【感想・ネタバレ】横浜大戦争 川崎・町田編のレビュー

あらすじ

ハマの旋風が再び巻き起こる!
『横浜大戦争』第三弾。

今度は横浜を飛び出し、川崎、町田の地でも大暴れ。
ある日突然川崎の神から「オメーらに、横浜を司る資格はない」と
宣戦布告を受けた横浜の土地神たち。
売られた喧嘩は買うしかない。わけもわからず川崎との“戦争”を始めた
横浜の土地神たちだったが、そこになぜか町田市を司る町田の大神も参戦。
どうしてこんな奇妙奇天烈なことが起こってしまったのか。

それはこの“戦争”が、町田の大神が横浜、川崎を呑み込み、
「町田県」として独立することを夢見たために起きた“領土争い”だったから。
だがしかし、その町田の大神も何者かに操られているに過ぎなかった……。
果たしてこの壮大な“戦争”の発端は何だったのか?

※この電子書籍は2022年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

今度は町田⁈
町田がバンドマンなのはなるほどねー
他の川崎の神たちも設定が面白い
でも、なんかあまり前作と変わらないかな?
期待してただけに、ちょっと物足りなさ感じていたが、
終盤青葉ちゃんが土地ドルとしてデビューしてから
は面白かった。
そうなのよ、横浜市歌みんな歌えちゃうし、みんな大好きだよね?笑。聞こえてきたら一緒に歌っちゃうよね?
しかも口ずさむなんてもんじゃない、張り切って歌っちゃうよね〜

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2024年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらず発想が面白い!川崎の宣戦布告によるvs横浜の戦いが始まるが、そこに町田の大神が古代神器を伴って参戦!町田の大神は「町田県」構想を実現するため、横浜、川崎の神々を古代神器に取り込み、町田化してしまう。それに立ち向かう青葉の神はボクっ娘。途中で誰のセリフか分からない所が何度かあり若干モヤる部分もあったが、我が家近辺で物語が進み、概ね楽しめた。心に残った言葉は「誰かのために歌うことを決めた女の子が、どこまで成長できるのか。見守ることにしましょう」

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2024年09月18日

Posted by ブクログ

 このシリーズ、何気に前二作も読んでいるのだが、今作は特に個人的に縁の深い地が多く、ただそれだけの理由で最も楽しめた。あの動物が出てきてすぐにピンときたし(岸由二さんの著書読んでるし)。
 ローカルネタと派手なアクションを楽しめば良い気軽な小説ではあるが、区や市や県の歴史や、そのような行政区分ができるより前の人間の暮らしにまで思いを馳せることができて、「御身送り」の儀式の場面など思いのほか感動してしまった。はまのゆかさんよるイラストも良い!

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2024年07月06日

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