福井義高のレビュー一覧
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ネタバレ自社の企業価値評価や、投資基準、BSマネジメントなどを考える中で資本コストについて色々な本を読んできたが、この本はこれまでとは違った内容で新鮮だった。
(ただ文章は読みづらい)
以下、気になった点
・変動する資本コスト
・ストック価格=期待フロー÷資本コスト
・実際のフローはそれほど変動しないのにストック価格は変動する
・投資家の効用関数に基づく資本コストが変われば、ストック価格は大きく変動する
→WACCはあまり変動する認識はなかった。感応度分析でWACCを動かすことはあっても、ストック価格のように変動するものとは思っていなかった
→ただ、WACCの変動の論拠として、筆者はストック価格の変 -
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ホロコーストは絶対悪であり、他の戦争犯罪と比較して論んじると相対化されてしまうので、欧米では比較して論じるのは一種のタブー
第一次世界大戦でアメリカの参戦を引き出したのはイギリスのブライス報告だが、これは真っ赤な嘘だっった。
第一次世界大戦後、責任はドイツに完全いあるとおう論議があったが、すぐに修正され、他国にも非があるという論調が強くなった。
1947年mジョージ モーゲンスターンによる真珠湾という本が出た。これはルーズベルト陰謀史観としてキワモノ扱いされているが、イェール大学のサミュエル ビーミスによれば、事実認識としては賛意えお示している。でも、結果は手段を正当化する思考法で、ビーミスは -
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東欧のハンガリーやスイスが「嫌われてもいい」と移民や難民の流入に厳格な姿勢を貫く。その背景には自国の文化や治安を守るという強い意志がある。一方、イギリス、欧州共同体(EC)の中心国は寛容を掲げ多様性を受け入れてきたが社会の分断や治安の悪化に直面している。イギリスは迷走しドイツは経済と政治の不安定化フランスは暴動とテロに揺れる。理想を掲げたECは今試練の時を迎えている。ハマスの奇襲やウクライナ戦争など世界の緊張が高まる中優しさだけでは国を守れない現実が突きつけられている。日本もただ善意を重ねるだけでなく「何を守り、どう生きるか」を本気で考えるべき時に来ているのではないか。
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人口7000万のドイツが百数十万の難民を毎年受け入れれば社会規範がグチャグチャになるのは当然。ハンガリーが受け入れず欧州入りの壁となっていることに内心感謝しているだろう。23日の選挙で「極右」と表現され」るAfDは第二党で文化防衛を訴え、与党社会民主党は大敗の見込み/日本政府保有の米国債残高が短期間に44兆円減少しているという。「支援」で米国製兵器に使われているのだろう/中国は米国債を売って、敵国となった際「支払い放棄」となるのに備え、GOLDを買うので値上がりしている/戦争は始めるより止めるほうが難しい。だからこそ、始めないように「話し合い」の枠組みをもっていなくてはならないのだが。
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職場の本屋の平積みから購入。
鉄道の見通しは暗い。
(1)現在の鉄道で輸送密度が4000人以下でバスの方が圧倒的に有利な路線が全体の路線の3分の1もある。8000人以下でみると半分を超える。(p167)
これは衝撃的。本当は半分の路線はバスに変えた方が効率的。
(2)JR貨物は、鉄道使用料を旅客会社から負けてもらい、三セク鉄道部分は運輸機構から補填してもらっててなんとか黒字にみせかけている。これを通常のコスト計算にしたら赤字。(p183)
本来、b to bの輸送について、なぜ、旅客の利用者が負担しなければいけないのか。そもそも著者はJR貨物は尊厳死しかないと言っている。
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対話形式かと思ったら特に相槌もなく、カズンの冬のファンタジーのごとく二人のシンクロ率(笑)
冗談はさておきトピックが多くて理解が追っつかない。
ロシア・ヨーロッパ諸国の、地続きならではの支配の混濁を細かく見ていくと、世界史の教科書が裏側から塗り替えられていくのがわかる。歴史は戦勝者の解釈であって、それをアメリカから押し付けられている島国の私たちに真相は理解できないでしょう。ということらしい。ちょっとツンケンしているところが軽い抵抗を催す。
一方、SDGsの蔓延「差別はダメ」が拡張しすぎてない?という意見には納得。国が国民を守ってなにが悪い、というタンカはスカッとした。いちいち右傾化とか騒ぐの -
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中東、欧州の情勢、国の本音、歴史を日本人は知らなさすぎる。
どの国も、わがまま放題言いたい放題やりたい放題。
どの国も、いっぺん言ったことを都合が悪くなったら修正する。と言うと聞こえはいいが、ひっくり返す。
日本のように、一度決めたらバカみたいに守るが、変えられない、こうだと言われたらそうかなと思い、無償で人に親切にするのが当たり前に思ってる国は、ない。
差別とか平気でやっていた国も、反省はして、思いっきり「人道」に振れて移民入れたりしたが、どこも崩壊している。
曰く
多民族国家は、徹底的に分権化しない限り、強権的な支配の下でしか存続できない。
本当のリベラルデモクラシーは、根幹にお