児玉博のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
西田社長ー会長 東芝の戦略を確立した 「半導体と原子力」に選択と集中を進めた
尊敬するウェルチGE氏の経営戦略手法を踏襲したものか・・・
そのダイナミックさは社内外の高い評価を得、株価も倍へ
しかし時は味方せず
リーマンショックと
東北大震災・福島原発事故
半導体と原発を直撃
それまでの西田経営には誤りはないが、結果的にリスクが過大だったということ
経営は結果責任 でもリタイアした西田氏は責任を受け入れず
むしろ自己正当化
東芝ものでは出色の一冊 それでも後味は不味い
世界グローバル化に対応してきた男 西田社長
それでも晩節を汚す
勲章と財界ポストはダメ 人を腐らせる -
Posted by ブクログ
先日亡くなられた西田元社長を軸に書かれたもの。「東芝機械ココム事件」「イラン革命」「Dynabook」「ロータス1-2-3」など、懐かしい事象に揉まれながら歩んだ西田氏の経歴が語られます。丸山眞男氏、大前研一氏なども登場し、今では反原発派の小泉氏が政権掌握時代に原発を推進すべく、東芝に圧力をかけたなども紹介。この頃の日本の政治・経済を包含しながら、今の東芝の姿に至る第一級のドキュメンタリーになっています。
大変な勉強家で、就任時には「陽」で皆からも歓迎されながら、どうしてこうなってしまったのか、「陽極まれば陰に転ず」と言えばよいのか、読後には考えさせられます。
「負けず嫌い」な性格でひたすら業 -
Posted by ブクログ
[異能故の功罪]後に大きく傷つくことになる原子力事業に大きく舵を切り,粉飾の原因を作り出したとも批判される元東芝社長の西田厚聰。イランにおける現地法人に採用され,韋駄天のごとく社長の椅子を手にした人物は,どこで歩みを間違え,名門企業を存続の淵に立たせることになったのか......。著者は,『堤清二 罪と業 最後の「告白」』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した児玉博。
ノンフィクションの醍醐味を凝縮したような作品。西田厚聰という人間の歩みが東芝と重なり,そしてそのまま「壊滅」へともたれ込んでいく様子が丁寧に描かれています。他方,本書をしてただの批判本となっていない所以は,西田の成功が東芝の -
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トヨタの中国総代表を務めた服部悦雄氏の半生とトヨタの中国市場での歴史を、服部氏へのインタビューをもとに追う一冊。トヨトミシリーズを読んで奥田社長と服部氏について深掘りした本があればいいなと思っていたが、まさに読みたかったそのものの本だった。
この本の読み応えは、トヨタ中国での服部氏の大活躍ぶりにもあるが、やはり戦後中国で服部氏が過ごした27年間の過酷極まる生活についての部分だろう。国民党残党への凄惨な弾圧、大躍進運動など不条理な政策とそれによって引き起こされた地獄のような飢餓、文革による中国の歴史と精神の破壊、これに日本人差別も加わるのだから、人生の厳しさが度を超えている。一方で中国を憎み悪夢 -
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前半は山崎豊子の『大地の子』とか最近の『三体』を彷彿とさせるような大躍進政策とか文化革命の暗い記憶が語られて、後半は豊田章夫会長が中国駐在してた時代の中国事務所総代表として、出遅れていた中国の事業展開をウルトラCの奇策で推し進めていった経緯が詳細に語られる。
そんな奇策を成し遂げられる胆力はやっぱりくぐってきた修羅場が異次元だからなのだろう。やっぱりぬるい環境に身をおいてたらそれなりのレベルまでしか成長できないんだなと思った。
そんな今の中国におけるトヨタの地位を築いた立役者でも役員にはなれなかったのかと今でも悔やむ服部氏には同情の念が沸く。
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Posted by ブクログ
経営の原点は自責、当事者意識
自分の手でコントロールできないことが多すぎるからこそ、自分にベクトルを向けるパラドックス
■概要
東芝の栄枯盛衰を1人のサラリーマン経営者である西田厚聰氏にフォーカスし、ドラマチックに見ていく。ウェスティングハウスのM&Aは博打だったのか?3.11と原発事故が無かったとしたら?"不正会計"なのか"不適切会計なのか"?大企業の権力争い、社長指名の実態と経営者の資質...
迫真のノンフィクション
■感想
・経営者は自責というタイトルに関して
不確実性が極めて高く、従業員の生活を背負う覚悟、株主や顧客(競合も交えた市 -
Posted by ブクログ
これは面白い!
途中、満州建国あたりからの中国の近代史に相当なページが割かれていて、なるほどと思わせる内容でした。
ググってみた限りでは主人公の「服部悦雄」なる人のwikiページがなさそうで、現在存命なのかどうかもわからず。。
いずれにしても、この本がすべて実名で登場のノンフィクションである以上、トヨタの中国進出の立役者であることは間違いなく、恐らくこの本を読むであろうトヨタ幹部/社員の人たちはどう感じるのだろうか。往々にしてこの手の暴露(?)本は関係者が世を去ってから出そうなものだが、この内容はここ30年ほどのかなり最近な話であることもあり。