【感想・ネタバレ】光速シスター 1のレビュー

あらすじ

或る日、ボクのところに妹がやってきた。遠く・・・遙か遠くから・・・・・・・・・・・・・・

衛星放送チャンネルに勤める三谷は、或る日趣味であるドラマのロケ地巡りをしていたところ、空から降ってきた謎の光球とぶつかってしまう・・・が、目覚めたらそこは自分の家で、目の前には妹のハナが・・・『今のは夢?第一、ボクに妹なんかいたっけ?』こうして、謎の妹と暮らし始めた三谷だが、この日を境に謎の事件に巻き込まれるようになってゆく・・・
妹は本当に“妹”なのか?そうでないのなら、何が目的で三谷に接近したのか・・・?

大きなテーマと小さな日常を舞台にした、新しい星里ワールドにぜひご注目下さい!!

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幻のTVドラマとか

星里もちる氏の作品、昔ビッグコミックスピリッツで少し読んでいただけです。
これも一応、SFものなのでしょう。
この方のシンプルな線での作画とかは好きです。
ただ、お話自体はそんなに突出していないかな……悪くはないですが。

0
2023年07月21日

Posted by ブクログ

【主要素:SF(すこしふしぎ)ドラマ】
物語性:■■■■■ | 描込度:■■□□□ | 躍動感:■■□□□ |
萌癒数:■■□□□ | 恋慕量:■■■■□ | 色気力:■■■□□ |

●或る日の朝、目を覚ませば、そこは自室。
①未知の飛行物体との遭遇を忘れる。妹の存在を確信する。
②体力の低下と共に、遭遇を思い出す。妹の存在を疑問視する。
「おまえは、妹の、ハナ」「俺に妹なんていたっけ・・・」これを繰り返す。
●このリピートの過程で、謎多き妹との距離が少しずつ縮まり、また、兄妹以外の他人が干渉することで、リピートの継続性が怪しくなってくる。
③体力低下が深刻化し、主人公が重体に。
●この不思議な体験が、少しずつ少しずつ明らかにされ、同時に登場人物の感情も変化していく。

●星里もちる氏のマンガの面白さは、爆発型ではなく、累積型だと思う。
シンプルで地味な印象を受けるが、ジワジワとくる。
コマの割り方やリズムが、ドラマや映画のコンテを見ているようで、しっかり計算されているような気がする。気のせいかもしれないが。

●中学・高校生の頃に『りびんぐげーむ』で衝撃を受けて以来、星里節のマンガにはジワジワされっぱなしだ。続きが楽しみで仕方ない。

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2009年11月01日

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