倉島保美のレビュー一覧
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理系のための英語便利帳
イラスト完全図解
著:倉島 保美
著:榎本 智子
絵:黒木 博
ブルーバックス B1420
良書 ブルーバックス版の pictures dictionary
高校程度の科学技術用の単語をあつかっていて、適当な粒度でいい
oxfordにも、同様なものがあるが、日本語の解説や併記がある点では本書のほうが親切
網羅性でいくなら、oxford の方が上で、理系には特化していない
ばりばり覚えていくのではなく、あるジャンルで、用語について、あゝ、こういう風になっているのかという発見がありました。
多様な表現方法があるので、逆引きして確認するのをお勧めします
めずらしい -
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「相手のメンタルモデルを意識する事で伝わり方が10倍違う!」
メンタルモデルとは「人が頭の中に作る自分なりの理解の世界」
理解しやすい文書、伝わる話し方をするには、読み手や聞き手にメンタルモデルを作らせ、そのモデルを壊さぬ様に文章、話を展開しなければいけない。
人はある情報が入ってくると、その情報を自分なりに消化しようとします。その為に「これはこういう事だろう」と心の中に自分なりの世界を作ります。これがメンタルモデルです。
読み手、聞き手の理解深めるには「予測通りに文章、話を展開する事が大切」予測通りだとメンタルモデルが作りやすい。
メンタルモデルの概念を知れるだけでも必読の書です! -
Posted by ブクログ
この本では、論理的で分かりやすい文章が書ける「パラグラフ・ライティング」を紹介しています。
パラグラフ・ライティングとは、海外で使われているライティング法のことで、ビジネス文章やプレゼンなどに適した論理的で分かりやすい文章が書ける方法です。
私がこの本を読んで、とくに参考になったのは以下の2点です。
まず1点目は、伝えたい文章は詳細をごく短い文章で伝えられるものだということです。
文章は短すぎても詳細が伝わりませんし、逆に詳細を伝えようと長文を書いても回りくどいため読み手が途中で離脱してしまう恐れもあります。
なので、なるべく短い文章で詳細を全て伝えることが大切だといえます。
そして2点 -
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パラグラフ・ライティングのhow-to本である。
パラグラフ・ライティングとは,
論理的な文章を書くための世界標準の技法である。
何故,日本の学校教育では,パラグラフ・ライティングが重要視されず,
欧米の学校教育では重要視されているのだろうか。
その答えは,国民の同一性に違いである――と思う。
日本は国民の同一性が高く,欧米は低い。
日本は島国あり人の往来が少なく,
欧米は陸続きで人の往来が多いからである。
同一性が高ければ,腹芸でもって多くを語らずに
コミュニケーションをとることができる。
更には,分かりきっていることを敢えて口に出すことは
野暮ったいことだと憚れる。
逆に,同一性 -
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論理が伝わる「書く技術」を読むことで得られるメリットは3つあります
・パラグラフで書く技術を学べる
・相手に伝わる文章が書ける
・書いている本人の理解が深まる
パラグラフで書く技術(パラグラフ・ライティング)を学べるのがこの本の目的です
パラグラフはレポートや論文のような論理的な文章に適した考え方
そのパラグラフ・ライティングとは論理的な文章を書くための世界標準の書き方です
相手に伝わる文章が書ける理由は文章の形式が統一されていて見た目にも美しいロジカルな文章に整うからです
これは著書全体で構成が同じで反復練習しているような感覚です
書いている本人の理解が深まるのは伝えるために自分で考 -
Posted by ブクログ
分かりやすく、具体例や実践も豊富でした。
イメージ図も分かりやすく、頭にはいってきやすかった。
【ネクストアクション:文章を書くときに工夫する】
総論→各論の順番で書いていきます。
特に総論には特に重要な情報を簡潔に伝えるようにします。(本書でも総論には力をいれましょうと記載あり。)
また、具体例やデータ等の詳細は各論にゆだねます。ただし、要約文の活用も行い、既存から未知の情報を読み手に分かりやすく伝える工夫をします。
最後に大事なことはいかに短く、かつ、簡潔に書くことを意識します。長く書く=良いというわけではない。キーポイントは、1文1情報と伝えたい情報は前に書く。以上!
【余談: -
Posted by ブクログ
ビジネス文書の前提として、「そもそも読みたくないが、情報共有のために仕方なく読むもの」と本文にあったのが、ストンと腑に落ちた。確かにそのとおり。
読みたくないものだから、わかりやすく書いていないと見落とし・誤解などが発生する。
では、読みたくない人に情報を伝えるために、どうすればいいのか?
情報を伝えるためのポイントがいくつか書いてあるが、その中で私が特にできていないのは、既知の情報から未知の情報につなげることだと思った。
話があちこちに飛んで、自分でも何を言いたいのか迷子になってしまうのだ。
文章を書いた後、既知の情報から未知の情報の構造になっているか、確認したい。