光永康則のレビュー一覧

  • アヴァルト(1)

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    火の鳥宇宙編を髣髴とさせる冒頭。
    一方で1万年もの冷凍睡眠の間に、地球の文明は産業革命以前の規模まで衰退しており
    その謎を探るべく、1万年間稼働し続けているMMORPGに飛び込む。という発想が
    物凄い突飛だし、謎が謎を呼ぶ展開に「点と点が繋がらないんじゃないの?」
    と思わせておいて、徐々に点が線となって繋がり
    世界の謎が少しずつ解明されていく様が非常に心地よい。

    既存のSFと違うのは、宇宙空間、地球、MMORPGの世界が複雑に絡んでいる事。
    何も考えずに読み進めると、世界がどのような状況になっているのか把握できないので
    軽く読み進めるのはお勧めしません。

    そして群像劇であることが物語を盛り立てますね。
    どうにもロイド君は途中退場する気がしてならない。
    まあ僕は武川の姫様が生き残ればそれでいいんです。

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    2017年10月06日
  • 南Q阿伝(1)

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    著者の名著、怪物王女内に登場する蜘蛛の神、南久阿を主人公としたスピンオフ作品。
    怪物王女内に登場したキャラがこの作品に出てくることもあるので
    怪物王女が好きでも南久阿が嫌い。という稀有な人がいたとしても要チェックだ。
    雰囲気的に大胆にクロスオーバーしそうだし。

    内容はほとんど怪物王女。
    南久阿と行動を共にする人狼の銀子さんが素敵、リザより素敵な人狼かもしれない。

    一番特筆すべき点は、怪物王女最終巻で告知されたように
    巻末付録のケルベロッテちゃんが怪物王女の終了に伴い、こちらに移った事だね。
    第3巻から掲載されているけど、新規対策としてやたらに説明口調。それがまたいい。

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    2017年10月04日
  • アヴァルト(1)

    購入済み

    作品内容が分からない人多いはず

    書店で帯を見ても分からない。どういう話なんだ?
    こういう人は多いはず。怪物王女でファンになった人も買うのをためらうと思う。

     未来の地球で星間航行船から地球の異変に気づいた主人公は、地球があるMMOの世界になっていると知る。宇宙に行っている間に開発されたナノマシンが世界中に蔓延してMMOの世界を作り上げたようだ。
    モンスターが見当たらないことと、NPCであるはずの元・町民たちが神々(アヴァルト)を名乗り人々を支配している点を除いて。

     主人公は宇宙に行く前に使っていた高レベル冒険者のアバターでMMO(実際の地球)にログインしてMMOのルールを使って世界のなぞに迫るが、神々側もゲーム外の手段でイレギュラーである主人公を排除しようとする。
    アバターの姿の主人公がMMOのことを知らない現地の人間などがアヴァルトを倒す物語である。

    相手の裏をかく方法で問題解決をするあたりが怪物王女的でたのしい。
    内容が分からず今まで敬遠していた人も読んでほしい。

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    2017年08月10日
  • 南Q阿伝(6)

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    読書録「南Q阿伝6」4

    著者 光永康則
    出版 講談社

    p91より引用
    “どっちにしても本当に落ちて来たらどうしようもないのだし
    俺達があれこれ考えても意味ないよ”

    目次から抜粋引用
    “南久阿、夢で逢う
     南久阿、闇と対峙する
     南久阿、巣を架ける
     南久阿、国を護る”

     蜘蛛の神様と、その下僕を身に宿した少年
    を主人公とした、日本を侵略しようとする存
    在との戦いを描いた物語。
     家中を焼く大火事の中、貴重品を持ち出す
    ために金庫を開ける家主。しかし、開けた金
    庫に入っていたのは…。

     上記の引用は、巨大隕石についての太郎の
    セリフ。地球よりずっと小さい大きさであっ
    ても、その衝突のエネルギーで地表は滅茶苦
    茶になってしまうそうですから、どこにも逃
    げ場はないでしょう。いつ死んでしまっても
    いいように、毎日を過ごすのが何よりなので
    はないかと思います。
     今巻で完結です。丁度よい話の長さではな
    いでしょうか。長く続くのもいいですが、十
    巻以内で話をまとめて終わらせるのも、読む
    のに疲れなくて良いのではないかと思います。

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    2017年01月21日
  • 南Q阿伝(4)

