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ある日、太郎は公園に行く途中、自分に名前をつけてほしいという変なネコに出会います。適当に名前をつけようとする太郎に、ネコは憤慨。「名前のチカラ」を説明しはじめて……? もしこの世に「名前」がなかったら、どうなるでしょう? 言葉と名詞、それから世界の見え方について、ネコと太郎と一緒に考えてみませんか。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。
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Posted by ブクログ
名前がなかったら?というところから考えて、名前をつけると世界が切り分けられること、名前を知ることでより深く世界を見られることを平易な文章で感じることができる。 哲学的な示唆に富んでいて大人でも十分楽しめる。
自然現象、感情、動物、物体…わたしたちはあらゆる事に名前を付けている。しかしそれは文化や場所で大きく変わる。名前の奥深さに触れた優れた児童書です。もちろん大人にもおすすめ。
名前をつける、名前を知る、それで世界が変わって見えるというのが面白かった。フランスでは蝶も蛾もパピヨン、なんて話も面白かった。 現象や気持ちなどにはまだ名前をつける余地があるんだな。 漫画仕立てで楽しく読めた。
名前を知るということは、その存在を認識するということ。名前がまだないことを発見できるような感性をもちたいなぁ。
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名前のチカラ(たくさんのふしぎ2022年12月号)
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