片川優子のレビュー一覧

  • ただいまラボ

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    法学部の私にとって獣医学部は未知の領域。けれどそこで学び、成長していく学生の思いや悩みは共通のもの。
    悩み傷つきながらも日々を生きて真っ直ぐ進んでいく姿は眩しいほどだった。

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    2020年10月01日
  • ぼくとニケ

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    小学5年生の主人公の幼なじみの女の子に対する気持ち、家族に対する気持ちなど最初はどんなふうに描かれるか期待しながら読み始めたが、なんとなく消化不良な気持ちが残った。

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    2020年09月12日
  • ぼくとニケ

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    ペットを飼うときの指針となってくれればと思える作品。犬や猫にも命がある。どこまでその命に寄り添い、最後まで面倒を看ることができるか、少しでも考えたうえでペットを飼ってほしい。

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    2019年09月16日
  • ぼくとニケ

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    課題図書中学年。拾った子猫を飼えないと預けられ、そのい愛らしさにメロメロになるが、ある日 猫の具合が悪くなり…。ニケが具合が悪くなるくだりは、こっちまで胸が張り裂けそうな気持ちに…。動物を飼う、命の大切さが伝わる。小学生がどう感じるか。

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    2019年06月23日
  • YA! アンソロジー 秘密

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    「秘密」をテーマに児童書作家による5作収録。
    エアトモ
    中学二年になって親友が明るく別人になった。対してつまらない自分。架空の友達を作り上げ強がってしまった。クラスで大人びた存在の柊子さんと話をするようになり、互いの秘密を共有し仲良くなる――。読みやすい。

    秘密のタイムカプセル
    小川知基、殿村大、早坂ミキ。3人は早坂の転校に合わせ「今だから言える秘密」を書いた手紙を埋めた。10年待てずに数か月で早坂抜きにタイムカプセルを開封してしまう――。
    早坂の手紙の内容に感動した。お見通し。

    うちにはママがふたりいる
    タイトル通り。普通の家族とは――。ジェンダー論、もう少し踏み込んでいたら共感か反発か

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    2016年08月17日
  • 明日の朝、観覧車で

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    あらすじ(背表紙より)
    夜通しかけて100kmを歩く催しに、一人で参加した高校生のみちる。完歩の自信もなく、早々にリタイアしようとした時、自分を励ます初老の男性と出会う。その人と歩くうち、脳裏に浮かんだのは、ある事故をきっかけに変わってしまった家族のこと。歩き続ければあの日に戻れるだろうか。

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    2015年10月03日
  • 佐藤さん

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    中学生が書いたんなら、上手い。
    しかし、中学生が書いたにしては、あるいは中学生だから、ちょっとありきたりなまとめ方がつまらない。
    あんまり読まない中学生には面白いかもしれないが、大して面白くない。
    書き出しは勢いがあってなかなかいいのだが、次々と幽霊が憑くはずの佐藤さん、物語が始まると、途端に面倒見のいい兄ちゃんみたいな霊しか憑かなくなる。そうでないと物語が進まないんだろうけど、だったら最初から兄ちゃんの霊が憑いてれば良くない?
    そこは大目に見るとしても、高校生の恋愛ものとして、まあまあかなと思っていたら、急に虐待という問題をごく軽く、物語の整合性のために持ってくる。
    他にやりようがあるでしょ

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    2015年08月01日
  • YA! アンソロジー 初恋リアル

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    初恋をテーマにした女性作家5人によるアンソロジー。
    小説でありがちな恋愛のプロットをなぞる簡単なものになっておらず良。全体的に乙女チックな発想で、好きな人は好きそう。

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    2015年05月24日
  • 佐藤さん

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    ネタバレ

    さっくり読める。

    個人的には『ジョナさん』が好きすぎるので、どうしても比べてしまう…
    高校生のわりに登場人物が幼く感じた。

    あとがきを読むと、ピュアさを出したとのことなので、まぁ納得。
    実際書いたのは作者が中三のときっていうのも少しあるかも。

    青春に、ひとくせふたくせあって面白い。
    佐藤さんの暗い部分をもっと小出しにしてもいいのかなと感じた。
    最後の展開が早い。

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    2012年03月31日
  • チロル、プリーズ

