【感想・ネタバレ】論理が伝わる 世界標準の「書く技術」のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2016年06月02日

この本では、論理的で分かりやすい文章が書ける「パラグラフ・ライティング」を紹介しています。
パラグラフ・ライティングとは、海外で使われているライティング法のことで、ビジネス文章やプレゼンなどに適した論理的で分かりやすい文章が書ける方法です。

私がこの本を読んで、とくに参考になったのは以下の2点です...続きを読む

まず1点目は、伝えたい文章は詳細をごく短い文章で伝えられるものだということです。
文章は短すぎても詳細が伝わりませんし、逆に詳細を伝えようと長文を書いても回りくどいため読み手が途中で離脱してしまう恐れもあります。
なので、なるべく短い文章で詳細を全て伝えることが大切だといえます。

そして2点目は、パラグラフの文頭に既知の情報をもってくるということです。
既知の情報を再度掲載すると少しくどく感じますが、既知から未知のパラグラフへとつなぐ場合でも、文頭に既知の情報を載せるだけで、そのパラグラフ自体が未知の情報であってもスムーズに伝えられるというのは目からウロコでした。

これら2点のように、この本の教えを守れば、論理が伝わる分かりやすい文章が書けるのではないかなと思います。

1

Posted by ブクログ 2023年12月27日

自分にとって有益な書籍だった。
ロジカルな文章を記述するために重要なことが丁寧にまとめられていた。

具体的には以下を学んだ。

・一文一意、1ブロック1命題にする
・ブロックの1文目に結論を書く
 →理解が十分なら読み飛ばせる
 →「誰でも速読できる」文章を意識する

他にもいろいろあるが…
実践...続きを読むの際にリファレンスにしながら身に着けていきたい。

0

Posted by ブクログ 2022年05月19日

海外では学生時代に学ぶ論理的文章の書き方について、パラグラフ・ライティングを用いて解説。

論文執筆、原稿、スライド作りなど、論理的説明が求められる際に、論理的思考から伝わる文章へ転換するのに重要なヒントが記されている。

執筆時には毎回確認したい書籍

0
購入済み

2021年10月04日

これまで論文やビジネス書の書き方は授業等で習ったことは全くなく、教師や先輩の文章を見様見真似で何となく書いていただけだったので、とても参考になりました。パラグラフを意識して書いたり読んだりすることで、漠然と見ていた文章の構成を意識して見ることが出来るようになりました。

#タメになる

0

Posted by ブクログ 2021年04月03日

パラグラフライティング、読みやすい…。
読み飛ばしができるって実はめちゃくちゃ大事なんだなと。。
いつも、大事なところを読み飛ばしてしまわないか不安で全部読んでいた。
そうすることによって、知りたいところから別の情報を読んで思考が散って、理解に苦しんでいたのに気づいた。。

この本を読んだ後に、パラ...続きを読むグラフライティングで書かれていない実用書を読むと結構辛かった。。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年04月03日

[感想]
上司に文章が技術文書の書き方がよくないと言われたので購入。研究職時代に論文も書いていたのである程度の自信はあったが、とても勉強になった。ただ、実践するとなると難しい。試しに本書の概要を下に書いてみたが、いまいちうまく書けた気がしない。ひとまず、上司にはだいぶよくなったと言われたので、効果は...続きを読む出ていると思う。

個人的に印象的だったのは、メンタルモデルの話(人は先を予測しながら読むので、予測しやすく書き、予測の通りに話を続ける)、同じ内容の文を何度も登場させるという話(各章の総論は、各節の総論のまとめ。各節の総論は、各パラグラフの要約文のまとめ。各パラグラフの要約文は、そのパラグラフ自体の要約)。

