吉田奈保子のレビュー一覧

  • 特捜部Q―吊された少女―

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    カールとアサドとローセ、特捜部Qの個性的で有能な仲間。17年前の少女轢き逃げ事件を捜査していく。今回は特にカールとアサドの友情が胸熱である。

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    2016年11月02日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    このシリーズの難は、キャラがたちすぎてる事やと思う。だいぶこなれてきたし面白いんは間違いないんやけど。

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    2016年09月29日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    続巻が楽しみなシリーズ。個性豊かな登場人物の秘密もまだまだのこったまま。カールとアサドの関係にグッとくる。本筋の捜査のほうも小刻みな場面切り替えで飽きさせない。

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    2016年02月14日
  • 特捜部Q―檻の中の女―

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    北欧ミステリ。主役が分かりやすいヒーローではなく、やさぐれた訳ありくせ者の中年のおじさん。そしてワトソン役として存在感を出しているのがシリア系のアサド。今後のシリーズでアサドの過去や経歴も明らかになっていくようでし楽しみ。事件捜査中に銃撃に遭い、三人のうち自分を除く一人が死亡、一人が重傷で寝たきりとなる体験をして燃え尽きPTSDを負ったカールを持て余した上司が、政治家が突如作った「特捜部Q」という未解決事件を担当する特別部署のトップに任命、カールはしぶしぶながらも元来持っている正義感と刑事の素質、観察眼をもって難事件の見落とされ忘れられた手がかりを丁寧に追いかけ、真相に迫ってゆきます。シリアス

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    2021年02月18日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    ネタバレ

    大好きなシリーズの6作目。新しい人も加わり、常連の人たちは相変わらず個性的で楽しい。
    内容は、深い。毎回のこととはいえ一筋縄では行かないというか、後半かなり二転三転して急展開だった。みんな最後の方で色々あって心配!!
    最初の作品の事件もまだ展開中なのに、よく覚えていないのでまた1作目から読んだ方がいいのかも。

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    2016年01月17日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    ネタバレ

    すっかりおなじみの特捜部のメンバー、特にアサドが気になる。意外な犯人・・・はミステリの王道だが、犯罪者には生きて罪を償うべき義務がある。生の方が死よりも困難だとしても。
    それにしてもなぜ北欧の人名は覚えられないのか。男か女かもよくわからない。

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    2015年12月15日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    シリーズ6作目。主人公たちの関係性や、会話それ自体が面白く魅力になるのは、シリーズものの醍醐味だと思う。今作も、過去の事件とある時点でリンクするんだけども、ハラハラ、ドキドキする物語のスピード感はなかった。
    ***
    とにかくやりきれない結末。本当に人を信頼するとは、そして大切なひとを守るとはどういうことなんだろうとぼんやり考えたけれど、もちろんすぐに答えは出ない。こんな極端な事件にはならなくても、ほんの少しのボタンの掛け違えで取り返しのつかないことが起こってしまうのだ、ということを思い出した。

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    2015年12月08日
  • 特捜部Q―檻の中の女―

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    半分惰性で読んだ感じ。主人公は好きにならないし、物語の進行が分かりにくい感じ。2冊買ちゃったので一応読みますが!

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    2025年11月05日
  • 特捜部Q―檻の中の女―

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    初めて北欧ミステリーに挑戦。デンマークが舞台とのことで、人物や場所の名前の響きが新鮮。ハラハラしつつも、ラストに安堵。シリーズ物らしいので、これからカールはじめ登場人物達がどう育っていくのか気になります。

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    2025年05月30日
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―

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    【消えたローセに一体なにが起きたのか?】

    北欧ミステリーの人気シリーズ【特捜部Q】第7弾。
    今回のテーマはデンマークの社会福祉政策の闇だ。

    デンマークは社会福祉政策が充実しており、教育・医療・介護が無料であるほか、失業者への支援も手厚い。
    しかし、今作にでも出てくるような、狡猾に生活保護の不正受給をしたりする輩が存在する。
    そんな輩を対応しなければならない職員。
    そしてある日芽生えた殺意。

    また時を同じくして、特捜部Qの仲間であるローセの失踪を追うカール達。
    今作では、精神を病んでしまったローセの壮絶な過去が明かされるので、ローセ推しの方は必読だ。

    ローセ編は時に読むのが辛くなるほどで

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    2023年02月18日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    【カール 最大の危機迫る!?】

    北欧ミステリーの人気シリーズ【特捜部Q】第6弾。

    引退間際の警官からかかってきた一本の電話は、カールたちQのメンバーを十数年前に起きた異常な交通事故の捜査へと導いていく……

    前作の【知りすぎたマルコ】と違い、こんがらがった複雑な糸をひとつひとつ解いていくようなストーリーだった。
    展開もゆっくりめで、途中読みにくいエピソードもあったが、ラストの畳み掛けとどんでん返しはさすがである。