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    面白かった。

    『ジョナさん』という作品の続きらしい。そちらは未読。でも、この作品から読んでも大丈夫でした。楽しめました。

    チャコっていうヘタレキャラ?っぽい女子高生とその友達のしっかりものトキコのお話。(トキコは栗山千明をイメージしました)
    女の子の友情と成長の物語。

    大学受験を控えたふたりの日常に起こる出来事。いろいろあるよ。若いんだもの。チャコはチロルチョコで糖分を補給しつつ、歩み続けるのであった。

    ポンちゃん、いいやつだなぁ。

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    2011年10月29日
  • 佐藤さん

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    不器用で臆病で女の子が苦手な高校生・佐伯くんの初恋相手は、怖い佐藤さん。
    怖い理由は何ともファンタジーだが、恋の物語はとても瑞々しい。
    告白シーンである「花火にも、歓声にも、虫の声にも負けずに、この声が佐藤さんまでまっすぐに届けばいいと思った。」には、自分の歳を忘れるぐらいドキドキした。
    この作品を中学生時代に書いたという作者の才能に感服する。すごい。

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    2011年09月26日
  • チロル、プリーズ

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    『ジョナさん』の続編だとは知らずに読み始め、あれもしかして、と思ったらやっぱりそうだった。帯にでも書いておいて欲しかったなぁ。

    まだまだ大人にはなれないけれど、等身大の自分で一生懸命生きている登場人物たちがとても微笑ましい。自分も高校生の頃はこんな風だったかなぁなんて思う。まっすぐすぎる不器用さだったり、なかなか素直になれなかったり、見ていてもどかしいけどそんな時期も人生ではとっても大切。

    きゅんとするし、最後にはほんわりした気持ちになれる。いい作品です。

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    2011年09月20日
  • 佐藤さん

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    素直な文章。テンポの良い会話。
    個人的には、最も苦手とする、
    ファンタジー要素は強いけれど、
    現実離れの限界を保ってます。
    「佐藤さん」ではなく、内気で、
    17歳にしてはやや純粋な男の子
    が主人公というのが良いです。

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    2011年07月31日
  • ジョナさん

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    高校二年。思い返せば、進学のこと異性のこと友情のこと、何ひとつ決断できない毎日が目一杯の日々でした。あとがきでこの作品は、片山さんが高校二年の今を忘れない為に書いたとのこと。客観的に気持ちを表現していることに驚きます。

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    2011年04月19日
  • 佐藤さん

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    中学生の作品そのものだった。はっきりとそれとわかるものをデビュー作として世に出すのは、これから作家としてやっていく著者にとって、児童文学や賞にとってもだが、ためにならないと思う。むろん著者の年齢が問題なのではない。

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    2011年03月09日
  • ジョナさん

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    高校生の甘酸っぱい初恋とか友情とか進路とか家族とかのお話。
    おじいちゃんの件は、なんとなくわかるんだ。
    今のアタシがそうだから。
    でもおじいちゃん大好きです。
    って言うとまた泣ける…(´;ω;`)

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    2010年10月27日
  • 佐藤さん

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    p.176「そして転んだとき、近くに友達や恋人がいてくれればもっといい。」
    香水事件のところをもっと掘り下げて欲しかったなと。あの女子二人組をぎゃふん!と言わせて欲しかった!

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    2010年02月16日
  • 佐藤さん

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    著者:片川優子サン

    中学生の頃執筆し、講談社児童文学新人賞佳作を受賞。

    高校1年生で作家デビューを果たした方。

    [花火にも、歓声にも、虫の声にも負けずに、この声が佐藤さんに届けばいいと思った。]


    ってゆー勇気を出して告白するところ。
    きゅんきゅん。

    高校生の恋愛感そのものが直球で書かれてるかんぢ。

    さすがに比喩とかそんなに使わないみたいだけど、ストレートに伝わってくるかんぢが好き。

    かるーく読める癒し系作品でした-。

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    2009年12月09日
  • 佐藤さん

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    【第44回講談社児童文学新人賞 佳作】ああ、なんとかわいいお話だろう。”聖子泣き”とか”あみん”とかって言葉がでてくるもんだから、40歳くらいの作者がファンタジーとして書いたものかと思ってしまいました。あとがきを見てびっくり。片川さんってお若いんですね。しかもこの話を書いた理由が「こんな純朴な高校生だって、日本にはまだまだたくさんいるだろうことを、知っていただきたかったから」なんですって!ああ、ほんとに日本もまだ捨てたもんじゃないですよ。…と、おばさんはうれしく思いました。

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    2011年08月06日
  • 佐藤さん

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    中学生が書いた、ということで少し覚悟して読み始めたけど、思ったよりは普通に良かったです。ま、そういう背景を別にすれば、小説としては普通…かな。

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    2009年10月07日