蜂須賀敬明のレビュー一覧

  • わたしの声が消えたあと

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    ミステリーと思っていたので、思っていたものとは違っていました。
    主人公達の成長物語という感じでした。

    演劇等には携わったことがないので、一つの作品をみんなで作り上げることに憧れましたし、後半ワクワクしました。

    あと、作品の中の『おり』という作品がとても魅力的で、面白かったです。サイドストーリーみたいな感じで、もし『おり』が小説になったら読みたいです。

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    2025年07月24日
  • 横浜大戦争

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    区によって個性の違う神様たちが先ず面白くて、最後にある神様の図鑑も読んでいて楽しい。
    神様の関係性でその土地の歴史がうっすら見えて来ます。
    読んでいて続きが気になっていました。

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    2023年10月20日
  • 横浜大戦争

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    ある日突然、横浜大神の一声で始まった横浜大戦争。横浜市の各区を司る神たちが、横浜一になる為、各々の神器を駆使して闘う。主人公は保土ヶ谷の神。各区の神たちの関係性やディスり合いに笑った。横浜市の特徴や歴史が、面白おかしく学べる。

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    2023年03月28日
  • 横浜大戦争 明治編

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    土地神同士の戦いをメインに描いたバトル風の前作と異なり、土地神の持つ人間性や、人間との関わりが色濃く描かれていて、バトル・ロマンス・ミステリー混合のような全く系統の違う作品として大変楽しめた。

    このひと月、たくさんの本を読んでたくさんのことを考えた。この本を読んで、またひとつ、自分と今後のことについて考えを深められた(?)ような気がする。

    まだ、なんのために生きるのか、何を目標に日々を過ごすのかは見えない。でももう少し、自由に生きてもいいのかもしれない。


    『私が強くなれば、情も弱さから強さに変わる』
    出会いが増えれば、その分大切な気持ちや思い出も増える。その出会いがいつか終わりを迎えた

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    2022年08月26日
  • 横浜大戦争

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    横浜出身が羨ましすぎる!!
    この横浜の民であること、この横浜の土地勘があること、本当に羨ましい。

    バトル漫画を読んでいるような展開で、熱くなれる一冊だった。
    土地神の個性がバラバラなのに、みんな相手を思いやる姿が良い。
    ある意味その関係性が人間離れしてるのかもしれない。
    最後にある神々名鑑や、脚注がすごくワクワクした。
    今度横浜に行くときは、土地神の面々に少し思いを馳せて見ようと思う。
    私は戸塚の神が一番好きです。
    かわいい……

    アニメ化してほしい!!
    中村佑介タッチの絵で!!
    そんな妄想も捗る作品だった。

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    2022年06月10日
  • 横浜大戦争 明治編

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    横浜大戦争の続編。
    スピンオフとでも言うべきか。

    タイムトラベルものに仕上がっており、面白い。
    土地神の祖先たちも出てくるし、土地神と人間の交流も描かれる。
    ミステリー要素もあり、楽しめる。
    最後は涙無くして読めない。

    前作を読んでいればこそなのかもしれないが本当に面白かった。

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    2022年02月02日
  • 横浜大戦争 明治編

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    文庫版用にイラストを新たに描き下ろしさせていただきました。
    『待ってよ』で『松本清張賞』を受賞され、
    以来、読み手を惹きつける奇想天外の小説を生み出され続けている
    蜂須賀さんの、横浜の土地神が繰り広げるエンタメ小説。

    あわせて、
    『第4回(2018年)神奈川本大賞』受賞の『横浜大戦争』もぜひ!

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    2021年04月26日
  • 横浜大戦争 明治編

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    横浜の土地神たちの「横浜大戦争」から数か月後。
    お花見を楽しんでいた 保土ヶ谷、西、中 の3人(柱?)の土地神が突然明治時代に飛ばされた!

    ドタバタと漫画チックだった前作にくらべ
    今作はタイムスリップあり、誘拐、殺人事件あり
    恋愛ありの波乱万丈っぷり。

    明治時代の土地神たちも魅力的。

    テンポよく楽しめて文句なしに楽しめました

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    2021年04月23日
  • 横浜大戦争

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    「横浜に華がないのは、中心がないからだ」
    酔っぱらった横浜大神の一言で始まった横浜大戦争

    18の区を守る18人(柱?)の土地神たちによる
    闘いが始まる。

    それぞれの土地神たちのキャラが楽しく
    かなりの厚みのある本ながら勢いで読めます。

    漫画チックというかアニメ化されたら楽しそう(#^^#)

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    2021年03月18日
  • 横浜大戦争

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    横浜市を舞台とした土地神エンターテイメント。
    コメディ要素のあるファンタジー。
    作中において様々なネタとテーマが隠されている。

    横浜市の18区を全て擬人化しており、各区の特徴を捉えた強さを備えさせている。
    万城目学や森見登美彦のような不思議ワールドを彷彿とさせる。

    横浜市民としては楽しく読めたし、改めて横浜の各区の特徴を理解できた。
    保土ケ谷駅を活用し、南区に住むものとしては保土ケ谷の神が主人公だったことに親しみを感じた。

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    2020年12月13日
  • 横浜大戦争

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    幕末まではちっぽけな寒村だった横浜が、開国とともに発展をつづけて早160年。中区、西区などの市の中心部と、鶴見区、神奈川区、磯子区、金沢区、以外は海に面していない。それ以外の区の住民はこれら海に面した区の住民からたびたび、海に面していないくせに横浜を名乗るな、とけなされる。しかし、現状はというと、これら山側である横浜市民のほうが圧倒的に多い。十数年前に横浜に引っ越してきた自分から客観的に言わせてもらうと、他県の人がイメージする横浜はほぼ中区、西区にのみ集中しており、あとはすべて横浜の周辺である。

