【感想・ネタバレ】皿の上のジャンボリー : 上のレビュー

あらすじ

1944年、東條首相暗殺の極秘任務に失敗した陸軍中尉のグンゾー。朝鮮半島にひん死の状態で流されたが、焼餃子を食べて生き長らえた。未体験の幸福感と美味……この究極の食べ物を世界に広めるのが新たな使命だと気づいたグンゾーは、旅に出る。朝鮮のマンドゥ、満州の蒸し餃子、モンゴルのボーズなど様々な餃子に出会い、いつしか仲間も増えて「究極の餃子」とはなんなのかが見えてくる。食欲そそる熱々のグルメ冒険小説!(文庫化にともない『焼餃子』を改題)

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Posted by ブクログ

餃子に取りつかれた元軍人のグンゾーが、大陸で様々な人々を巻き込みながら「究極の餃子」を追及していく冒険小説。

上巻は個性的なキャラクターが次々と登場して暴れまわるシーンも多く、餃子の作り方についての描写も多い。マンガで読みたいと思った。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

面白かったです。完全にジャケ買いでしたが、読んでよかった。簡単に言うと、餃子に情熱を注ぐ元軍人のお話です。
何かに夢中になるとか、追うものがあるって、すごいエネルギーを生むんだなと思います。情熱を傾ける何かを探したくなる話です。
最後はちょっとハラハラ、続きが気になります。下巻も読みます。

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2024年03月13日

Posted by ブクログ

蜂須賀敬明『皿の上のジャンボリー 上』双葉文庫。

前代未聞の餃子冒険小説。

なかなか話は進まず、物語の着地点も見えて来ないが、まあまあ面白い。


グンゾーこと陸軍中尉の検見軍蔵は東條首相暗殺に失敗し、銃で撃たれ、海に流される。夢うつつの中、見知らぬ女性から焼餃子を振る舞われたグンゾーは生き長らえ、朝鮮半島に辿り着く。

焼餃子こそ究極の食べ物で、それを世界に広めることこそ己の使命であることに気付いたグンゾーは朝鮮人女性のウンジャと共に中国大陸に究極の餃子を探す旅に出る。

本体価格720円
★★★★

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2024年01月21日

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