一雫ライオンのレビュー一覧

  • 流氷の果て

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    素晴らしかった。
    物語のスピード感が素晴らしい。
    展開も想像を遥かに超えて素晴らしい。
    とにかく物語に没頭してしまった。

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    2025年05月30日
  • 流氷の果て

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    なかなかどうして。
    あらすじで、初めて読む作家さんですが、気になったので読んでみたら重厚な物語とサスペンス、そして終盤のどんでん返し。
    それには伏線ちゃんとありなかなかびっくり。

    2918冊
    今年146冊目

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    2025年05月25日
  • ダー・天使

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    家族を通り魔から守るため命を落とした二郎。
    天国で神と交渉して、天使として地上に戻る。

    しかし、二郎に出来ることは、ただ見守るのみ。
    それでも、小さかった娘は、中学生、高校生となり、やがて...

    天国で母や早くに亡くなった兄との再会、やがて年老いて天国にやって来た妻との再会。
    ウルウルです。
    天国が本当にこんなところだと良いですね。

    そして、彼が神との約束で、天使になる代わりに引き換えとした取引条件とは?
    その条件を飲んでも、天使になりたかった二郎の想いとは?
    最後、明らかになる真実に、もう涙が止まりません。

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    2022年11月23日
  • スノーマン

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    作品全体からコントラストの強い、美しさが溢れている。白と黒というか純粋とヘドロというか。登場人物の描き方も短くしっかり書かれてて引き込まれる。蜷川実花で映画化してほしい。

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    2018年11月12日
  • 二人の嘘

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    映画も小説も彩度低めなものが好きなので個人的にはよかった

    残ページ少なくなるにつれて、あれは?この件は?と置いてきぼりになるパーツもあったけどそんなものは2人には関係ないんだなとも思った。

    間違いなく救われて、間違いなく彩られた2人のほんのりあったかい10p分くらいの会話を楽しむための500p余りだった

    礼子はまたつよく生きていけるんだろうなと思った

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    2026年09月27日
  • 流氷の果て

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    なんだかとっても辛い話でした
    もっと子供達に手を差し伸べてあげる大人はいなかったのかと思ってしまいます
    しかも事故の真相も最後までわからないままだったのがちょっと嫌な気分でした

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    2026年09月15日
  • 二人の嘘

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    ネタバレ

    ☆4.8
    面白くて夢中で読んだ
    結末が衝撃的すぎて、今まで抱いてた感想全て忘れた笑
    途中から嫌な予感はしてたけど…、本当にそうなるとは思ってなかったし、白黒ハッキリは付けられないんだろうなって思ってたら、次のページではっきり死の描写が出てきて驚いた
    蛭間には幸せになって欲しかった…
    勝手にハッピーエンドになると思ってたからめちゃくちゃ引きずりそう

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    2026年08月25日
  • 二人の嘘

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    主人公の片陵礼子が雑誌の取材をうけているシーンから始まる。
    片陵礼子はいずれ最高裁判所判事になるであろう、将来を期待された東京地方裁判所の判事。  

    日々の判決の起案に追われているなか、片陵礼子が判決を下した元服役囚の蛭間隆也が毎朝裁判所の前に立って、裁判所を見上げていることを知る。
    礼子は自分の判決に不服があるのだと思い蛭間隆也のことをを調べる。
    調べてゆくと礼子は蛭間隆也が今までどのように生きてきたのかを知ってしまう。同時に蛭間隆也の人間性にも触れてしまう。
    今まで判事として必要ないと考えていた、感情が礼子の中に芽生えはじめる。

    蛭間隆也が起こしたとされる傷害致死事件は、妹をかばっていたのだった。片陵礼子は蛭間隆也に、再審を請求するように説得する。

    事件の真実が徐々にあきらかになっていくにつれ、お互いに惹きつけられる力も強くなってゆく。立場が違う二人が恋に落ちて、周りが見えなくなる描写は引き込まれた。

    まさかと思った。切なくやりきれない思いが込み上げてくるラストだった。

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    2026年08月20日
  • 流氷の果て

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    一雫ライオンさんの小説の隠れた物語があるところが好き。
    しかも単純ではなく、切なく壮大な物語。
    登場人物それぞれの立場や事情が事件に大きく関係していて、よく作り込まれているなと思った。
    帯の、「この愛に、凍えろ」は大げさで期待外れに感じたのと、ベテラン刑事の真宮の勘頼りなところは気になったけど、全体的に中弛みがなくおもしろかった。