    轢き逃げ犯は全く想像していなかった人物だったので、散りばめられた伏線を探す為にも再読しようと思う。

    今作は新興宗教が事件に絡んでおり、ひとりの導師がキーマンとなっている。

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    2023年02月07日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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     愉快な3人の未解決事件担当刑事が繰り広げるデンマークの警察小説第6段です。

     前作のマルコ事件から3年が経った。今回は、デンマークの東、バルト海にあるボーンホルム島の警察官が自分の退官パーティで拳銃自殺した。カール、アサド、ローセのお笑いトリオならぬ刑事達は、現地に向かい自殺した警官ハーバーザートの息子に会いに行くと息子も自宅で手首を切って死んでいた。

     生前ハーバーザートは、17年前に自らが発見した少女が亡くなった未解決の交通事故に執着していた。

     カール御一行は、管轄外の島での捜査には訳がある。自殺した警官クレスチャン・ハーバーザートは命を絶つ前日に面識の無いカールに電話をし捜査協

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    2022年03月08日
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―

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    タイトル・・・ミスってない?
    今回はローセだと思うんだけど
    面白かったんだけど
    ちょっと物足りないかな

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    2021年09月08日
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―

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    コペンハーゲン警察が舞台のミステリー。老女殺人事件から、デンマーク社会の闇を背景とする若い女性の連続殺人、ローセの過去も絡み、多様な難事件が次々と立ちはだかる。殺伐とした中に、特捜部Qメンバーの優しさが垣間見られ、ホッとさせられる。

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    2021年09月05日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    コペンハーゲン警察が舞台のミステリー6作目。十数年前の少女の事故死の再調査を頼まれた特捜部Q。丁寧な捜査で、じわりじわりと犯人に近づく様に引き込まれ、長編ではあるが一気に読みたくなる。グロテスクな殺人シーンもあるが、カールとアサドの友情にホッとさせられる。

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    2021年09月05日
  • 特捜部Q―吊された少女―

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    シリーズ6作目。反目し合うこともありつつ基本的には良識のある上司だったヤコプスンから退職することを告げられただけでなく、後任がカールの天敵のようなビャアンで、前作でミイラと一緒に数日間監禁されるという猛烈な目に遭い、モーナとも別れ弱り目に祟り目のカール。10作で完結予定のシリーズ起承転結の転から結にかかる一作にあたるせいか、表題の事件だけでなく、シリーズを通して影を落としている2つの案件(カール自身が当事者として関わった釘打ち機の殺人と、おじの水死事故)もじわじわ展開しています。アサドの過去についての謎、ローセの心の傷、カール自身がPTSDを受けることになりいまだ正面から向き合う事も出来ないつ

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    2021年03月15日
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―

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    ちょっと繋がりが無理やりっぽく感じてしまった。
    結局、ローセの父親はただのクズってことでいいのかな。。
    最後のモーナも気になる!
    次回作いつだろ

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    2020年04月20日
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―

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    未解決事件を扱う<特捜部Q>シリーズ第七作。

    前作「吊るされた少女」事件から二年が経った2016年の設定。
    一番気になっていたアサドの親指の状態だが、やはり無事というわけにはいかなかったようだ。だがアサドも特捜部Qリーダーのカールも、内面の混乱はともかくとして表面上は日常を取り戻しているようだ。
    一方で前作の終盤から様子のおかしかったローセが、二年経った現在も仕事ができないほどの酷い精神状態に陥っている。そしてついには精神科に入院という事態で一時的に特捜部Qから離脱という状況だ。

    今回の作品は今までと構成を変え、現在進行形の事件と特捜部Q側とで並行していくスタイルを採っている。
    現在進行形

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    2020年09月17日
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―

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    福祉、虐待、善意、支配、搾取……
    事件とローサの過去が交錯する本作は、相対するような言葉が何度も胸を行き交う。
    簡単にひとは歪むし、こころを砕いて誰かに向きあうことを避ける。
    生きていくには愛とお金が必要で、片方では生きていけないのに、目に見えるものを先んじて傷つくし傷つける。
    自分も他人も等しく傷つけてどこへもいけない。

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    2020年08月18日
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―

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    4月-12。3.5点。
    特捜部Q。公園で老女が殺害される。今作では異例の現在の事件を捜査することに。
    連続するひき逃げ事件、関係者の繋がりが明らかになっていき。。
    安定した面白さ。デンマークの問題にも切り込んでいる。
    終盤は一気読み。

    次作にも期待。

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    2018年04月27日