[概要]
ただ時系列順に起こったことを書くと、文章を最後まで読まないと内容が把握できないため、忙しいときには適切ではない。そこで最初に総論・要約を書き、続いて補足情報を書くようにすることで、最初だけ見ればその続きが予測できる。続く補足情報も、先を予測しやすく書くことで、読み手が不要と思えばいつでも飛ばし読みができる。忙しいビジネスパーソンには、このように素早く必要な情報だけを取り出せる文章が適切である。

文のまとまりごとに総論・要約を書くことで、読み手は先の展開を予測し、読む・読まないの判断ができる。具体的には、章の最初の節はその章の総論、節の最初のパラグラフはその節の総論、パラグラフの最初の文は要約文とする。総論・要約文の次に、補足情報が続くが、読み手は総論・要約文を見て不要と判断すれば読み飛ばせば良い。

総論・要約文に続いて補足情報を足していくが、読み手が続きを予測し、いつでも飛ばし読みできるようにする。具体的には、既知の情報から未知の情報に繋がるように書く。自然と書けばそうなるはずだが、書き手にとって未知の情報などないため、意識的に既知 > 未知の流れで書くよう努める。

0

Posted by ブクログ 2013年05月02日

パラグラフ・ライティングのhow-to本である。

パラグラフ・ライティングとは,
論理的な文章を書くための世界標準の技法である。

何故,日本の学校教育では,パラグラフ・ライティングが重要視されず,
欧米の学校教育では重要視されているのだろうか。

その答えは,国民の同一性に違いである――と思う。...続きを読む
日本は国民の同一性が高く,欧米は低い。
日本は島国あり人の往来が少なく,
欧米は陸続きで人の往来が多いからである。

同一性が高ければ,腹芸でもって多くを語らずに
コミュニケーションをとることができる。
更には,分かりきっていることを敢えて口に出すことは
野暮ったいことだと憚れる。

逆に,同一性が低ければ,
腹芸でコミュニケーションをとることができずに,
必然と,多くを語りコミュニケーションをとることになる。

したがって,日本の学校教育では
パラグラフ・ライティングが重要視されず,
欧米の学校教育では重要視されることになる。

日本においても,パラグラフ・ライティングの重要性は増してきている。
グローバル化やインターネットの普及により,
同一性の低い外国人とコミュニケーションをとる機会が
多くなっているからだ。

日本人同士の腹芸的な乗りでは,
外国人と上手くコミュニケーションを取ることができない。

本書を読むことにより,パラグラフ・ライティングの基本的なことを
マスターできると思う――しかも,本書は良書である。

基本的なことをマスターしたら,
あとはひたすら文章を書き続けることが大切である。

0

Posted by ブクログ 2013年05月01日

パラグラフ・ライティングの入門書である。このスキルはぜひ身につけたいので、非常に興味深く読んだ。大変分かりやすく、参考になる。
筆者にお会いしたことがあるが、ちょっと求道家っぽい感じがする方だった。良い本を出されたと思う。

0

Posted by ブクログ 2013年04月19日

論理が伝わる「書く技術」を読むことで得られるメリットは3つあります

・パラグラフで書く技術を学べる
・相手に伝わる文章が書ける
・書いている本人の理解が深まる

パラグラフで書く技術(パラグラフ・ライティング)を学べるのがこの本の目的です
パラグラフはレポートや論文のような論理的な文章に適した考え...続きを読む
そのパラグラフ・ライティングとは論理的な文章を書くための世界標準の書き方です

相手に伝わる文章が書ける理由は文章の形式が統一されていて見た目にも美しいロジカルな文章に整うからです
これは著書全体で構成が同じで反復練習しているような感覚です

書いている本人の理解が深まるのは伝えるために自分で考えを整理して編集した文章を発信しているからです
要約文で始めるポイントやコツ…書くためのテクニックが満載で読むだけで一定以上のレベルの伝わる文章を書けるのではないでしょうか

どうでしょうか
この本で紹介されているメソッドでレビューを書いてみました
これは論理的な文章の手法なので主張型のブログやビジネス文章には適しているでしょう
ストーリー型や直感型のブログや日記では参考にはなりますが真似すると全体的にクールな印象になりすぎるリスクもあるので使い方が大事ですね