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    2026年06月29日
  • 二人の嘘

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    ネタバレ

    暗い暗い暗すぎる。誰も報われない。ここに出てくる権力を持っている男は最悪すぎるし
    蛭間兄妹には幸せになってほしかった。
    私の頭の中の映像はずっと灰色で心躍る瞬間がない。ひたすらに薄暗くて息がしづらい物語だった。悲恋物は受け付けないことを学んだ。

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    2026年06月04日
  • 流氷の果て

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    恐ろしいスピードで読んだ。
    深すぎどんでん返し。
    ラジオよー
    映画化もいいけど行間の余韻がいいし、映画化出来ない感じもいい。
    あーいい本だ。

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    2026年04月15日
  • 二人の嘘

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    無機質な美人裁判官が、自分が裁いた囚人に惹かれ、人間味を覚え、彼のために翻弄する姿がとても愛らしかった。彼女がその後家でどんなことになったのかも知りたかったなぁ。

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    2026年03月14日
  • 流氷の果て

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    初めての作者さんですが、予想以上に良かったです。ミステリとしての骨組みがしっかりしていて、ストーリーとしても読みやすく魅力的。最後、ちょっとベタではあるけど、涙が出てしまった。

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    2026年01月11日
  • 流氷の果て

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     いやぁ、良かった!読み終えてしばらく鳥肌が立っていました。読後感の良い作品はやっぱりいいですね!

     1985年、北海道のバスツアー。バスの転落事故により、乗っていた乗客がほとんど亡くなってしまった。その事故の生存者であった小学4年生の修一と、6年生の由里子。

     それから14年後の東京で、ホームレスの首吊り自殺があった。早期退職を希望する警察警官の真宮が現場で偶然目にした2人の男女。なんとなく心に引っかかりを覚え、2人を探っていくうちに、過去の事件も2人が関わっていることに確信を持つようになる。

     この物語は、犯罪者側と警察側の両方の目線で進んでいくわけですが、物語が進むにつれ、修一と由里子に警察の影が近づいてくると、どうか捕まらないようにと願いながら読み進めました。

     で、おそらくこんなラストだろうなぁと、読んでいくと、こんな仕掛けがあったとは!最後、ちょっと驚きが待ってます。

     それにしても、汚い大人たちに翻弄された子どもたち。そういう大人たちのせいでこんな思いをしながら生きなければならないことに激しい憤りを感じつつも、ラストで大いに救われました。

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    2025年12月25日
  • 流氷の果て

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    バブルに沸く中、大晦日に札幌から知床半島へ向かうバスツアーに参加していた少年と少女達は、バスの転落事故に巻き込まれます。そして、バブルからミレニアムの楽しいはずの学生時代を彼らは…色々背負い過ぎた所からお話が始まります。
    後半は、急にお話が進んでいきます。
    真宮さんの思った通りの結末になったのかな。最後、涙が出ました。

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    2025年11月16日
  • 流氷の果て

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    もうすぐ退職予定の刑事が新宿で起こった自殺に違和感を感じ始め真相を追っていくと~

