流氷の果て

流氷の果て

2,189円 (税込)

10pt

1985年、バブルに沸く日本。大みそかに出発した北海道札幌発のバスツアーで流氷を見ることを楽しみにしていた少年と少女は、バスの転落事故ですべてを失ってしまった。
そして1999年、成長した彼らは、きたるべきミレニアムに浮足立つ新宿の街で再会するーー一体の首吊り死体をはさんで。定年間近のベテラン刑事と、競争から外れてしまった若手刑事が、二つの時代をつなぐ事件の真相を追うべく、駆けずり回る。この国で隠され続けてきた、あまりにも悲しい真実とは――?

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流氷の果て のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    知らない作家さんだったがすごい筆力。中盤までの展開と後半のたたみ掛け。ハッピーでもバッドでもないエンディング。他作も読んでみたくなる作風と面白さだった。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    /_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ 
     
    なかなかに重みのあるストーリーでした。
    前作の「鎖」に心を引きずられていたせいか、悲しみのラストが来る気配をジンジンと感じながら読み進めていました。最後の方は少しわけがわからなくなる展開でしたが、その混沌さも作品全体の余韻を深めているよ

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    みんみんさんのお勧め本です。
    ありがとうございます。とてもよかったです。



    時は1985年(昭和60年)12月31日。
    夜の北海道。
    札幌市内から知床半島ウトロへと行く北斗流氷号の豪華観光バスツアー。
    車内には大晦日でNHKの紅白のラジオから旭川市出身の道民のスターである安全地帯の「悲しみにさよ

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    『二人の嘘』も良かったが、こちらもとても心に響くものがあった。

    1985年、バブル時代に北海道のバス転落事故に遭い、すべてを失った少年と少女たちのその後…。

    1999年に新宿駅の歩道橋で首吊り遺体が発見されて、定年間近の刑事・間宮がそこで見た男女。

    自殺かに思われたこの首吊り遺体のポケットに入

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    あの北海道の冬の厳しさを思い出せたらもっと良かったのだろうけど、この猛暑ではなかなか難しくて…
    でも小説は途中からどうなるんだろうとドキドキしてどんどん読めた 

    悲しみにさよなら♪
    泣かないでひとりで あなたのそばにいるから♪
    実際の距離じゃなくて、心のそばには常に誰かがいたんだね
    それ以外に、み

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

    450ページ近くある厚い小説だったけれど、読み始めたらどんどんお話の世界にのめり込んで、夢中で読んでしまった。
    最後の最後に「あっ」と驚く作品。ネタバレになるから、感想も書きにくいけれど、登場人物の一人一人が、余計なことは言わないけれど、言葉の一つ一つに重みがあると感じた。
    登場人物たちは、みな、出

    0
    2025年07月09日

    Posted by ブクログ

    想像以上に壮絶なストーリーで、昭和という時代も自分と重なり、深く引き込まれていきました。
    ミステリーではあるけれど、社会派的要素が強いと思います。
    最後は涙ながら読み、読後感もとてもスッキリで温かくなりました。

    「二人の嘘」が積読のままなので、早速読んでみようと思います。

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    素晴らしかった。
    物語のスピード感が素晴らしい。
    展開も想像を遥かに超えて素晴らしい。
    とにかく物語に没頭してしまった。

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    なかなかどうして。
    あらすじで、初めて読む作家さんですが、気になったので読んでみたら重厚な物語とサスペンス、そして終盤のどんでん返し。
    それには伏線ちゃんとありなかなかびっくり。

    2918冊
    今年146冊目

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    初読み作家さん。
    昭和を生きた私としてはエモかったのと
    物語に出てくる人達のキャラがそれぞれたっていて良くて、感情移入出来ました。
    かなり長編で読むのに時間がかかってしまったけど、読み応えと最後の余韻はすごくいい物でした。

    0
    2025年05月23日

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