源氏鶏太のレビュー一覧

  • 英語屋さん

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    流暢な英語で通訳ができるのに嘱託で職員になれない茂木さんの話が『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で取り上げられており、興味深く『英語屋さん』を手に取ってみた。

    実際には『英語屋さん』だけではなく、戦中戦後の昭和を生きる主人公・風間京太のサラリーマン生活が10編にまとめられている。入社10年目で命じられた上司の出張随行から始まり、出世していく風間京太の身の周りで起こる、職場ならではのトラブルやサラリーマンの哀歓を面白おかしく描いている。

    とても読みやすく現代との働き方を比較したい人、昭和の風潮を追想したい人にはぴったりの一冊です。

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    2025年04月08日
  • 御身

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    昭和36年頃

    藤澤桓夫、今東光、源氏鶏太と立て続けに読んだ。三人に共通しているのは、昭和36年頃には単行本も文庫本も本棚に並んでいたし、各文芸誌でも名前を見ない日はなかったということだろう。電子書籍という新たな市場で、古本でしかお目にかかれない作家の作品に触れることができるのは、大変な喜びである。これからも、どしどし電子書籍化してほしい。昭和30年から40年頃の流行小説に現れる女性の貞操問題は藤澤桓夫でも今東光でも当然のように言及される。そしてこの「御身」に登場する女性主人公が抱える貞操問題もやはり、それが核になっており、三人ともどこか通奏低音が似通っている。

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    2022年08月28日
  • 愛しき哉

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    こういうけれん味のない素直な小説は、昨今の現役作家のものではお目にかかれないせいか、近年源氏鶏太の復刊が相次いでいます。女優の南沢奈央も解説で「時代が違うからこそ面白い」「中毒性がある」「また他の作品も読みたくなる」と絶賛です。

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    2021年11月13日
  • 天下泰平

    購入済み

    現代ではありえないようなストーリーであるが、登場人物のほとんどが人生に真正面から取り組みながら道を切り開いていくその様に心が揺さぶられる。疲れた時の人生の応援歌

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    2021年11月11日
  • 万年太郎

    購入済み

    万年太郎

    痛快で、大変面白かったです。

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    2019年08月13日
  • 見事な娘

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    源氏鶏太さんの作品に描かれる女性、明るく陽気でしっかりしてて、それでいて控えめ・・・、とても魅力的です!(^-^)

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    2015年12月14日
  • 英語屋さん

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    富山市石倉町を散歩中、川辺の案内看板に、この地域出身の作家として、源氏鶏太さんが紹介されていたのをきっかけに読んだ。

    昭和25年頃、大阪、風間京太氏のサラリーマン生活。社員は皆それぞれの仕方で戦争を経験し、またそれぞれの仕方で会社勤めに戻っている、そのような時代背景。

    収録作品のうち、「もう手遅れ会」が大好き。
    京太氏が、書庫で探し物をする中で、過去の起案文書に押された先輩社員のハンコから、その先輩の生き様などなどを思い返すシーンに、じんわり涙が出てきた。私はこの主人公の、同じ会社で働く、時に面倒な、時に癖のある人々への対し方が、とても好きだ。

    自分は職場の人々に、「かかわらない」という

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    2025年10月16日
  • 英語屋さん

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    戦後日本を舞台に、サラリーマンの悲哀を描いた短編集。
    本屋で見かけて購入。もちろん現代から見れば時代錯誤な内容もあるが、戦後直後のサラリーマン風情が思いのほか共通項があることに驚く。

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    2021年01月02日
  • 英語屋さん

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    源氏鶏太の連作短篇集『英語屋さん』を読みました。
    1950年代に「サラリーマン小説の第一人者」と呼ばれた源氏鶏太の作品を初めて読みました……子どもの頃、父親の書棚で背表紙を見た記憶がありますね。

    -----story-------------
    自分だけがつらいんじゃない! と思えることで、なんとか頑張れています。
    僕と同じ30代にオススメ!  担当者K

    入社10年の風間京太は、気難しい社長の出張に随行を命じられた。
    お眼鏡に適えば、大出世。
    機嫌を損ねたら、お先真っ暗。
    社長は現地にいる元愛人との逢瀬を企んでいるが、夫人からは二人の密会を阻止せよ、と厳命されており……。
    風間の選択は!?(

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    2025年09月03日
  • 英語屋さん

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    タイトルと表紙絵に、シュールな面白さを感じて、BOOKOFFでネット注文し、入手しました。

    内容は、「ザ・昭和のサラリーマン」といった感じで、現代の働き方とは、全く異なった仕事への姿勢を読み取ることができて、とても新鮮でした。

    現代であれば、女性蔑視としか捉えられない言動もいくつかでてくるのですが、当時であれば、違和感がなかったのだろうと思いました。70年ほどで大きく世の中の価値観が変わったのがよくわかり、興味深かったです。

    一方で、サラリーマンとして普遍的な大事な考え方も随所に描かれており、処世術の勉強にもなったと思います。

    短編集で、サザエさんの話を何話か見たような感覚なので、ライ

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    2025年05月13日
  • 英語屋さん

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    1951年の直木賞を受賞した短編集。戦前、戦中、大戦直後の一般的なサラリーマンの描写を興味深く読んだ。

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    2024年02月24日
  • 英語屋さん

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    昭和初期のサラリーマンたちの悲哀を描いた作品であるが現代風な文言で物語を進めているので大変読みやすい。
    短編集であるので良い意味で時間潰しにもってこいの作品だと思う。

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    2023年01月05日
  • 英語屋さん

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    入社10年目の風間京太の会社での日々や、会社で出会った人たちのことを綴った短編集。現代なら通用しないであろう理不尽な慣習も含め、昭和のサラリーマンの姿が描かれている。

    本のタイトルにもなっている"英語屋さん"は、通訳として採用され、その実力は認められながらも、癖が強く、嘱託職員のまま定年を迎える予定の茂木さんのことを描いた話。
    茂木さん同様、嘱託職員として入社しても、要領よく正社員になっている人もいる中で、内心面白くないと思うが、自分の仕事には責任と自信をもって取り組み、重役とも互角にやり合う。世渡りは下手でも、こういう人が社会人としてカッコいいと思う。

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    2021年07月10日
  • 坊っちゃん社員

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    源氏鶏太作品の主役たち

    源氏鶏太の小説を、読んでいると、この物語の主人公昭和太郎もそうだが、頭の中のイメージが、若い頃の石原裕次郎になってしまう。主人公のまっすぐな性格が、裕次郎のイメージにピッタリだと思うのですだから読み終わった後、スッキリした気持ちになります。

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    2020年08月11日
  • 英語屋さん

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    可もなく不可もなく。作中の時代を生きた人ならすごく面白いのかも。昔の人は人と人の繋がりをすごく大事にしていたんだと感じた。

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    2020年06月28日
  • 見事な娘

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    ネタバレ

    良き人の周りには良き人とと良き事が、悪しき人の周りには悪しき人と悪しき事が 久美のその後が気にかかる。たぶん男に疲れ自殺する。世間に恨みを言いながら。

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    2011年11月08日