杉野幹人のレビュー一覧
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シンプルにうまく伝えるコツ
【内容メモ】
・伝えたい内容は、焦点化、先鋭化、結晶化する。
・情報量が多く相手に伝わるノイズが増えると、内容が伝わらない。徹底的にノイズをそぎ落とし、議論を前に進める。
・相手の論点に狙いを定める、相手のためになる話をする。
・よい意見は否定(反論可能性)に開かれている。いい意見の前提として、後で反証可能なものであるため、抽象的では否定のしようがない意見はノイズ判定。
・”1プレゼン”1メッセージ、かつ1スライド1メッセージ。
・抽象的な話は伝わりにくくなり、定義もあいまいなこともあるため、訴求力に欠ける。
・数値で表すのはGood、反論可能性を高める意味でも約な -
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ネタバレP28
羅列の他に3つの技術要素
1.「構造化」2.「物語化」3.「メッセージ化」
P68
メールには「宣言」が有効
P74
構造化
⇨「自動詞と多動詞を使い分ける」「直列と並列で考える」「ガバニング」
P84
物語化のコツ3選
1.「イントロづくり」
相手が期待していることを1番に持ってくる
2.「MECE崩しで考える」
ミーシー(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive:漏れなくダブりなく)
3.「固有名詞を使う」
自分ごとと認識してもらう、話が生々しくなる
相手を主人公にする
P133
メッセージ化のコツ3選
1.「隠れ重言を排 -
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本書は箇条書きの小手先のテクニックではなく、
物事を伝え、相手を動かすための原則について述べている。
①全体感(全体構造)を示すこと
②固有名詞、具体例、数字を用いること
特にこの2つはたった今この文章を書く際から活用する。
①読み手はいつ終わるか分からない話を見聞きすることほど退屈なことはない。
例:小学校の卒業式の来賓スピーチを思い出して欲しい
②読み手は自分事に捉えてない限り、読んで終わる。物事を伝えることの本質は相手を動かす事。
そのためには、相手の立場や背景を思慮した箇条書きが求められる。
また、数字を使う際には期限と状態をセットで示すことがポイント。
例:海外にたくさん行く→ -
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ネタバレ「会議」で検索して購入。著者の杉野氏は、ドコモ→ATカーニー(本に書いてある情報で)。2013年の古い本。
感想。
読んでいるときは、当たり前のことが書いてあると感じたが、備忘録をつけてみると良書だと実感しました。会議に疑問を持ってい感覚を言語化してくれました。目的の階層性とか、悩んでました。
備忘録
・「会議」と「打合せ」を区別しよう。「会議」とは「多人数で集まって問題の解決策の結論を決めること」。「打合せ」とは、「多人数で集まって問題を議論すること」。会議は打合せの一類型。
・「打合せ」をもう少し細分化すると、「会議」、「検討会」、「連絡会」、「報告会」。それぞれ役割や目的が異なる -
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ネタバレこの本は一言でいうと、『リーダーを待望するより本当の会議をしよう』という内容で、会議についての認識が変わった。
本当の会議は、大きな問題を解決するためにあり、現在のように何でも解決してくれるリーダーが現れにくい時代に必要とされおり、「問題解決のための装置」ということだった。
会議といいながら、本当は連絡会、検討会、報告会だったりするケースが多い。
・検討会は決めることが目的ですが、その対象は問題の解決策の「結論」ではなく、「選択肢(アイデア)」である。
一般にブレーンストーミングと呼ばれる打ち合わせは、結論を決めるのではなく、参加者がアイデアを否定することではなく、それに刺激されて次々とア