広瀬立成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
隣町、町田でのゴミ問題解決のための会へ参画した、一物理学者の本。このような動きが近隣であったことなど梅雨知らず、のほほんとゴミ捨て継続中の自分が、ちょっと恥ずかしく思う・・・。ほぼ全く何も考えずに、いい加減な分別の元、どうどうと捨ててました。
物理的視点でのリサイクルの話や、リユースが一番環境にやさしいこと、外国のゴミ政策の紹介と日本との対比、などもり沢山の内容。ウェイトにばらつきはあるが、専門家として物理的記述を平易に説明しているところが一番身になった。より専門的な書でフォローしたいところ。
後半の市民活動の方も若干興味があるところだが、ここはあっさりと〆ている。まだまだ継続中でもある -
Posted by ブクログ
朝日カルチャーセンターで、ノーベル賞特集として組まれた広瀬先生の講座に出席した際、衝動買い。時代を追って基本的な所からやさしく解説されており、初心者には非常に分かりやすい本だと思う。
カラーページなので、絵本を見る感覚で読む事が出来、結構取っ付きやすい構成になっているのではないだろうか。ただ、やはり素粒子の質量獲得の際、水飴の記述をしている所は惜しいと思う。素人向けの本なので仕方がない事もあるかな…。
本書は、まさに初心者向けの本であり、大学で物理を学んだ人などにとっては物足りなく思われるだろう。最近、少し詳しい本を読んでいるぼくにとっては、かなり物足りない内容だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレちょうど「持続可能な社会」についてゼミで研究していた。
僕らはCSRという観点からこの問題に望んだが、それを物理学の観点から切り取ったのがこの本である。
「玉ねぎ型」などの例を用い、エントロピー増大の問題を詳しく解説している。
そして原発問題にも触れている。
質量保存の法則が存在する限り、放射性物質を含んだものを燃やそうがどうしようが、変わらないのである。
そして、より外の空間は内に比べて、環境の治りが遅い。
また現代の環境汚染は「微量、長期、複合性」などの特徴を持っており、問題が発生した時には既に手遅れとなっている可能性がある。
持続可能な社会は案外10年後には考えないといけないくなってい -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
負エネルギーの電子が充満している状態―これが現代の物理学が明らかにした、真空の正体だ。
物質、空間、力、宇宙…すべてを明らかにする鍵は、「なにもない」はずの真空にあった。
[ 目次 ]
1章 豊かな世界―真空(新しい真空像)
2章 マクロの真空(真空を求めて;もっと真空を ほか)
3章 ミクロの真空(真空と物質;真空と素粒子 ほか)
4章 宇宙と真空(相転移する真空;宇宙開闢と真空 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ -
購入済み
あれ?
「対話」とか言っておきながら対話が全然ない…。
真言密教と相対性理論がどれだけ合致しているかを知りたかったのに。
正直アインシュタインの物語とか理論の発見の経緯とかどうでもいいわ。
「対話」も空海とアインシュタインを盾にしたただの筆者の現代批判だし。
ビッグネーム2人を出してこの内容はちょっとお粗末かな。