二人の嘘

二人の嘘

867円 (税込)

4pt

女性判事・片陵礼子の経歴には微塵の汚点もなかった。最高裁判事への道が拓けてもいた。そんな彼女はある男が気になって仕方ない。かつて彼女が懲役刑に処した元服役囚。近頃、裁判所の前に佇んでいるのだという。違和感を覚えた礼子は調べ始める。それによって二人の人生が宿命のように交錯することになるとも知らずに......。感涙のミステリー。

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二人の嘘 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    司法ものなら難しいかなと思いつつ読み始めたら、夢中になり一気読み。悲恋と言っていいのか、切なすぎて泣けました。読んだあともしばらくぼーっとしちゃいました。

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ泣いた。
    読んでいて自然と情景が浮かぶくらい読みやすい文章でした。
    恋愛ってそういうものだよなって感じさせられました。

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    もう読み進めたら本当に止まらなかった、、
    うんーー切ないというか やりきれない、、
    感想を簡単に言葉にできないような、したくないような、、
    ストーリーの語り手は変わらないんだけど
    こんなにもページとか進み具合とか気にしないで
    まだ読んでいたい、終わらないでくれーと思える
    小説に出逢えたことが嬉しい

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    もう辛い。きつい。憎い。もうすぐ物語が終わりそうなとこまで来たけど、でも書き残さずにはいられなかった。

    読み終わった。仕事には1時間くらい戻りたくないな。

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    何故そういう感情や行動になるのかわからず、私は感情移入型の人間なので全然入り込めなかった。
    子供の頃に受けた傷がもとでそういう人格になってしまったのか?
    なぜそこまで自分の幸せを求めずに達観して何も感じず生きられたのかがわからなくて。
    蛭間と出会って変わっていくのはわかるのだけど。
    お互いにそういう

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    全く知らなかった作家さん、フォローしている方々のレビューに強く惹かれて読んでみた。

    東大法学部の最高成績を塗り替え、引手あまたの官僚の誘いを断り裁判官の道を選んだ片陵礼子の物語。
    類まれなる美貌を持ち、いちいち「美しい横顔で見る」「美しい目を見ひらいた」「美しい口元を歪める」「美しいまなざしをむけ

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    ブク友さんのレビューを見て読むことにした作品。
    理知的で冷静な女裁判官・礼子が主人公の司法小説。司法のことや裁判員のことなど、初めて知ることも多くて興味深かった。

    愛情に欠けるけれど何事にも完璧な礼子は、身近な人も裁く人も冷静に観察して分析し、そつなく対応する。夫がいることが意外なほど、愛情や人情

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    一応ミステリーと分類されているものの、実態は1人の裁判官と、過去に彼女から実刑判決を受けた元受刑者が不器用に心を通わす物語。
    とても静かで力強いトーンの作品であり、小説家としては経歴が浅い著者の名前を印象付けるに値する力作です。
    惜しむらくは主人公 礼子を、誰もが認める美貌と東大法学部卒で司法試験ト

    0
    2025年07月04日

    Posted by ブクログ

    主人公の境遇がなんともツラく切ない物語でした。
    それでも、なんとか自分の意思を見せ突き進もうとするも。。。。
    苦しいけど主人公自身が自己犠牲から抜け出せそうなところは一緒に幸せを感じました。

    0
    2025年06月30日

    Posted by ブクログ

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    感情を持つことはすべてを狂わせる。
    間違ってはいけないのだ。
    母のように-。

    幼い頃から頭が良いことも、容姿が良いこともわかっていた。それをひけらかさないことが上手く生きていく術だということも。

    何も間違わずに生きてきたはずだ。
    感情は正しい判断をもっとも狂わせる。間違

    0
    2025年06月07日

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