福井義高のレビュー一覧

  • 「正義の戦争」は嘘だらけ!ネオコン対プーチン スペイン内戦からウクライナ戦争まで

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    はじめに~「プロパガンダ報道」に惑わされないために
    渡辺惣樹

    第一章 米ネオコンに操られるウクライナ戦争

    第二章 繰り返される「1984」的な「戦争プロパガンダ」

    第三章 「正しい戦争」と「不正な戦争」都があるのか?

    第四章 スペイン内戦ー共産主義礼賛史観を修正せよ
    フランコは悪者にされているけれども、もっと評価されるべき政治家だ。

    おわりにー米国ネオコンは二十一世紀のスターリニストだ 福井義高

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    2023年09月23日
  • たかが会計

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    ネタバレ

    自社の企業価値評価や、投資基準、BSマネジメントなどを考える中で資本コストについて色々な本を読んできたが、この本はこれまでとは違った内容で新鮮だった。
    (ただ文章は読みづらい)

    以下、気になった点
    ・変動する資本コスト
    ・ストック価格=期待フロー÷資本コスト
    ・実際のフローはそれほど変動しないのにストック価格は変動する
    ・投資家の効用関数に基づく資本コストが変われば、ストック価格は大きく変動する
    →WACCはあまり変動する認識はなかった。感応度分析でWACCを動かすことはあっても、ストック価格のように変動するものとは思っていなかった
    →ただ、WACCの変動の論拠として、筆者はストック価格の変

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    2021年11月03日
  • たかが会計

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    久しぶりに会計絡みの本を読んだ。
    社外取締役、経営者の株式報酬等昨今のコーポレートガバナンス改革の間違いを明解に指摘し、解説している。実績予測財務諸表というのも面白い。これなら会計士、税理士、国税職員も不要になる。

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    2021年09月11日
  • たかが会計

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    本書は、コーポレートガバナンス・コードへの強烈なアンチテーゼであり、企画部門、IR部門に所属している方にとっては必読書。
    筆者は結論部分で「コーポレートガバナンス・コードとは、コンプライ・オア・エクスプレインというカタカナ語で偽装した(悪名高き)行政指導に過ぎない」と断言している。通読すれば、この主張が奇を衒ったものではなく、至極真っ当な論理で導かれていることが分かる。
    会計・経済関係の書籍を数多く読んできたが「爽快」と言っていい読後感を得たのは本書が初めてである。傑作。

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    2021年09月18日
  • 日本人が知らない 最先端の「世界史」2 ――覆される14の定説

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    真の歴史と向き合うということは、日本人が持つ自惚れ史観からの脱却。たぶん覆すべき定説は14じゃ済まないだろう。

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    2021年07月11日
  • 日本人が知らない 最先端の「世界史」

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    ホロコーストは絶対悪であり、他の戦争犯罪と比較して論んじると相対化されてしまうので、欧米では比較して論じるのは一種のタブー
    第一次世界大戦でアメリカの参戦を引き出したのはイギリスのブライス報告だが、これは真っ赤な嘘だっった。
    第一次世界大戦後、責任はドイツに完全いあるとおう論議があったが、すぐに修正され、他国にも非があるという論調が強くなった。
    1947年mジョージ モーゲンスターンによる真珠湾という本が出た。これはルーズベルト陰謀史観としてキワモノ扱いされているが、イェール大学のサミュエル ビーミスによれば、事実認識としては賛意えお示している。でも、結果は手段を正当化する思考法で、ビーミスは

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    2016年09月16日
  • 日本人が知らない 最先端の「世界史」

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    本書は、日本の教科書を作っている人々に読んでほしい。

    もはやめまぐるしくパワーバランスの変動のあった冷戦以降の歴史は、共産主義 対 反共陣営のステレオタイプな対立構造の単純構造を教える時代はとっくに終わっていることを本書は教えている。

    あくまで入門の書として。しかし、世に出た意義は大いに評価できる。

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    2016年08月13日
  • 優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音 - 移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで -

