七月鏡一のレビュー一覧
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ネタバレ 無料版購入済み
ツメが甘い
憑きものがいる人員で構成された、警察の特殊組織の話。
こういう「異能力者」系の話は他にも多く、特別珍しいものではないが、マンガの題材としては話を膨らませやすい。
絵はかなりキレイと言え、その点に関しては高評価。
(ただし、主要キャラだけの話で、モブ的キャラの造形はかなり適当)
ただ、いろいろ細かい点でツメが甘く感じる。
例えば1巻の36P。
警官(主人公?)が犯人に飛び掛かって倒し、その先に転がった拳銃を取るシーン。
拳銃を取ったはいいが、犯人が猟銃を構えており、逆にピンチになるというものだが、どう考えても犯人の素早さが異常すぎる。
次に82Pのシーン。
先ほどの犯人に憑りつき、自殺ま -
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既視感
古くはジョジョシリーズ、最近なら「呪術廻戦」のような、異能バトルマンガ。
さらに、「能力に当て字の名前を付ける」というのはジャンプ系の専売かと思っていたら、サンデーでもあったのね。
という事で、まあ普通によくある異能バトルもの。
この手にしては比較的時代が古く、先駆者的といえなくもないが、ジョジョよりはずっと後なので発想が飛びぬけている訳でもない。
他作品と比べ、飛びぬけた差別化ができているとも言い難く、まあ普通の作品。