     例えば大都会東京を思い浮かべるとき、それは千代田区や港区、新宿区や渋谷区の高層建築群であり、練

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    2020年10月10日
  • 横浜大戦争

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    私は東京出身です。しかし、現在神奈川県川崎市在住で、仕事で時折横浜にも足を踏み入れることがあります。そんな私には、深いなじみはないものの、聞いたことがある土地固有の個性的な神々が登場する様はいとおしく思えて好きな本となりました。

     ある日突然、神奈川県横浜市の大神様から、横浜十八柱の土地神に「横浜ナンバー1を決める戦争」の宣言が下される。それを聴き、戦闘を始める神や戦闘を拒否する神、殻に閉じこもる神などそれぞれの思いとともに対応をしていく。
     神といえど、人間と同じように悩み、苦しみ喧嘩をして仲直りして、個性的で愛おしい神々が理不尽に宣言された横浜大戦争に対する思いと共に立ち向かっていく。

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    2020年03月07日
  • バビロンの階段

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    『横浜駅SF』の作家さんと勘違いしてた。『横浜大戦争』の方でしたね。どちらも好き。著者で選んだので内容を知らずに読んだら、次から次へと予想外の展開で面白かった!前田さん素敵!読後に表紙画像で「青春小説」だと知ったけど、そういう感じでもない。若者の自己否定とか自分探しの話をメインに考えるとあれこれ非現実すぎるけれど、展開を楽しむエンタメものとしてはとても楽しかった!

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    2018年07月15日
  • さよなら凱旋門

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    ネタバレ

    蹄鉄になって馬に履かれて、馬を勝利に導く、というお話なのかなと思ってたら全然違った。
    面白かったけど、解明されてないところがまだ沢山あるから続くのかな。楽しみ。

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    2025年05月12日
  • 横浜大戦争

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    ランドマークタワーの六十八階で、横浜の大神が「横浜大戦争」の幕開けを宣言。大洋ホエールズのユニフォームを着ている保土ケ谷の神を主人公に、戸塚・泉・栄の三姉妹、それぞれ身勝手な鶴見や金沢や港南、港北・緑・青葉・都筑の擬似家族、横浜中心部を司る中・西の姉弟などが、横浜の“中心”を決めるべく、くんずほぐれつの戦いを繰りひろげる。舞台は旧ドリームランド、山下埠頭、こどもの国などに展開し、驚くべき結末が待っている…。

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    2024年10月11日
  • 横浜大戦争 川崎・町田編

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    今度は町田⁈
    町田がバンドマンなのはなるほどねー
    他の川崎の神たちも設定が面白い
    でも、なんかあまり前作と変わらないかな?
    期待してただけに、ちょっと物足りなさ感じていたが、
    終盤青葉ちゃんが土地ドルとしてデビューしてから
    は面白かった。
    そうなのよ、横浜市歌みんな歌えちゃうし、みんな大好きだよね?笑。聞こえてきたら一緒に歌っちゃうよね?
    しかも口ずさむなんてもんじゃない、張り切って歌っちゃうよね〜

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    2024年10月09日
  • 横浜大戦争

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    横浜に転居してから半年強。いまいち市内の区のことは理解していなかったので大変勉強になった。市内全ての土地神を登場させ、キャラをたて、よくもまあ上手くまとめあげられている。アニメ化させて流行りの声優さん達を使えば更に盛り上がりそう・・とはいえ、横浜市にゆかりのない方々には深入りできない要素も多いご当地ものではある。個人的には旭OR瀬谷の神が推しかなあ。川崎・町田編、明治編もあるのか・・。

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    2024年09月18日
  • 横浜大戦争 川崎・町田編

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    ネタバレ

    相変わらず発想が面白い!川崎の宣戦布告によるvs横浜の戦いが始まるが、そこに町田の大神が古代神器を伴って参戦!町田の大神は「町田県」構想を実現するため、横浜、川崎の神々を古代神器に取り込み、町田化してしまう。それに立ち向かう青葉の神はボクっ娘。途中で誰のセリフか分からない所が何度かあり若干モヤる部分もあったが、我が家近辺で物語が進み、概ね楽しめた。心に残った言葉は「誰かのために歌うことを決めた女の子が、どこまで成長できるのか。見守ることにしましょう」

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    2024年09月18日
  • 横浜大戦争

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    後ろに神々名鑑あるの読み終わるまで知らなかったあ!!!!

    横浜市民だけど自分の住んでる区以外のことあまり知らなかったから面白かった!

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    2024年07月09日
  • 横浜大戦争 川崎・町田編

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     このシリーズ、何気に前二作も読んでいるのだが、今作は特に個人的に縁の深い地が多く、ただそれだけの理由で最も楽しめた。あの動物が出てきてすぐにピンときたし(岸由二さんの著書読んでるし)。
     ローカルネタと派手なアクションを楽しめば良い気軽な小説ではあるが、区や市や県の歴史や、そのような行政区分ができるより前の人間の暮らしにまで思いを馳せることができて、「御身送り」の儀式の場面など思いのほか感動してしまった。はまのゆかさんよるイラストも良い!

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    2024年07月06日