吉田桃子のレビュー一覧

  • 夜明けをつれてくる犬

    Posted by ブクログ

    愛犬を看取ったことがある人はみんな気持ち宝箱が開いてしまってしばらく涙が止まらないんじゃないだろうか。今は亡き歴代キャバリアたちの優しい温もりを思い出して恋しくてたまらない。

    0
    2024年07月04日
  • 推しトモ!

    Posted by ブクログ

    無趣味な主人公が「推し」を見つけ、それを通して友達ができ成長していく、かなり気持ちの良い物語。「推し」活することを完全なる是として語るわけではなく、自分が好きなものを見つけよう!という文脈なので、帯の、「推ししか勝たん!」は方向性がかなり違う気がする。しかし好きなものがないっていうのはなかなか苦しいよね。

    0
    2024年03月29日
  • 夜明けをつれてくる犬

    Posted by ブクログ

    犬と暮らすってそんなにいいことなのだなあ。アレルギーで動物が飼えないので絶対にできない経験。お花屋さんのお姉さんが優しすぎる。傷ついた分だけ、人の心の傷に気づくことができ、優しくできる、そんな人になりたいものです。美咲の家族もあたたかい。

    0
    2024年01月25日
  • ラブリィ!

    Posted by ブクログ

    本の題名やどピンクの表紙のイメージから
    女子度が高い恋バナなのかと勝手に想像していましたが、見事に期待を裏切ってくれて、面白かったです。

    中学生になると自分や人の外見が気になり始めます。

    自分の外見は相談しにくいことでもあれば、人は外見だけじゃないよと思うこともある。
    だけど、外見で判断してしまうこともある。

    誰しもが持っているよう微妙な気持ち、グレーゾーンが
    細かく書かれていたことに、作家さんの愛を感じました。

    そしてその悩みはいくつになっても、持っている人は多いから大人にもオススメしたい本だと思いました。

    0
    2021年11月25日
  • ばかみたいって言われてもいいよ3

    Posted by ブクログ

    最後まできゅんきゅん、
    あんづちゃんと詩音が可愛くて愛おしいのなんのって。

    初恋のエピソードと、
    文化祭、
    そして家族関係の決着。
    14歳なりの決心が描かれていて、
    とてもほっこり、しあわせな気持ちになりました。

    3巻目は立ち上がりが暗めなので
    どうなることかと思ったけど、
    最後の方は怒涛のきゅんきゅん攻撃でした。
    あー、幸せだった。


    この作者さん、福島県郡山市在住だそうで!
    わたしの地元で勝手に親近感。
    他の本も読んでみます

    0
    2021年05月19日
  • ばかみたいって言われてもいいよ1

    Posted by ブクログ

    表紙のイラストのかわいさ、
    タイトルの「ばかみたいって言われてもいいよ」というセンスのよさ、天才。

    おしゃれが好きな主人公が、
    田舎で暮らすことになる…
    というありがちな設定だれけど、これがまあ面白い。

    うじうじ悩んでるかと思えば
    ばちっ!と思ったことを言ってしまったり、
    ちょっと矛盾して感じるところも、思春期ぽいなあと。

    きっときっと、お隣の家の彼とは恋に落ちるのだろうし、わかりきっているのにワクワクする、
    最高なYA小説でした。はー、すぐに続き読も。

    0
    2021年04月19日
  • moja

    Posted by ブクログ

    中2の主人公と同じ年頃の娘がいるので、面白かった!
    数十分でさらりと読める軽い読み物だったけれど、読んで良かった。
    家族も周りの子どもたちも、本当はみんな色々考えていて、根本はみんないい人なのが良かった。

    0
    2019年10月03日
  • ラブリィ!

    Posted by ブクログ

    多くの人が見た目を気にしていて、それは思春期であればなおのこと。
    主人公・拓郎は自分が撮った映画でコンクールで念願の賞を取る。
    喜ぶ拓郎だが、ふたを開けてみれば審査員に褒められているのは主演を飾ったクラスメートの涼子。涼子は、みんなからブスだとバカにされている女子なのだが、拓郎は映画にぴったりだと思い主演に抜擢したのだ。しかし、涼子が主演だということは外部には秘密だったため、拓郎はこれを機会に秘密がバレるかもしれないと焦り出す。

    なんとか秘密を守ろうとする拓郎。それは、たまたまクラスメートから涼子を守る行動にもなっていって、その偶然が読んでいて面白い。

    さらに、この出来事をきっかけに拓郎は

    0
    2017年08月27日
  • 夜明けをつれてくる犬

    Posted by ブクログ

     Naffyさんの、ちょっとクールでバランス感覚が独特な、美しい絵を見たくて借りた本書であったが、読んでいく内に、犬のかけがえのない素晴らしさを知ることができた、吉田桃子さんの物語も、少女の成長とともに印象深いものがありました。


     物語の主人公「斎藤美咲」は、その両親と兄も含め、家族みんなに愛されていた、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの、「レオン」が亡くなったことが、一年経った今も忘れられず、いわゆるペットロスのような喪失感に苛まれていたが、彼女に関しては、それだけではなく、幼少期から声が出ない、精神的な苦しみも抱えていたことから、その辛さは尚のことであり、学校ではひとりぼっち