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    読書録「南Q阿伝4」4

    著者 光永康則
    出版 講談社

    p132より引用
    “日本人は灯を運んでいるのだ
    その灯を消すのは容易く
    継いでゆくには強い意志と力が必要だ”

    目次から抜粋引用
    “南久阿、英霊を偲ぶ
     南久阿、京を鎮守する
     南久阿、その時を待つ
     南久阿、時を手繰る”

     蜘蛛の神様と、その下僕を身に宿した少年
    を主人公とした、日本を侵略しようとする存
    在との戦いを描いた物語。
     海岸での怪事は巨大な人魚の仕業だった。
    その巨体に対峙し、攻めあぐねているその時、
    加勢に現れたのは…。

     上記の引用は、神社の式年遷宮についての
    南久阿の台詞。
    同じ事を同じように続けるのは、大変な事で
    す。それをもう千年以上続けているのですか
    ら、気の遠くなる話です。
     時間と空間についての話が出てきますが、
    過去の事実を弄って、現在を自分たちの都合
    のいいようにしようとする、こんなことは
    マンガの中だけにしておいて欲しいものです。

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    2017年01月21日
  • 南Q阿伝(3)

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    読書録「南Q阿伝3」4

    著者 光永康則
    出版 講談社

    p155より引用
    “いつか死んであの世に行った時
    そこで必ず海の事が話題になる
    だから生前に必ず一度は海を直に見て
    そして肌で感じておくものだ”

    目次から抜粋引用
    “南久阿、御神渡りを輔けんとす
     南久阿、異形と邂逅す
     南久阿、山車を曳かせる
     南久阿、海岸に赴く”

     蜘蛛の神様と、その下僕を身に宿した少年
    を主人公とした、日本を侵略しようとする存
    在との戦いを描いた物語。
     とある湖、神様が水面を走ると氷が隆起す
    る御神渡り。しかしこの年は、もう何度も失
    敗しており、その原因を排除するために、
    南久阿たちは湖へ向かう…。

     上記の引用は、海を知らない仲間に対して
    言った、南久阿の台詞。
    映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」は、
    しみる良い映画でした。日本版は見てません
    が。この引用の原典が、この映画以前の何ら
    かの作品かもしれませんが、この台詞の意味
    をしっかりと深く噛みしめる、そんな映画で
    す。
     御神渡りや山傘等、地名などが少しずつ変
    えられていますが、実在のお祭りなどをモデ
    ルにした話が多く、その地域に思い入れのあ
    るひとだと、より面白い巻となるのではない
    でしょうか。ちょっと変えてあるだけなので、
    多分すぐわかります。

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    2017年01月21日
  • 南Q阿伝(2)

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    読書録「南Q阿伝2」4

    著者 光永康則
    出版 講談社

    p16より引用
    “さっき神しゃまがテレビに出ておられたが
    それこそ衆目の前に”

    目次から抜粋引用
    “南久阿、月なき夜を仰ぐ
     南久阿、北方に赴く
     南久阿、監視される
     南久阿、四股を踏ませんとす”

     蜘蛛の神様と、その下僕を身に宿した少年
    を主人公とした、日本を侵略しようとする存
    在との戦いを描いた物語。
     新月の夜、正体不明の大きな手に小学生が
    拐われた。南久阿と八咫烏の調べで神隠しだ
    と判明し…。

     上記の引用は、南久阿を祭神として祀る神
    社の神職の台詞。
    テレビ中継に出演するとは、何ともポップな
    神様です。
    神様は、いないと思って生きるよりも、いる
    と信じて生きるほうが、現実的な御利益があ
    るとかいうようなことを、誰か歴史的に有名
    な科学者が言っていたように記憶しています。
    いることを信じて、日々穏やかに過ごしたい
    ものです。
     ご飯を沢山食べるお祭りが書かれていて、
    私の地域の正月行事とにている所がありまし
    た。私が参加するようになった時には、もう
    大食いする形式は廃れていましたが、年の始
    に地域の人が集まって食事をするのは、今で
    も続いています。また時代が変われば、御飯
    食いも復活するかもしれません。集落があれ
    ばの話ですが…。

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    2017年01月21日
  • 南Q阿伝(1)

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    読書録「南Q阿伝1」4

    著者 光永康則
    出版 講談社

    p41より引用
    “この土地の神は荒れている
    天変地異や災害が続いているのは
    神が荒れているせいだ”

    目次から抜粋引用
    “南久阿、家来を得る
     南久阿、恵方を巻く
     南久阿、洋上に赴く
     南久阿、海を凪ぐ
     南久阿、防衛線を張る”

