星里もちるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人間は、変わる。感情のまま、ありのままに生きようとすれば人はどうしても人を傷つける。多くの映画や音楽が人の美しさを歌う中、この作品は人の暗い側面を語る。その、冷たいひやりとした側面を見た時の生々しさが伝わってくる。
主人公は極めて理性的な人間でありながら、それでも、湧き出る嫉妬や猜疑心からは逃れることが出来ない。浮世は、極端な性格のように描かれているけれども、こういう面は誰にでも潜んでいるし、いつその姿を現すかは誰にもわからない。今後の展開がかなり待ち遠しい作品だ。
こういう人いるの。
高校ん時クラスにもいた。
はっきりしないから男の子みんな好きになっちゃうの。
勘違いするような態度をわざわ -
購入済み
なんとなく惹かれて試しに読んでみた
おもしろかった
星里もちるの漫画はギャグテイストかつ読みやすいので、異常なシチュエーションをスッと飲み込ませてくるが、ふと振り返ると怖くなる感じがあったりする
パソコン事情はかなり変わったけど液タブに関しては安くなったよね!
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ネタバレ 無料版購入済み
幻のTVドラマとか
星里もちる氏の作品、昔ビッグコミックスピリッツで少し読んでいただけです。
これも一応、SFものなのでしょう。
この方のシンプルな線での作画とかは好きです。
ただ、お話自体はそんなに突出していないかな……悪くはないですが。 -
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Posted by ブクログ
小学館が育てた大人の目線で描ける青年恋愛マンガの代表者の1人だと思う。ネットカフェでたまたま見つけて、ちょっと夢中になって最後まで一気読み。
何を考えているのか、わからないような真っ黒な瞳の女性の登場から始まり、パワハラで逃げねていたこの女性をいったん助けるが、次第とかなり自分勝手な女性だと気がついてゆく。でも、気になって仕方なく、恋人も仕事も失ってゆく。そんな魔性のおんなと思えるし、保護したいような女性だと思っているのだが、女性は最後に変貌を遂げる。最終巻は男女の立場が逆転するのだ。
丁寧に大人の男女を描けているということで、感心した。もう13年ぐらい前の作品だけど、調べたらまだバリバリ -
Posted by ブクログ
漫画家一家の一時の変化を描いたホームコメディマンガ完結。
描きたいと思う心。今までしょうがなく描いてきた歩未にとって初めての自分で描くマンガ。しかも大好きな堤先輩との合作ということで大変ノリノリでした。楽しいと思う心は絶対正義ですが、楽しいと思えなければ苦しいものです。創作物を描く上で産みの苦しみは子供も大人も関係なくて、そういった部分を歩未や父親を通して描いていたのが良かった。
たぶん普通の家。歩未の最後の言葉通り漫画家一家という特殊な家庭を描いているようで、そこには普通の家族としての日常を描いていたのが印象的な作品でした。ダメな父親にしっかりものの姉、おとなしいけど真っ直ぐな妹、