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    東欧のハンガリーやスイスが「嫌われてもいい」と移民や難民の流入に厳格な姿勢を貫く。その背景には自国の文化や治安を守るという強い意志がある。一方、イギリス、欧州共同体(EC)の中心国は寛容を掲げ多様性を受け入れてきたが社会の分断や治安の悪化に直面している。イギリスは迷走しドイツは経済と政治の不安定化フランスは暴動とテロに揺れる。理想を掲げたECは今試練の時を迎えている。ハマスの奇襲やウクライナ戦争など世界の緊張が高まる中優しさだけでは国を守れない現実が突きつけられている。日本もただ善意を重ねるだけでなく「何を守り、どう生きるか」を本気で考えるべき時に来ているのではないか。

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    2025年05月07日
  • 優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音 - 移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで -

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    人口7000万のドイツが百数十万の難民を毎年受け入れれば社会規範がグチャグチャになるのは当然。ハンガリーが受け入れず欧州入りの壁となっていることに内心感謝しているだろう。23日の選挙で「極右」と表現され」るAfDは第二党で文化防衛を訴え、与党社会民主党は大敗の見込み/日本政府保有の米国債残高が短期間に44兆円減少しているという。「支援」で米国製兵器に使われているのだろう/中国は米国債を売って、敵国となった際「支払い放棄」となるのに備え、GOLDを買うので値上がりしている/戦争は始めるより止めるほうが難しい。だからこそ、始めないように「話し合い」の枠組みをもっていなくてはならないのだが。

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    2025年02月24日
  • 優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音 - 移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで -

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    大手メディアの報道からでは窺い知る事ができない、それぞれの国の実情や歴史的な背景を含む関係性などを、知る事ができた。
    ただ思想的にちょっと偏ってそうな気もするので、ちょっと引き気味な視線で読みました。

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    2025年01月12日
  • 優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音 - 移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで -

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    一般メディアが伝えるものとは全く違う世界の見方があり、そちらの方がむしろ腑に落ちるということを教えてくれる良書。
    いわゆる陰謀論ではない。

    欧米のリベラル勢力が「民主的でない」の一言で異論を圧殺するのは、ソ連時代の共産主義のやり方に似ているという見立ては正しい。

    私的集団に過ぎないNGOに政治が絡み捕られ、資金が不明な使途に使われている構図は我が国にも見られる。

    唯一の希望は、本書にもあるように、事態に覚醒したより現実的な勢力も各国で盛り返しつつあるということだろうか。

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    2024年08月26日
  • たかが会計

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    くだけた表現ではありながらも内容は難しく、久方ぶりに会計学の考え方に関する議論に触れられて、うれしく感じました。海外の流れから常に見積りのウエイトが増えてきたここ数十年の変化を振り返る意味でも、ご都合主義で適用される会計基準の存在などに首をかしげざるを得なかった人間として、楽しめる内容でした。国際社会における日本の学問の成果の主張は奥ゆかしく謙遜が過ぎると感じますが、学者の皆様には英文で積極的に発信いただきたいと思います。

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    2023年09月05日
  • たかが会計

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    面白かった。
    会計学者として、ちょっと自虐的なところがあったりして。

    個人的に最も興味をひかれたのは最後の方に書かれている「事実と予測を分離」した「実測予測財務諸表」。
    単純な過去の事実と複雑な将来の予測を分けたらどうかという話。
    これができていたら、例えばグレイステクノロジーのようなことは起きないのかなぁなんて思ったり。

    この先生の授業を受けたことがある。
    ゲラゲラ笑える楽しい授業ではないんだけど、じわじわ染みてくるような面白さがあって、個人的には好きだったし、財務分析に興味を持てるきっかけになった授業だった。
    お元気だといいなぁ。

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    2022年01月30日
  • たかが会計

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    浅学ゆえ著者の論考に対して批判的視点を持って読み進めることは叶いませんでしたが、主張をとりあえず受け止めるだけでも価値のある一冊でした。

