珠梨やすゆきのレビュー一覧
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第二部開始。
お話としては、薬草の産地であるクラウスナー領からの出荷が減っているという話から、セイと第三騎士団がクラウスナー領に来るところまでです。
今回は、第二部開始ということで導入的な話が主でした。第一部をセイが聖女であることを受け入れるまでの話だとしたら、第二部は聖女としての使命と成長とかになるのでしょうか。
薬草不足ということでクラウスナー領にやってきましたが、とりあえずホークと一緒で良かった。もともとセイとホークの場面が足りないので、これでさらに二人の場面が減ったら悲しかったので良かったです。まぁでも、そろそろもう少し進展しても良いのではと思いました。
聖女の術が自在に使えるようになる日は来 -
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アイラ良かったね。
お話としては、セイが聖女の術らしきもので薬草を変質させたところから、西の森での討伐を終えて、リズとアイラとお茶会をするところまでです。
今回は特に後半で話が大きく動きました。とうとうセイとアイラが再会し(そのタイミングで会話はできなかったけど)、カイル第一王子の暴走に制裁が下りました。国王がセイを聖女と明言したことと、カイルの一派を処分したことで、いよいよセイが聖女として認められたようなものですね。
カイルに関しては、もしかしたら操られていたり魅了されていたりということを疑うような暴走っぷりでしたが、どうやらそういうわけではなさそう。前巻の通り、アイラの涙を見たことで罪悪感から周りが見えな -
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とうとうアイラの話が語られる。
お話としては、回復魔法の訓練のために第三騎士団を訪れるところから、エリザベスとのお茶会を経て、セイが聖女としての力に目覚めた?ところまでです。
とうとうアイラの話が出てきましたね。エリザベスは、初登場時からどう考えても爵位が高いところの令嬢だとは思っていたけど、まさかカイル第一王子の婚約者として話に絡んでくるとは。そして、アイラは男癖が悪いのではなく、自己主張がなくて自我がないといった感じでしょうか。確かに考えてみれば、知らない環境に急に身を置くことになって頼れる人もほとんどいないとなれば、手を差し伸べてくれる人に頼りっきりにもなるでしょう。特に、年端も行かない未成年なら尚更。対照的に、セイ -
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もう聖女だとほぼバレてきた。
お話としては、セイが騎士の怪我を治してまわるところから、人物鑑定を経て、ドレヴェス師団長から魔法の講義を受けるところまでです。
今回も面白かったです。いよいよ聖女であることがバレるかと思いきや、そう簡単にはバラされないものですね。とはいえ、騎士の怪我を治したことで状況証拠が揃いつつあるというか、外堀が埋められて行っている様子。
そして、前巻に引き続き、王宮に向かうために着飾るセイが綺麗ですね。ホークとの仲はなかなか深まらないですが、もうちょっと二人の展開が欲しいところ。そして、今更ながら宮廷魔道師団のホークの親族っぽい人が、エアハルトという名前でアルベルトの兄であることが明かされました。自 -
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ホーク騎士団長がかなり紳士。
お話としては、セイとホークの街デートから、セイの魔法付与実験を経て、セイが失った腕を復活させる聖属性魔法に成功したところまでです。
セイとホークの恋愛は、大人な感じがして良いですね。ホークからすれば、重症だった怪我を治してくれた命の恩人だから、好きになったのも納得がいきます。そして、ホークの方からデートに誘って、自分の瞳の色の贈り物もするし、かなり紳士だなと思いました。
また、セイがどんどん綺麗になっていくのが良いですね。髪留め効果もあるのでしょうが、恋する乙女という感じで回を追うごとに綺麗になっています。
あとは、今回も人伝にしか話が出ませんでしたが、カイル殿下と聖女アイラの評判がだい -
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絵も丁寧だし、話も面白いです。
異世界召喚中世風ファンタジーで、聖女とか調薬のヤツです。お話としては、セイが現代から聖女召喚の儀で呼び出されてから、薬用植物研究研究員になり、ホーク騎士団長と街へ出かける約束をするところまでです。
絵も丁寧だし、話も面白いです。ヒロインのセイは、召喚時の地味な感じから自作の化粧品の効果で綺麗になっていっている様子が自然で、ちゃんと美人になってきている感が良いです。また、他の登場人物が異世界感ある美男美女に描かれていて、特にホーク騎士団長がカッコよくて良いですね。
お話としては、理不尽な聖女召喚にセイが激昂するところとか、ステータス見るとレベル上げたくなるところとか、すごい分かるなぁと思いな -
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いつか全てを話せたらいいね
国に尽くした魔女だった前世の記憶が戻ったのは、9才の誕生日の翌日。今世の状況は悲惨に尽きる。(前世の終わりも悲惨と言えば悲惨だが…)
王位継承権第二位なソフィアから簒奪したい叔父家族によって、隠され虐待され、回りにはデマを流され、“ハズレ姫”と揶揄されていた。
現王の祖父と月に一度の謁見をした際、現状報告と打開策として監視をつけてもらうことを進言。それにより事態は好転。叔父一家と女官長をはじめとした者達を罰し王女としての普通の生活が始まるが、“ハズレ姫”というイメージがいつまでもつきまとう。
王太子と王太子妃(父と母)もとても残念な人達だが後で解る原因が可哀想だとは思う。でも、………
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「聖女の魔力は万能です」のスピンオフ作品
元の作品ではアイラの描かれ方が不十分でアイラのことをとても勘違いしていたのだけど、3人のお茶会のシーンでアイラは思っていた子とは全然違うぞってなって、もっとアイラのことを知りたいと思い購入。
未成年で両親の庇護下にあったアイラ、突然独りぼっちで異世界に飛ばされしかも元の世界に戻れず一生家族や友達に会えない、そんな状況になったら泣いてしまうのも無理ないし、カイルが責任を感じて入れ込んでしまうのもわかる気がする…
色んな立場の人のバックグラウンドがよく分かるからこの話は大好きだ。考えさせられる。