    0
    2024年05月15日
  • アンナは犬のおばあちゃん

    Posted by ブクログ

    チワワを飼いたい少女の家にやってきたのはおばあちゃん犬のアンナ。最初は違う……!と思っていた主人公がアンナとの暮らしの中で大きく変わっていくのがすてきな児童書。

    0
    2025年03月05日
  • 夜明けをつれてくる犬

    Posted by ブクログ

    うちにもキャバリアがいるので完全にジャケ買いです。
    児童書ですが、とても良かった。あたたかな気持ちになれる一冊。
    作家さんはキャバ主さんなのかな
    キャバリアの柔らかい感じが伝わってきました

    0
    2023年11月17日
  • ばかみたいって言われてもいいよ1

    Posted by ブクログ

    イラストと題名に惹かれて呼んでみた作品。
    オシャレ好きな主人公が両親の別居で田舎で暮らすことになる。
    オシャレしてるのは男にモテるためと言われても、誰かの為ではなく自分の為にオシャレしてるので理解されなくても頑張ってる。
    恋愛メインの話かと思ったけど、色々な要素が入っていたので良かった。

    0
    2023年04月30日
  • moja

    Posted by ブクログ

    毛深いことが悩みの中学生の女の子の話。

    思春期って悩みがたくさん出てくるし、しかもそれらは親や友達に相談しにくいことが多い。
    自分の心の中で葛藤しながら少しずつ大人に近づいていくのだなと思った。

    完璧な人に見えても何かしら悩みはある。

    0
    2022年06月14日
  • 推しトモ!

    Posted by ブクログ

    推しトモ、いいな〜うらやましい。好きなものがあるってすごく素敵なことだし、好きなものを語り合える友達がいるってこともいいな。

    0
    2022年05月16日
  • 夜明けをつれてくる犬

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつの頃からかの猫ブームに押されて脇道に追いやられている犬本。犬派かつスパニエル推しの私にはどストライクな表紙に惹かれて読み始めました。

    自分の思いをうまく言葉にできない小5の女の子、美咲。
    日常生活はもちろん、卒業式での6年生を送る言葉の自分のパートでも声が出ない。これも物語の中で美咲の成長を表すための、わかりやすい縦軸バロメーターですよね。

    そして美咲が生まれたときから寄り添って生きてきたキャバリアのレオンの死。

    冒頭からレオンは骨壷に入った存在。でも美咲にとっては、たとえその状態でも、大きすぎて受け止められない喪失感を癒す存在なんですよね。

    4・5年生くらいから読めるやさしい文章

    0
    2022年04月12日
  • 夜明けをつれてくる犬

    Posted by ブクログ

    言葉がうまく出てこない主人公。飼っていた愛犬が亡くなり、近所の花屋さんにその犬にそっくりな犬がいることを知る。花屋のお姉さんと親しくなったこともあり、花屋に時々行くようになる。少女の成長と出会いと別れの話。高学年から。

    0
    2024年01月25日
  • ばかみたいって言われてもいいよ1

    Posted by ブクログ

    題名と表紙が素敵で読んだ作品です。

    両親が別居したのを機に、田舎の商店街に引っ越しをしたおしゃれ好きな女の子の話。
    恋の話ばかりではなくて、商店街の人との交流とか、自分の好きなことへの姿勢とか、女の子が成長していく描写がとてもよかった。

    オシャレったって、男にモテるためだけじゃないのに、周りから不思議がられて嫌な思いをする気持ち、すごくよくわかった。

    激情的でカッとなったらすぐ言葉にしちゃう杏都ちゃん。
    自分のことで自信を持てきれなかったり、他人と比較しちゃったり、威勢がいいように思えて実はナイーブだったり。
    葛藤がさらっと描かれていて、共感しやすかった。

    杏都ちゃんが頭の中でぐるぐる

    0
    2021年08月07日
  • ばかみたいって言われてもいいよ1

    Posted by ブクログ

    可愛い表紙とキャッチャーな題名。中身は恋愛ものか??と、疑い深く読み始めたが、14歳主人公の純粋さに引き込まれ、途中涙すら流れの一気読み。
    素直に続き読みます。

    #小学生#中学生

    0
    2021年05月26日
  • ばかみたいって言われてもいいよ2

    Posted by ブクログ

    きゅんきゅん度合いが増した第2巻。

    相変わらずあんづちゃんと詩音くんがとっても可愛い。
    このお話ではSNSとSNSの炎上にも触れられていて、
    そこもポイントかなと。
    ただ、もうちょっと掘り下げてほしかったかなという思いもある。たしかに気にしすぎもよくないけれど、そう簡単に解決するものでもないと思うので。

    恋愛をのぞいても、
    お友達との関係性や
    商店街のあたたかさ、
    おしゃれな古着屋さんも相変わらずだし、
    家族関係のできごとも、
    読んでいて、
    主人公のあんづちゃんと一緒に悩んで、
    ほっこりするエピソードばかり。

    3巻目もたのしみです。

    0
    2021年04月29日
  • YA! アンソロジー ひとりぼっちの教室

    Posted by ブクログ

    中二の時、気に入らないクラスメートをイジメていた『穂花』。でも、三年になったらクラス中から無視されるよになってまるで透明人間みたい・・・「友達なんかいない」小林深雪

    クラスは違うけど仲の良い幼馴染の『加部慎太郎』。彼のクラスには顔に痣のあるいじめられっ子の男子生徒がいる。誰も名乗り出ないアンケートを取り続ける先生。でも、初めて✖がついた、そう加部慎太郎は言った・・・「これは加部慎太郎に送る手紙」戸森しるこ

    「どうせ私なんて」その言葉を口にする度中学生にループしてしまう『詩織』。イジメている三人組から逃げて屋上でお弁当を食べていると、同じくイジメられている『弥生』と知り合う。『今』が終わりが

    0
    2020年10月10日