森田崇のレビュー一覧

  • ジキルとハイドと裁判員 1

    真実

    人の記録が見れるようになった裁判官のジキル。
    被告人の嘘や、事件についての真相が分かってしまった故に正しい処罰を与えようと素人の裁判員を巧みに操ります。
    読者もジキルと同じく事実を知っているからこそもどかしく続きが気になる作品です。
  • ジキルとハイドと裁判員 2

    人を裁くのが人だからこそ有罪か無罪か、有罪ならばどれ程の刑罰が妥当なのかが人によって異なる。
    それを証拠が十分でない状態で裁判員が決めるとなると色んな意見があるなと感じました。
  • ジキルとハイドと裁判員 2

    人が作ったルールの話

    裁判を主な舞台に物語が進んでいく。
    よくある裁判物と違うのは、裁判に対する作者の考え方。
    推理や議論で主人公が、いわゆる正義の味方になるのではない。
    物語の中で、裁判員制度をこき下ろしている点も興味深い。
    人外が絡んでくるのも世界観としては面白い。
  • 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【著者再編集版】 1: 怪盗紳士ルパン・上

    甦る高揚感

    小学生の頃、子供向け全集のルパンシリーズを夢中になって読んでいたので、
    シリーズコンセプトに惹かれて一巻を拝読。

    正直原作の記憶はほとんどないですが、
    不思議と懐かしさを覚えるような高揚感と、
    何より原作ルパンへの愛とリスペクトが感じられ、
    一気に読了しました。

    漫画の続きももち...続きを読む
  • ジキルとハイドと裁判員 1
    独善的なキャラクタを描かせたら、多分藤田先生(からくりサーカスとかうしおととらとか月光条例の作者様)の次くらいに最高の作家さんが
    多分、この芸風をその身に降ろし、それを掴んだ切っ掛けじゃなかろうかとか勝手に思っている最高の漫画。

    主人公ジキル君は心の優しい真摯に被害者加害者の事を考えて働く裁判官。...続きを読む
  • ジキルとハイドと裁判員 2
    2巻になっていよいよおもしろくなってきた。“裁判員制度”にスポットを当てた旬の作品。今巻のメインでもある“保護責任者遺棄致死”容疑の母親の裁判はなかなか見応えあり。特殊な能力を手に入れたが故に“正義”に苦しめられるジキル。裁判員と裁判官、裁判官と裁判官。それぞれの思惑を抱え、壮絶なる心理戦が繰り広げ...続きを読む
  • ジキルとハイドと裁判員 2

    真実は視点で変わる

    作中、裁判長が言う「私が正義」は憲法76条3項でいう「すべて裁判官は、その良心に従い独立して職務を行い…」であり正しい。そして真実は視点により変わり「裁判官が真実を作る」こともある意味正しい。裁判とは何がより証拠と辻褄が合い、正義に叶うかを判断するもの。犯行現場を見通せる能力があったとしても、証拠で...続きを読む
  • 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【著者再編集版】 1: 怪盗紳士ルパン・上

    怪盗ルパン

    これまで小説のルパンは読破しましたが、漫画版で見ると原作の物語を忠実に再現されていて懐かしい気持ちになりました。怪盗物、探偵物が好きな方は是非読んでほしいです
  • 怪盗ルパン伝アバンチュリエ【著者再編集版】 2: 怪盗紳士ルパン・中

    紳士

    大学の授業内でオススメされて買ったのですが、上巻と同様に原作ルパンの雰囲気が正確に表現されていて、キャラクターの描写もとても魅力的です。
  • 怪盗ルパン伝 アバンチュリエ 登場編(上)
  • ジキルとハイドと裁判員 5
    少し無理矢理なところもあったけど、冤罪事件が無事解決。
    人が人を裁くというのは難しいですね。
    正しい判断を下そうとしても、証拠隠蔽あり、偽証あり、自白強要ありと判断材料自体が信用できないことがあるし、司法のプロに意見を誘導されている可能性もある。
    ハイドもトントンもいないから、推理小説のように真相が...続きを読む
  • ジキルとハイドと裁判員 1
    真実を知る能力を手に入れた裁判官ジキル。
    罪の重さに値する判決に導くため、裁判員の心理を操る。
    裁く者の正義とは何か。
    普通の人間には完全な真実を見極めることなどできません。
    だから迷うし、流される。情にも弱い。
    心理操作に長けた裁判官もしくは弁護士の話術やメディアの報道によって判断を歪められる危険...続きを読む
  • ジキルとハイドと裁判員 5
    ハイドにベルマ場にとこれから正体が明かされていくのかと思ったらあっさりと完結。裁判者のマンガでは最近私の一押しのマンガだっただけに残念です。綺麗な終わり方をしたので、打ち切りには見えなかったけどなぁ…全五巻完結で短いので、読んでいない人にはお奨めですね。
  • ジキルとハイドと裁判員 3
    面白いかどうかは置いといてw
    考えさせられます

    主人公である裁判官が異世界の住人ハイドに取とり憑かれ
    各々に取りつく、同じく異世界の住人で、すべてを記録する存在トントンを介し、寿命を餌に真実を聞き出す
    主人公はあらゆる手を尽くし、裁判員を扇動し、
    真実がねじ曲げられた裁判を正そうとする

    そうまで...続きを読む
  • ジキルとハイドと裁判員 2
    あちこちにバッドエンドフラグが立ってる気がする…。裁判員に対する裁判官の建て前(薬師寺)と本音(金丸)?最初から真実がはっきりしているからギリギリの所で救われてますが、金丸と辺見のスタンスって限りなく近いのでは?そして実際の裁判官に本当に予断が無いかも疑問。
  • ジキルとハイドと裁判員 1
    何が怖いのかうまく言葉にできないけれど怖い。真実か法か。正しく罪を暴いている主人公に恐怖を感じてしまう、不思議な作品。
  • ジキルとハイドと裁判員 1
    設定を頑張った感じのある漫画で、ある意味新しいタイプのミステリーとも言えそうです。主人公の頭が少しとろいのが時々イラッとしますが、相棒が人間離れしてるからいい…のか?笑
  • ジキルとハイドと裁判員 1
     裁判員制度にいち早く取り入った作品……とでもいいましょうか。
     時を止め、相手の本音がわかるようになったハイドくんが裁判を有罪にしたり無罪にしたりするお話。
     そのくらいひとがひとを裁くということはむつかしいことなのに、それをあっさりと取り入れた日本はこの先どうなっていくのでしょうか。
     裁判員で...続きを読む
  • ジキルとハイドと裁判員 1
    なんか、あんまり好きじゃない。
    あまり話の引き込み方も主人公も魅力的じゃない。
    ただハイドのキャラが面白そうなだけ。
  • 機動戦士ガンダムUC 星月の欠片(1)
    普通に『UC』の端役外伝で十分魅力的なのに、TVショーも加えると情報過多な気もする。人物作画にコピーの多用や粗さが目立つのが残念。