吉田奈保子のレビュー一覧

  • 特捜部Q―自撮りする女たち―

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    シリーズ第七弾は多くの事件が複雑に絡み合い、カールたちは東奔西走大わらわ。そこへローセのヘヴィーな過去が切込んでくるというボリューミーな展開。

    事件の背景にあるのは福祉社会の暗部。加害者、被害者とも女性なので、同性故の共感できる部分もちらほら。両方の立場に立つと確かにどちらもムカつくよね。だからと言ってこういう手段に出る? 動機の部分で説得力に欠け、自撮り女たちの行動も無理矢理っぽい。

    完成度の高いシリーズなので面白く読める安定感はあるけれど、今回は複数の事件とローセの過去という別個のストーリーが並走しているように思えて、読書中はモヤモヤが強かった。

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    2018年04月08日
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―

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    作品紹介間違ってるだろ。
    しかしローセがかわいそうすぎることに…
    なんかいい奴になってきたゴードン含め
    チームの人ともっと触れ合ってほしい…
    けど、治りたい時や治る前に
    症状が悪化するという考えと期待!
    お話はローセ巻き込んだせいで
    いやいや、という展開になったけど
    デンマークの福祉とかその問題の
    カケラをちらっと垣間見れて面白い。
    ていうかデニス一家、最悪最強ですな…
    キャラと読みやすさで全巻読んだけど
    もう10年とはびっくり!

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    2018年03月14日
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―

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    ネタバレ

    シリーズ7作目。前作から少し間が開いていたので背景を思い出す必要があったことや、特に前半は結構重たいストーリーだったので読むのに時間がかかった。中盤からは徐々に面白くなっていった。今回はローセの過去が大きなウェイトを占めていて、ローセの謎が少しずつ解明。しかしながらカールやアサドの過去は今回は全くといっていいほど触れられず。次作に期待。

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    2018年02月27日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    テンポがいつもよりゆるくて、どっと疲れた。前作ではマルコという魅力的なキャラが物語を引っ張ったが、本作はそういう面はなし。カールの内面のツッコミがだんだん激しくなるな。報われない愛が起こした悲劇だった。

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    2016年02月13日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    シリーズ6作目。まずは開始から7年が経過している設定にびっくり。話は面白かったけれど、時々出てくるステープル事件、小出し過ぎて思い出すのに苦労する。真相はいつ?自作に期待。

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    2016年01月12日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    魅了する少女アルバーテ
    太陽のカリスマ、アドゥことフランク

    釘打ち事件は進展する
    ハーディは少し回復し車いすで飛び出すくらいに。

    カール、アサド、ローセ。
    セラピストの催眠術カウンセリングでそれぞれの心に秘めていた傷が揺り起こされる。
    カールは飛行機、アサドはサイードという名前で活動していたときのこと、ローセは父親と家族のこと。

    事件そのもののラストがすっきりしない。これは解決したのか? 始めから誘導されているようでその誘導も間違っている。
    アサドは大けがしているし、ローセは自傷してしまうし、カールはいとこから恐喝されていて上司のラース・ビャアンからも睨まれてしまうし。

    それにしても、

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    2018年10月15日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    第六弾。評価はやや甘め。

    特捜部Qに調査を断られた警官が退官式で自殺するという衝撃の幕開けは良かったが、全体的に長すぎ。新興宗教の導師を守ろうとする女性の異常な行動と視点は入れ替わりながら展開するが、退屈な中盤はそこそこ忍耐を強いられた。

    終盤の意外性でちょっと持ち直したけど、冗長な印象は拭えない。シリーズの中でも出来が悪い方なのでは? ストーリーがイマイチなのでキャラの魅力で読むしかない。前作が良すぎただけにホント残念。

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    2015年11月21日
  • 特捜部Q―檻の中の女―

    購入済み

    くそつまらん

    時間とかねのむだ

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    2020年01月25日