よくわからん。
でも、「こういうことか?!」と何かをひらめいた時の喜びに勝る学びはなさそうだ。
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子どもの目線に立って、先回りしすぎない、子どもに訊いてみる、五感を働かせてやらせてみる大切さが書いてある。
子どもは親の背中見て育つよなあというのを分かりやすく、かつ大人を責める文章ではなくユーモラスたっぷりに書いてくれている。
篠原さんの本は他のも読みたくなりました!
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塾を主宰したり、子育て相談をしたりする中で筆者が得た“こうすると子どもは伸びるのではないか”という方法を、惜しげもなく書いてくれています。
私は普段から子どもと多く関わる職業に就いていますが、「なるほど」と深く納得させられました。
この本には、押し付けがましいことや、全ての子に画一的に当てはめられるようなことは書いてありません。
いわゆるハウツー本ではなく、どちらかというと、親側の「心構え」に近い内容です。
子ども自身が考え、動き、成長していくために、大人側がどう土台を整えてあげるのか。
そのような関わり方のヒントがたくさん載っていました。
とても素敵な本でした。
手元に置いて何度も再読したいと思います。
Posted by ブクログ
新しい視点でした。
よく観察して、その子に合った声かけを探し、言いたくなる気持ちを飲み込む(笑)。
子育てしていて、子どもを「待つ」って案外難しいなと思いましたし、大切な事だと思わせてくれました。
職場教育にも活きそうです。
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著者の本職は「研究者」。独自の観察力からくる子供の特性に合わせた「おもしろい」対処法が書かれていています。長男に試してみたら効果抜群。やる気の育て方に興味がある人はぜひオススメ
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子育てというだけでなく、学校現場で行われる教育についても考えさせられる内容だった。考えさせられる、と言っても非常に具体的なエピソードや、様々な文献の引用などがあり知識量のすごさに驚いた。それを少しでも多く吸収しようと目を凝らして読んだ。「おわりに」を読んだ後、なんだか目頭が熱くなり、頭も心も読む前よりも成長できたと思える一冊だった。
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書店で手にとって、Q&A方式でどこから読んでも読みやすく、親なら誰でも感じる悩みに対する回答がどれも目から鱗で思わず引きこまれた。回答の通り実践してもうまくいくことばかりではないと思うが、自分では思いもしなかった視点を得られて助けられた思いがする。
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まず、著者の幅広い教養が印象に残る。
次に、子育ての本だが、部下育成にも通じるものがある、という発見。
どうしても親のエゴを押し付ける方向になってしまう子育てだが、伴走が大事なんだろう、と気づかされる。
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子育てのヒントになる本。
言葉の発達を促すにはどんな教え方がいいか
→目にしたものの実況中継がおすすめ
子と何を話したらいいか困ってしまう私。そうか、実況中継ならできそうだ。あまりお話をしなかったせいか言葉が遅かった娘。今からでも遅くないのではと思った。
子育てだけでなく、自分自身の生き方についても考えさせられた。
家事、交友(遊び)、運動、休息、課題(学習)の5つのバランスとメリハリが学習への集中力を高める。
親に恨み言を言うヒマがあったら自分でなんとかする。それが大人になるということです。(中略)自分を再構築するには、二つのコツがあります。己を知ること、そしてメモです。
章が大きくなるにつれて対象年齢も大きくなるので、数年ごとに読みたい本。
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子が中学生くらいになって思い悩むことがあった時に読むのに良い内容だったと思う。
うちのチビたちはまだ小さいので、10年後くらいにこの内容を思い出したながら実践できる部分は取り入れていきたい。
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例えば『子育て本は「目の付けどころ」を教えてもらう参考書と割り切る』と書いてあることだけでも、著者は誠実な人だなと感じることができる。
なんでも子どもより先回りしてやってしまわないというのはよく言われているけれど、わかっていてもついついこちらがイライラしたりめんどくさくなったりしてやってあげてしまいがち。著者の上から目線ではない語り口だと素直に「もっと待ってみよう」と思える。
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塾やってた研究者が書いた子育ての本。
Q&Aでいろんな相談に答えてる。
対象の子供の年齢は広め。いろんなタイプの子供を想定してる。
共感多め。実践できるかは自身ないけど、子供と同じように、自分も「観察」「推論」「仮設」「検証」「考察」しながら子育てしようと思った。
また、子育てで悩みが増えてきたら読み返してみよう。
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内容は主に小学生向きだったと思うが、前半部分は面白く読めた。特に第一章。「不思議」は学ぶ意欲の源泉。
そして、その子のことだけを考える時間や二人だけの秘密をつくり、きょうだい全員に公平に偏愛することが大事というのもしっくりきた。
言葉や知識を教え込むことよりも、豊かな体験をさせて本人の赴くままに実験をさせて、一番最後にその物事や事象の名前がインプットされるという流れが一番良いのだな。
後半は飛ばし読み。
Posted by ブクログ
子育てに悩みがある人も、部下や後輩への働き方で悩む人も、ヒントが得られる一冊。
Q&A方式なのでわかりやすく、興味があるところから読めるのも魅力。
子育てにおいて、いかに主体性を大事にしながら声かけをするのか悩んでいたけれど、
とても具体的に働き方の提案があって参考になった。
もちろん、あくまでも1つのアイディアであることを忘れてはいけないけれど。
著者がこの本を執筆するきっかけになった本が、部下との関わり方に関する本だったようで。
そちらも是非読みたい。
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色々書いてあるが、総じて子供ファーストで親は見守るということ。何でもかんでも子供に決めさせるということで、親が子供の意見を尊重してるということとは違う。待つ子育てが大事。
Posted by ブクログ
個人的に一年前からこうなるよ、と予告するっていうのは面白いなと思った。
反面、一年後にどうなりたいかを(どうなってほしい、どういう習慣をつけてほしいか)整理しておく必要性を感じた。
ひたすら待つ、自発的な行動や思考を促すというのはなかなか実践するのは難しいけれど意識してみたい。