    物語は面白く、深みもあるのだが、「刑事の勘」が冴えすぎていて、真実味にかける感あり、それ以外は満点に近い作品。

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    2025年10月26日
  • 流氷の果て

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    物語は1985年の北海道・知床半島ウトロから始まる。初日の出を拝むために札幌を出発した「北斗流星号バスツアー」は、大晦日の深夜、吹雪の峠道で崖から転落するという悲劇に見舞われる。豪華バスに乗っていた若者たちは、センセーショナルな事故の渦中に巻き込まれ、人生の軌道を大きく変えられてしまう。
    時は流れて1999年、東京・新宿で身元不明の遺体が発見される。同時期に政界の重要人物が殺害される事件も発生。定年退職を控えたベテラン刑事・真宮は、若手刑事・香下とバディを組み、二つの事件の真相を追うことになる。
    捜査を進める中で、北海道の事故と東京の殺人事件が一本の線で結ばれていく。真宮は足で稼ぐ古風な捜査スタイルを貫き、香下はインターネットを駆使する現代的な手法を用いる。対照的な二人が衝突しながらも、互いの信念を理解し、刑事としての矜持を共有していく。
    物語の鍵を握るのは、事故に巻き込まれた若者たちの過去と、ラジオ番組を通じて交錯する人間関係。2000年を目前にした日本社会の不安と希望が交錯する中、事件の真相が明らかになるにつれ、登場人物たちの人生もまた大きく動き出す。
    『流氷の果て』は、単なるミステリーにとどまらず、時代の空気と人間の内面を巧みに描いた作品だ。1985年のバブル期と1999年のミレニアム直前という二つの時代を舞台に、社会の変化と個人の葛藤が交錯する。
    特筆すべきは、刑事・真宮と香下の対照的な人物造形。真宮は「昭和の刑事」の典型であり、現場主義を貫く頑固な男。一方の香下は、眉を整え、ボディクリームを使う「平成の若者」。二人の価値観の違いが、捜査の過程で浮き彫りになり、やがて互いの信頼へと変わっていく様子は、読者の胸を打つ。
    また、ラジオ番組の存在感も印象的だ。テレビが主流メディアだった時代に、ラジオが築いていた濃密な人間関係や文化が、物語の展開に深みを与えている。メッセージ募集やパーソナリティとの交流が、事件の鍵を握る要素として機能しているのも興味深い。
    本作は、過去の事故と現在の事件が交錯する構造を持ち、読者に「時間の重み」を感じさせる。登場人物たちは、過去の選択や出来事に縛られながらも、未来へ向かって歩み出そうとする。その姿は、ミステリーの枠を超えた人間ドラマとしての感動を呼び起こす。
    最後に、本作のタイトル「流氷の果て」が象徴するものは何か。流氷は、冷たく孤独な記憶の象徴であり、果てとはその先にある希望や再生の予感なのかもしれない。読後、静かに胸に残る余韻が、読者に深い問いを投げかけてくる。

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    2025年10月03日
  • 流氷の果て

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    ネタバレ

    点と点が少しずつ繋がっていく展開が見事。読み進めるうちに、「白夜行」に通じる雰囲気を感じ、作品の世界に引き込まれていった。。終盤には思いがけない展開があって、最後まで興味を失わずに読めた。真宮刑事の“勘”が鋭い!彼がいなければ、ただの個別の事件として埋もれてしまったかも。エピローグがすごく印象的で、特にラストシーンに心が救われた。

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    2025年08月17日
  • 流氷の果て

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    修一、由里子、浅地さん、それぞれ生きてきた環境がまず、とても辛いです。
    由里子が弟の昴君を思う愛の深さ?それよりももっと深い絆で繋がっている姉弟。いつまでも笑顔で生きてほしいと思ってしまった。

    出会った頃から大人になってもラジオのDJとして
    2人の中継役の由里子。ラジオを聞く場所は違えど、3人はずっと繋がってる。暗号のような「海」と「橋」。

    複雑に絡み合う人間愛の中、昭和流の刑事が事件を紐解く流れがジワジワきました。
    昭和流の愛のある最後にウルっときました。 
    心の動きがわかる1冊でした。

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    2025年08月15日
  • 二人の嘘

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    何故そういう感情や行動になるのかわからず、私は感情移入型の人間なので全然入り込めなかった。
    子供の頃に受けた傷がもとでそういう人格になってしまったのか?
    なぜそこまで自分の幸せを求めずに達観して何も感じず生きられたのかがわからなくて。
    蛭間と出会って変わっていくのはわかるのだけど。
    お互いにそういう人物に出会って変わっていけるところだったのに悲しい。
    蛭間がすごく強くて、優しさが強すぎて悲しい。

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    2025年08月11日