0

Posted by ブクログ 2013年02月03日

「パラグラフ」について詳細に記載された良書。
要約文→補足文の流れや既知情報→未知情報の順番など参考になった。

0

Posted by ブクログ 2017年08月01日

同じ著者の『論理が伝わる世界標準のプレゼンの技術』を読んだ。
少なくともそれ以来、スライドの作り方が劇的に変わったと思う。
そんなこともあって、本書にもチャレンジした。
本書はパラグラフ・ライティングの指南書。

冒頭のパラグラフは、文書全体の総論。
各パラグラフの冒頭文(そのパラグラフの要約文でも...続きを読むある)をによって構成される。

各パラグラフは、要約文に続き、補足情報を示す。
補足情報とは、用語の定義やなぜそう主張できるか、そして重要性を書く。
コツとしては、要約文は具体的に書くことだそうだ。
つまり、「〇〇の有用性を挙げる」ではなく、「〇〇の有用性として、AとBを挙げる」とするのがよいとのこと。

パラグラフのつなぎ方には、問題の背景、分析、解決策というような、論理の流れがある「縦のつながり」と、同列の要素が並行的に並ぶ「横のつながり」があるとのこと。
一文一内容で文を書くのだが、既知から未知の内容へとつなぐべし、ということだった。

パラグラフ・ライティングの本ってありそうでなかなかない。
具体的なイメージが大分わかった。

要約文は具体的に書くのが難しそうだ。
事前によく構想を練っておかなくては無理だろう。

ロジカル・ライティングの方法は具体的に伝わってくるけれど、どのような内容が論理的なのか、つまり、ロジカル・シンキングには踏み込むことがない。
そのために、この本はすっきりしてわかりやすい。
ある程度書くべき内容と型が決まっている文書向きの方法論という気がしないでもない。
あとは実践あるのみ。

1

Posted by ブクログ 2023年10月20日

いや懐かしすぎる…
学生時代にこの本を一冊まるっと学ぶ授業があったなぁ…1単位科目だったなぁ…
レポートを書くときにできるだけこの本で言われている書き方に則ってくれ。読みやすいから。と教授に言われてみんな嫌々守っていたけど、
先に概略から述べること、強調のポジション、一つのパラグラフでは一つのトピッ...続きを読むクだけ、など、
無意識だと抜け落ちがちな読みやすくするルールがいくつも載っていて確かに参考になっていた。
この書き方は「パラグラフ・ライティング」というそうだ。
改めて読んだら仕事でも多分に活かせそうだった。

0

Posted by ブクログ 2020年03月09日

パラグラフ・ライティングの基礎がイチからわかる本。パラグラフ・ライティングの手法で書かれているので、見た目からも分かりやすいし、それなりに知ってる人は速読も可能。文章を書いていて困ったときに、戻ってくると良い本だと思う。

0

Posted by ブクログ 2018年12月08日

パラグラフ・ライティングの入門書。本書自体もパラグラフ・ライティングのテクニックを使って書かれている。パラグラフ(段落)ごとの最初のセンテンスに大事なこと(主張や結論)を書き、あとは補足を書く。一つのパラグラフには一つのトピックを書くなど。
パラグラフ・ライティングについては、Udemy講座で既に入...続きを読む門していたので、むしろ本書はやや冗長に感じられました。ただ、演習や文章の改善例がたくさん載っているので、そのあたりを有効活用していきたいと思います。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年09月27日

流し読みした。
論理を気にした文章を書く術を学ぶのは結構大変なものです(私的には)。
暫くしたらこの本の術を再読して身につけていきたい。

0

Posted by ブクログ 2014年11月29日

学問として確立されているライティングの技法の一つで、ビジネスレポートや学会論文などで、相手に自分が伝えたいことを的確に伝えるための技法である「パラグラフ・ライティング」に関する入門書です。

