片川優子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレコロナウイルス……
動物を飼うということは簡単ではない
今だけじゃなくて、この先何年もずっと生きる生き物を世話していく覚悟がなければいけない
好きだけじゃ、飼えない
公園に猫がいても。見てるだけ
兄弟が死んでも、、できることは少ない
だけど。ニケが教えてくれたこと
生きてるって、それだけでキセキみたいなものなのかもしれない。だからこそ、生きているぼくたちは、いつまでも立ち止まってちゃいけないんだ。
不登校からの復帰
死を乗り越えた経験
不登校だったから、見つけた命
過ごせた時間
学んだ、命の大切さ
初めて聞いた、
母親の猫との思い出
父親の、思春期、自分のことだけを考えて、彼女を蔑 -
Posted by ブクログ
大号泣
子供が猫を飼う話って、現代の動物愛護的によくない状況が書かれることが多い。(外に放し飼いにしたり、人間のごはんをつまみ食いしたり)
だから読み初めに、「あー、またか」って思ったけど。
読み進めていくうちに、ちゃんと猫との向き合い方を書いている本だと分かった。
飼うということ、責任の重さをちゃんと書いている。
完全室内飼いは明言していないけど・・・
たまたまウチの猫たちは、良い保護団体に巡り合い、我が家にきて、目立つ病気もなく。
これって本当に奇跡のような幸運なんだって、改めて思った。
最後の兄弟猫のくだりはどうなんだろ?
ほんとはほかの家に猫を連れて行くことはだめだし、友達に -
Posted by ブクログ
すんごいおもしろかったです。
なんか、ラストはありきたりな感じがしないでもない…というか、ものすごくオーソドックスな青春小説、って感じなんだけど。
でも、すんごいおもしろかったです。
なんか、きれいな感じだし(スレてないって言うか…こういうのを「みずみずしい」?)。
些細なこと(←今思うと)でへこんだり、悩んだりした中学・高校のときが思い出されたり。
てか、この小説は、作者が中学3年生のときに書いたものだそうで…。
すげー…。
ぶっちゃけ、あたしより年上(あるいは同年代)なのに「子どもの作文かよっ!」っていうような作家もいるのに(そしてそんな作家がなぜか売れてたりもするけど)。
情報化は -
Posted by ブクログ
高校生の佐伯くんは、隣の席の佐藤さんが大の苦手。
その理由は、佐藤さんに憑いている幽霊のせい。
臆病で、人付き合いが下手で、幽霊が見えてしまう佐伯くんと、
強気で言いたいことをはっきり言うくせに、学校では大人しくしていて、幽霊に憑かれやすい佐藤さんは、皮肉なことに幽霊をきっかけに親しくなり、幽霊のおかげで心の距離を縮めていく。
私の読解力不足なのかもしれませんが、時々分からない描写が…。
全体的にはすごく読みやすかったです。
人の心って、人生って、綺麗なだけじゃない。汚れもあるし、苦かったり酸っぱかったりする。いろいろな経験をして成長していく佐伯くんと佐藤さんにほっこりしました。 -
Posted by ブクログ
いやまぁでも理系のラボがやっぱりキラキラしているのを見るとおかしいこんなはずではなかったと思うのは、、自分だけでしょうか。
はい、そんなにも主語は大きくあるべきな今日この頃、まぁいうても獣医学科というのは相応の偏差値が必要で、まぁいうてもそれなりに勉強のできる面々で、勉強もしっかりしつつ、、
いや要するに理系で苦しい感じというか悲壮感がなくて妙に楽しそうなのが羨まけしからんというか、妬みパワー全開なわけで、こういう気持ちを持たないまだ若いあなたにこそ読んでほしい一冊ではないか。
しかしビーグル犬がこんな役に立っていたとは。反捕鯨団体の皆さんも目からウロコに違いない。 -
Posted by ブクログ
幼馴染の仁菜が拾ってきたのは小さな子猫だった。
僕とお母さんと仁菜と一緒に動物病院に行って、それからは僕の家で飼うことになった子猫は、ニケと名前をつけた。
最初は弱っていたニケも、毎日元気に育っていき
仁菜も毎日僕の家に通ってきていたけれど
ある日猫嫌いだという仁菜のお母さんにそれが知られてしまい、それ以来仁菜は僕の家にニケを見に来られなくなってしまった。
高学年で思春期故に、仁菜と仲良くすることに恥じらいを感じていた僕。
それに加え、仁菜はここ最近学校をずっと休んでいることも気になっていた。
仁菜と彼女のお母さんに連れられ、預かり猫ボランティアをしている仁菜の叔母さんの話。
命を扱