三土たつおのレビュー一覧

  • 名前のチカラ(たくさんのふしぎ2022年12月号)

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    名前がなかったら?というところから考えて、名前をつけると世界が切り分けられること、名前を知ることでより深く世界を見られることを平易な文章で感じることができる。

    哲学的な示唆に富んでいて大人でも十分楽しめる。

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    2023年03月23日
  • 名前のチカラ(たくさんのふしぎ2022年12月号)

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    自然現象、感情、動物、物体…わたしたちはあらゆる事に名前を付けている。しかしそれは文化や場所で大きく変わる。名前の奥深さに触れた優れた児童書です。もちろん大人にもおすすめ。

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    2022年12月30日
  • 街角図鑑 街と境界編

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    配管、足場,交差点、歩道橋など街にあるものや,橋,ダム、トンネル、鉄塔など土木系のあれこれの分類や鑑賞ポイントを解説していて「へ〜!」って思うことが多数。
    でも必ず読むべきこの本のキモは大山顕氏の巻末コラム「都市鑑賞とは何か」だと思う。「私にはなかなかこういうオリジナリティあふれる面白い着眼点は持てないなぁ…」なんて思っていたのだけど、都市鑑賞を楽しむにはそんなのは不要なのだという。

    コロナ禍でわかりやすいイベントや観光地が壊滅してる中、行き場を失い多動をこじらせてウズウズしてる向きには最高のネタ帳であり,さらに自分でネタを生み出すヒントも詰まった一冊。

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    2021年02月13日
  • 街角図鑑 街と境界編

    電気メーターの解説が良かった。

    自宅周辺にある街の構造物について理解が深まった。

    普段何気なく見ているものも、解説を読むと「そういうものだったのか!」と気づくことが多い。

    価値ある1冊。

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    2021年02月05日
  • 街角図鑑

    ネタバレ

    ○○の生態という表現が面白い!

    街角で見かけるものにフォーカスして紹介をしている本。

    信号機の生態とか、かなり興味深かった。

    最初のパイロンのことも読んでいて面白かった。

    世の中知ってそうで、知ってないことが意外とあることに気づいた。

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    2021年01月19日
  • 街角図鑑

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    とても面白い。電柱や信号、ブロック、塀、防護柵など、街に当然のようにあるものたちに、こんなにもたくさんの顔があるとは知らなかった。語り口に愛がある。
    2017/8/29

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    2017年08月29日
  • 街角図鑑

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    土木展で見つけて即買い。最高の本だった。
    カラーコーンの製品名とか特徴の違いから始まって、段差スロープ、舗装種別、送水口など素敵な物体の解説が大量にある。世界の見方が変わる本だと思うし、単に好奇心旺盛な人間にとって新しい知識ばかりなので一冊まるごと楽しめる。見出しフォントが丸明オールド(?筑紫丸ゴシックだったかも?)なのも地味に良いところ。

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    2017年02月24日
  • 街角図鑑

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    街角を構成するいろんなものを詳しく解説してくれて眺めているだけで楽しい。こういう本は出かけたときの意識を変えてくれて好き。これから街角で、今まで気づかなかった発見をするのが楽しみだ。

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    2025年06月16日
  • 名前のチカラ(たくさんのふしぎ2022年12月号)

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    名前をつける、名前を知る、それで世界が変わって見えるというのが面白かった。フランスでは蝶も蛾もパピヨン、なんて話も面白かった。
    現象や気持ちなどにはまだ名前をつける余地があるんだな。
    漫画仕立てで楽しく読めた。

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    2024年07月27日
  • 街角図鑑 街と境界編

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    世の中にある知らないものの存在を教えてくれるのがよい。
    名前がわかるだけで解像度が高まる。
    好みとしては1作目の方が好きだった。給水塔のページが好き。

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    2024年07月12日
  • 街角図鑑

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    発想が良かった。
    街の中にある小さな、専門的な目印などはなんなのか、誰のためのどういうものか、そこに付される記号にはなんの意味があるのか、そういうものを知りたい子供だったので、この本が自分の子供の頃にあればなあ、と思った。
    今も透かしブロックや消波ブロックはなんとなく好きだし。