本書では「パラグラフ・ライティング」を「世界標準」とまで言っています。それほど優れた技法なのでしょうか。

...続きを読む実は優れた技法であるから世界標準であるとは、本書でも言っていません。本書でパラグラフ・ライティングを世界標準とまで言っている理由・根拠は、以下の2つです。
・学問として確立している分野の現時点における一つの結果であること。
・ビジネスや学会を前提とする場合、今のその中心は欧米であり、その欧米では学校の授業で学ぶほど当たり前に学ぶものであること

つまり、結果的に世界のデファクト・スタンダードとなっている技法を知らずに戦ってもいつまでたっても勝てない。そういう教育を受けた人を対象とするなら、その世界のデファクト・スタンダードは身につけておく必要があるということです。

技法そのものも、人に伝えるために文章を書く一つの方法として、身につけておいて損はないものだと感じます。しっかり自分のものにするために、本書で学んだことを常に意識して、実践とフィードバックを重ねて行きたいと思います。

0

Posted by ブクログ 2013年07月25日

言われてみれば、論文の構成もパラグラム・ライティングに準拠している。
当たり前のことのようだが、実践するには訓練が必要だろう。大学教育においてこれが教えられていないのが残念。

0

Posted by ブクログ 2013年02月04日

論理的な文章を作成する技術について、まさに、論理的に説明された本。
この本自体が、サンプルになっている。
あとは、実践してみるのみか。

0

Posted by ブクログ 2014年11月09日

パラグラフライティングについての詳細な指南書ですが、重複感があります。
この本自体がパラグラフライティングを用いて読み飛ばせるように書かれているので、基本的な書き方を理解したら各パラグラフ頭の要約文だけ読んでいけば十分ではないかと思います。

0

Posted by ブクログ 2022年06月02日

これでもかというほど「パラグラフで書く(=パラグラフ・ライティング)」ということをひたすら述べている本。本の中で提示されているパラグラフ・ライティングを、この本自体が実例として体現しているので言っていることは伝わりやすいと思う。技術としては知っておいた方がよいのだろうなと思う反面、「ロジックと認知心...続きを読む理学に基づいた〜」とか「認知心理学では〜」と書かれていることが、学生時代に認知心理学を学んだ身としては「ん?」とやや違和感を感じるところもあった印象。

0

Posted by ブクログ 2018年10月13日

ライティングのルールはきちんと学んだ方が良い。学生時代にやっておくのが理想だけど、今からでも遅くはないと思う。

0

Posted by ブクログ 2016年02月09日

ざっと読み。

ビジネス向けのライティング術なので息がつまるような感じ。

必要な情報をわかりやすくインパクトを持って印象深く伝えるには最適。

ただ面白くはない。

0

Posted by ブクログ 2015年06月28日

著者自身が書いていた通り、冗長の感は否めない。確かに飛ばし読みには最適っぽい。
うーん、僕はパラグラフライティングをまあそれなりに知っていたってことはあるけど、まったく初めての人にとってもやっぱ冗長である気はするなあ。

0

Posted by ブクログ 2013年04月29日

論理的でわかりやすい文章を書くためのルールをまとめてありわかりやすい。文章自体がルールに則って書かれているので納得性も高い。
バーバラ・ミントの「考える技術・書く技術」でロジックの構成の仕方を理解してから本書を読むと、スムーズに本書で指摘されているポイントがわかってよいかも。また、「考える技術・書く...続きを読む技術」では網羅されていない、長い文章の書き方の具体的な補足として理解できる。2冊で併読することをお勧めする。

0

Posted by ブクログ 2014年02月16日

1つの主張を4〜8文の固まりで表現して1パラグラフとし、文章を作る。各パラグラフの第一文は、パラグラフの要約とする。

0

「ビジネス・経済」ランキング