明日は日曜日

明日は日曜日

715円 (税込)

3pt

4.3

総務課に勤める桜井大伍は、同期の山吹桃子とともに、社内外に巻き起こるドタバタ事件に次々と巻き込まれる。1950年代、懐かしい“昭和”の牧歌的な空気の中、魅力的な登場人物たちが、恋や仕事に右往左往する姿をユーモラスかつキュートに描くラブコメディ。各話「明日は日曜日」と締め括られる構成も魅力的で、「今」読むからこそ新鮮な13編からなる連作短編小説。

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明日は日曜日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月14日

    源氏鶏太さん作品2

    『青空娘』で源氏鶏太さんのことを知り、
    ハマって手に取った源氏鶏太さん作品2作目。
    面白かった。

    あまりにも読みやすくてこの作品が1953年に
    書かれたものだと忘れてしまうくらい。
    冷静に考えてわたしの祖父母も
    まだ学生だったかもしれない時代のことを
    こうして小説を通して知れ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月23日

    戦後たった八年やそこらで、ここまでほんわかした小説が世に出ていたんだな。1953年といえば、うちの親父が18でお袋が14歳の頃なわけで、昭和に直せば28年!まだ長嶋だって高校生だった頃なんだな。まぁ野球小説ではないんで、長嶋を持ち出しても、なんだけど、しかしまあそれにしても、ある会社の総務部が舞台な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月29日

    獅子文六から苦さを消したような感じの、軽快でキュートな昭和のオフィスラブコメ。
    各お話が土曜日で終わり、「明日は日曜日」で締めくくる日常感が良かった。1950年代の適当さ……鷹揚さが羨ましくなる。若い人が沢山いる会社がまず羨ましい笑

    同期で同じ仕事をしているはずの大伍君と桃子さんのお給料の差に驚愕...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月20日

    初版は1953年。作者曰く「二流会社」の新大阪産業株式会社を舞台とする連作ラブコメ。主人公の男女2人が同僚の恋に助太刀しつつ、話が進んでいく。会話のテンポが軽快で、ストーリーも予定調和的なので、さくさく読める。

    一方で、言葉遣いや設定にはさすがに時代性があるので、その辺りが気になるかどうかで、読後...続きを読む

    0

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