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Posted by ブクログ 2013年09月30日
すんごいおもしろかったです。
なんか、ラストはありきたりな感じがしないでもない…というか、ものすごくオーソドックスな青春小説、って感じなんだけど。
でも、すんごいおもしろかったです。
なんか、きれいな感じだし(スレてないって言うか…こういうのを「みずみずしい」?)。
些細なこと(←今思うと)でへこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月08日
なんともまあ、くすぐったい心地良さ。こんなにも体をくねらせながら、むずむずとする感触を楽しみながら読んだのはいつ以来でしょうか。とれたての果物に皮ごと勢いよくかぶりついた感覚です。甘くてすっぱくてみずみずしくて、ちょっと苦味もあって。食べ終わって満足して元気になって、残った種に気がついて、それををみ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月09日
高校生の佐伯くんは、隣の席の佐藤さんが大の苦手。
その理由は、佐藤さんに憑いている幽霊のせい。
臆病で、人付き合いが下手で、幽霊が見えてしまう佐伯くんと、
強気で言いたいことをはっきり言うくせに、学校では大人しくしていて、幽霊に憑かれやすい佐藤さんは、皮肉なことに幽霊をきっかけに親しくなり、幽霊のお...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月26日
オビのアオリから連想するのは、ホラーかラヴコメ。
でも、実際は思春期の少年が、友情を支えにトラウマを克服し、恋愛を通して他者の支えになれる存在へと成長する過程を描いた佳作。
初稿は作者が中学生のときに書いたという、瑞々しい文体が、同じ年頃の子どもを持つ私には少し面映い。
しかし、一気に読ませるスト...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月24日
【本の内容】
僕は、「佐藤さん」が怖い。
ナイフを持っているわけではないし、不良でもない。
ごく普通のクラスメイトの女の子を僕が怖がる理由は、彼女に憑いているアレのせい-。
気弱な高校生の僕と、佐藤さんの不思議な関係は幽霊から始まった。
青春時代のみずみずしさがあふれる第44回講談社児童文学...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月11日
“僕はやっと声の主がわかった。……佐藤さんの後ろの幽霊がすごい勢いでしゃべっていた。
「どうしたの?」
「え、いや、それが」
≪お前聞こえてんだろ?ちょっとは反応してくれよ、俺に同情したりとかしてくれないわけ?ずっとしゃべれなかったんだよ?寂しいよー、思った以上に≫
僕はしばらく固まっていた。僕の中...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月03日
中3で書いたというからスゴい!
「僕は佐藤さんが怖い。」
その出だしに、何で?と読みすすめてしまう。(理由は読んでね)
ちょっと弱気な男の子。
もっと自信持ちなよと言われても、いじめられた過去がある人は、なかなか自信持てないもの。
勇気を出して、ちょっとずつ自信を取り戻せばいい。そう思える本でし...続きを読む
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