     蜘蛛の神様とその下僕を身に宿した少年を
    主人公とした、日本を侵略しようとする存在
    との戦いを描いた物語。
     幼い頃、大きな蜘蛛の亡骸を埋葬した少
    年・神田太郎。彼の特技は、三階から飛び降
    りること、しかし、その飛び降りた姿を見て
    も、平然と彼を呼び止める少女に出会った…。

     上記の引用は、とある地域の神主に対して
    かけた、主人公・南久阿の言葉。
    古くから続く伝統は、もともと災害などを沈
    めるために行われていたりしたものが、多く
    あるようです。この話では恵方巻きが神事と
    して行われますが、これってそんなに昔から
    あった行事でも無い気がしますが。
    全国的に広まったのが最近なだけで、特定の
    地域では古くから続いていたのかもしれませ
    んね。
     神様と伝統行事を身近に思うことが出来る
    ようになりそうな、楽しい一作ではないで
    しょうか。

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    2017年01月18日
  • カコとニセ探偵 3

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    毎回ルールに趣向が凝らしてあって、それが新ルールでも後出し感(ミステリに禁物)がない誠実な作り。こんなパロディオマージュなんでもありなのに誠実なのも珍しい。サトルの孤独な立場と心情にも迫り、もうちょっと長く続けていい話だと思うんだけどなあ。

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    2015年09月23日
  • カコとニセ探偵 2

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    キャラが増えて一気に連続シリーズの体裁になってきた。モテるのもまたよし。何かを言わずにおれん表紙、本編は死のノートとあいかわらず突っ走っている。

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    2015年06月27日
  • カコとニセ探偵 1

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    相変わらずひねった設定だ。「視える探偵」は昨今珍しくなくなったが結末からの逆算がそれはそれで別種の謎解きと娯楽になっているのはさすが。この先ますます王道からそれるようで、作者を信頼する方としては楽しみ。

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    2015年05月30日
  • 南Q阿伝(4)

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    このくらくらするタイムトラベラーが始まると、なんだかこの世界なんだな~って感じがしますね。スク水と着物のなくあさんが可愛らしいです。あと、魚人さんよく出てきますね……

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    2014年04月20日
  • 南Q阿伝(3)

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    怪物王女の世界観なんだなってことを思い出しました。
    太郎三巻で表紙なんだ……二巻は銀子さんだったものね……

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    2014年04月14日
  • 南Q阿伝(1)

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    怪物王女でも好きなキャラだったのでスピンオフうれしい!!と思ってたらそれどころじゃないシリーズになってますね。なくあかわいい

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    2014年04月14日
  • 南Q阿伝(1)

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    主人公は作者に珍しく沈着冷静で、いつも通りに流されやすくラッキースケベに多く遭遇する。散りばめられた攘夷ワードが愉快。渡来神はノーモチーフなんだろうか、この作者なら何か仕掛けてきそうだけども。

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    2013年08月11日
  • 南Q阿伝(2)

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    光永さんの独特の雰囲気はこの手の神話ネタにあってていいな。無駄に巨乳キャラや幼女が多いのもいい。つまり面白い。
    渡来神とやらが現実の日本侵略ネタと重なっているようなのもタイムリーな面白さ。まだショートな話ばかりだけどそろそろ黒幕の正体があらわになりそうなので長い話も出てくるかな。期待。

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    2013年05月18日
  • 怪物王女(19)

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    シルヴィアお姉さまがなんかいろいろやってます。フヒトさんのつんつん、触覚っぽさがあがってませんかねー?ハエ男もいるし、なんか虫率高い巻。

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    2012年11月18日
  • 怪物王女(18)

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    最新刊の始めの方読んであれ全然流れわかんないやーまあいつものことだけどって思ってでもやっぱり前の巻読んでおくかー♪って読んでみたら全然読んでなかった!!
    ブッチーがなかなかいい味出してます

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    2012年11月18日
  • 怪物王女(19)

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    安定の面白さ。  
    そしてもう19巻だっていうのに、まだまだワクワクドキドキさせてくれる。  
    王族についての謎とか気になるところ、次第に明らかになってきている。  
    そろそろ大詰めか。  まだまだ楽しめそうだ。

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    2012年11月11日
  • シンバシノミコ 2

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    バカバカしくも毎回ギミックに凝っていて単なるお色気退魔ものとは一線を画しているのはさすが。すっきりした絵柄なのでエロくはないけど。

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    2012年06月30日