    ミニマンホール内にできる坪庭の発想など、間違い無く、赤瀬川原平の路上観察学会のDNAがここに受け継がれているのがわかってニッコリしてしまう。
    子供の頃、サブカルという言葉は知らないまま、赤瀬川原平の周辺にそれを感じ取っていたし、この路線がみうらじゅんに行くと、さらに世俗的(エログロ&仏教。エロスとタナトス。そ

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    2023年04月17日
  • 街角図鑑

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    子どもが喜ぶかなと思い借りましたが、結構大人向けの図鑑。
    見たことあるけど、お散歩中何か聞かれても答えられなかったものが沢山載っていて勉強になりました。

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    2022年05月29日
  • 街角図鑑 街と境界編

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    前著「街角図鑑」でも、その説明の為にとても調べたなと感心していたが、本著においてはよりいっそう調べ上げており、ほんと御苦労様です。
    後書きとして、図鑑らしからぬ長々な文章が載っているが、この論説が実に腑に落ちるもので唸る説得力がある。
    ところで、前著における著者一覧では、実にバラバラな肩書きの集合で、鑑賞家は1人に過ぎなかったのに、本著ではでは鑑賞者が4人、鑑賞家、観察者、観察家が各1人と緩く揃ってきたのが気持ち悪い。

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    2021年11月25日
  • 街角図鑑

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    共鳴者を探し出すことは身辺では恐らくできず、白けた空気を恐れて誰にも語ることのできない蘊蓄カタログ。よくぞ同胞が集まったことに感心。
    取り上げられ説明を受けることで、見てるけど見えてないことを気づかせてくれる。どんなものにも存在理由がある。社会の構成要素は奥深い。
    擬人化に愛情を見て取れる。

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    2021年11月24日
  • 街角図鑑

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    街中でよく見かけるがよく知らないモノを扱った鑑賞ガイド。パイロン、段差スロープ、舗装、電柱、郵便ポストなどが図鑑の対象となっており、全編カラーでふんだんに写真が盛り込まれている。
    本書は様々な目的で読むことができる。普通の図鑑のようにリファレンス的に用いることもできるし、どういう風に鑑賞すれば楽しいのかといった鑑賞ガイドとしての機能も持ち合わせている。また、本書では同じモノでも様々な種類と特徴を載せているため、絵を描く人であれば、描き分けるための有効な資料にもなるだろう。

    いずれの目的にしろ、この本を読めば街中の解像度が向上することは間違いない。例えば、境界標(土地と土地の境界を明確にするた

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    2021年09月27日
  • 街角図鑑

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    続刊を買ったので、以前パラパラと見ただけだったこちらもじっくり読んでみた。パイロンとか消波ブロックとかマンホールの蓋あたりまではちょっと注目して見たことはあるけど,擬木(木に似せてつくった柱とか柵とか」や、崖を覆ってるコンクリやコンクリートブロック(擁壁というらしい)を愛でる視点はなかなか新鮮。ぶらぶら街を歩くのが楽しくなりそうだ。

    他の方も書いてたけど,写真も文字もかなり小さくて、目が悪いと読むのがかなりつらいので、もう少し大きな判型にしてくれていたらなぁ…ということで星4つ。自炊して大きめのタブレットに入れたらだいぶ読みやすくなった。

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    2021年02月07日
  • 街角図鑑 街と境界編

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    街に普通にある、配管やガスメーターなどを集めた図鑑。ディズニーでも電灯や消火器コレクションをするのが好きなので、マニアックなコレクションにワクワクしました。

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    2021年01月25日
  • はじめての暗渠散歩 ──水のない水辺をあるく

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    暗渠についてのコラム集。オムニバス形式であり体系的な研究、分析があるわけではないが、暗渠に興味がある人の入門、きっかけとして読むべきかもしれない。その中でも文学作品と暗渠、溝の関係に言及したコラムは興味深い。街歩きを充実させるための一冊。

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    2021年01月24日
  • はじめての暗渠散歩 ──水のない水辺をあるく

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    本棚から取り出して久しぶりに再読。発売直後に近所の書店主催で、著者の方々と藍染川の暗渠を歩いた記憶がよみがえりました。暗渠マニアではないですが、暗渠サインを見つけるとこの本を思い出します。

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    2020年10月04日
  • はじめての暗渠散歩 ──水のない水辺をあるく

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    それぞれの肩書きが戦隊ヒーローみたいでかっこいいです。色々な角度から暗渠について書かれていて面白かったですが、カラーの地図が欲しいです!

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    2018年02月13日