    資本コストをB/Sの貸借で考える、すなわち借方の期待リターンに対する請求権として貸方の資本コストを捉える。これは、処理に偏りがちな会計学習とその学習者を基本に立ち帰らせてくれる重要な考え方だと思います。

    他にも読者に洞察を与えてくれる記述が多く、実務に携わる前に出会えて良かったと思いました。

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    2022年03月21日
  • 鉄道は生き残れるか

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    鉄道を飛行機と自動車の間の「巨大なすき間産業」と捉え、その可能性と限界を数字を元に冷静に分析。貨物輸送の廃止、ローカル線の廃止やBRT化、整備新幹線や青函トンネルの廃止など、一見極論ではあるが、フラットに考えればごく妥当な話だと感じる。

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    2012年12月07日
  • 鉄道は生き残れるか

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    全般的な意見は賛同できませんでしたが、新幹線に関してのみ賛同。
    今後開業予定の北海道新幹線、北陸新幹線、九州新幹線長崎ルートに関しては課題が多すぎますね。
    鉄道が環境に良いという意見も多いようですが、
    これを読んだ後に更に勉強してみようかと思います。

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    2012年10月25日
  • 鉄道は生き残れるか

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     職場の本屋の平積みから購入。

     鉄道の見通しは暗い。

    (1)現在の鉄道で輸送密度が4000人以下でバスの方が圧倒的に有利な路線が全体の路線の3分の1もある。8000人以下でみると半分を超える。(p167)

     これは衝撃的。本当は半分の路線はバスに変えた方が効率的。

    (2)JR貨物は、鉄道使用料を旅客会社から負けてもらい、三セク鉄道部分は運輸機構から補填してもらっててなんとか黒字にみせかけている。これを通常のコスト計算にしたら赤字。(p183)

     本来、b to bの輸送について、なぜ、旅客の利用者が負担しなければいけないのか。そもそも著者はJR貨物は尊厳死しかないと言っている。

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    2012年09月19日
  • 優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音 - 移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで -

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    対話形式かと思ったら特に相槌もなく、カズンの冬のファンタジーのごとく二人のシンクロ率(笑)
    冗談はさておきトピックが多くて理解が追っつかない。
    ロシア・ヨーロッパ諸国の、地続きならではの支配の混濁を細かく見ていくと、世界史の教科書が裏側から塗り替えられていくのがわかる。歴史は戦勝者の解釈であって、それをアメリカから押し付けられている島国の私たちに真相は理解できないでしょう。ということらしい。ちょっとツンケンしているところが軽い抵抗を催す。

    一方、SDGsの蔓延「差別はダメ」が拡張しすぎてない?という意見には納得。国が国民を守ってなにが悪い、というタンカはスカッとした。いちいち右傾化とか騒ぐの

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    2024年07月05日
  • 優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音 - 移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで -

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    中東、欧州の情勢、国の本音、歴史を日本人は知らなさすぎる。

    どの国も、わがまま放題言いたい放題やりたい放題。
    どの国も、いっぺん言ったことを都合が悪くなったら修正する。と言うと聞こえはいいが、ひっくり返す。

    日本のように、一度決めたらバカみたいに守るが、変えられない、こうだと言われたらそうかなと思い、無償で人に親切にするのが当たり前に思ってる国は、ない。

    差別とか平気でやっていた国も、反省はして、思いっきり「人道」に振れて移民入れたりしたが、どこも崩壊している。

    曰く

    多民族国家は、徹底的に分権化しない限り、強権的な支配の下でしか存続できない。
    本当のリベラルデモクラシーは、根幹にお

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    2024年03月24日
  • 「正義の戦争」は嘘だらけ!ネオコン対プーチン スペイン内戦からウクライナ戦争まで

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     私達は、何を見せられ、何を聞かされているのだろうか。歴史に限らず、信じ込まされているものが、あまりに多い気がする。

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    2022年11月02日