一條次郎のレビュー一覧

  • レプリカたちの夜(新潮文庫)

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    難解でした、意味がわからなくても面白い感覚が良かったです。小山田浩子さんのような作風です、好きな方はハマると思います。

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    2023年02月10日
  • レプリカたちの夜(新潮文庫)

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    ミステリーのジャンルに入る小説だけど話を進める内に色々な場所に行くファンタジーになっているなーと思います。

    工場から、下水道、闇に覆われたアンモニア臭漂う不気味な世界等、そういう世界観は楳図かずおの漂流教室みないなおどろおどろしい不気味な感じがしました。

    絶滅したはずのシロクマを見つけてから不思議な不条理な世界に入っていく所は不思議の国のアリスみたいで面白かったです。

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    2022年12月03日
  • レプリカたちの夜(新潮文庫)

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    ネタバレ

    残業続き、疲れた往本の目の前に現れたのはシロクマだった。なぜか工場長にそのシロクマを始末するように命令される。シロクマは本物か、レプリカの産業スパイか、個性的な同僚たちを巻き込みつつ、往本はシロクマに再び相まみえられるのか。

    やり過ぎるとコントでは!?というギリギリのラインを保った掴みどころのなさ、不可解さ、面白さ。言葉の使い方、漢字とひらがなの分量も絶妙に計算されているのか、読んでいて引っかかると同時に不可解さにぶわぁと包まれて煙に巻かれる。私は好きです、こういう作品(笑)1年に1作品ぐらい読みたくなる。シンプルに面白かった。

    著者デビュー作にして第2回新潮ミステリー大賞受賞作。解説には

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    2022年09月27日
  • 動物たちのまーまー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    印象に残っているのは

    ネコビト×ピザ
    ラッコ×ホタテ
    熊×トウモロコシ
    ワンちゃん×中華
    ドラキュール×ドラキュラード

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    2020年07月30日
  • 動物たちのまーまー(新潮文庫)

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    “murmur”なんて英単語が存在することを知らなかったから、またまた、騙される人が多そうな嘘ついてと笑っていたら、私が無知なだけでした。そんなダジャレみたいな英単語をタイトルに持ってきて「まーまー」と書く、素敵すぎるセンス。

    動物たちの“murmur”が聞こえてきそうで、ニヤけながらの読書。音に反応してデカくなっていく猫とか、環境汚染によって異形化した動物とか、見たこともない光景のはずなのになぜか想像できてしまうほど、文章がわかりやすい。かといって薄っぺらさを感じる文章ということはなく、想像の世界がどんどん膨らむのです。そのシュールさを今は笑っていられるけれど、もしかしたらそう遠くない将来

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    2020年04月15日
  • レプリカたちの夜(新潮文庫)

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    ネタバレ

     読み終わってスッキリとした感じはなかった。訳がわからない展開がこの小説の魅力なのだろう。世界観や設定は好きだった。
     ただ、久しぶりにうみみずというキャラクターを好きになる小説に出会えたのは良かった。所々の会話というより演説が面白かった。

    工場長の、
    『心理的に知らない人に会えない』
    というセリフはとても心に残った。
     歳を重ねていくにつれて、過去の経験から似ている人物の枠にはめて接してしまうことは避けられないだろうと思った。
     これから関わっていく人達との出会いを大切にしていきたい。また、新鮮な出会いが出来るように、人との関わりを恐れずに作っていきたい。

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    2026年01月27日
  • レプリカたちの夜(新潮文庫)

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    今自分が生きているこの世界も本当は誰かが支配していて私たちはレプリカなのかもしれないと思った。機会があったら自分の髪の毛を顕微鏡で確認したくなった。

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    2026年01月27日
  • レプリカたちの夜(新潮文庫)

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    細々としたところに笑いのセンスが光っていて楽しい。
    連続する、へんてこなできごと。
    その先に待ち受けていた世界の秘密にゾッとする。

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    2025年12月17日
  • レプリカたちの夜(新潮文庫)

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    ものすごくユニークな世界観と文章。序盤はフィクションかと思っていたら段々ファンタジーになっていく不思議。フィーリングで読んでいたのに自然とスラスラ読めて、なんだか漠然とした心地良さを感じるそんな作品だった。

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    2025年09月16日
  • ざんねんなスパイ(新潮文庫)

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    コメディ→シリアス→カオス→エンディング

    物語中盤はまさに混沌、という印象!

    伊坂幸太郎がコメントしていた帯に惹かれて購入したものの、全く予想した展開ではなく、驚きの連続だった。ただ謎にページはどんどん進む。テンポの良さ、登場人物(人以外も)が色濃く面白いので、混沌とした世界観も「まあそういうこともあるか」と思えるような流れだった。

    ラストの伊坂との対談も面白かった。

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    2025年08月30日
  • ざんねんなスパイ(新潮文庫)

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    レプリカたちの夜を読んだ後に。
    やっぱり普通じゃない笑
    ところどころ理解できないけどなんとなくは分かる、みたいな。笑
    「用心するのを忘れないように用心しなきゃ」が面白かった。
    最後の伊坂幸太郎との対談が読めて嬉しい。

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    2025年07月10日
  • レプリカたちの夜(新潮文庫)

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    今まで読んだ本の中で一番、訳が分からなかった。

    が、面白くないのかと言われたらそうでもなく、すきま時間を使ってすぐ読み終えてしまったから、面白かったという事になるのかも。出てくる名詞は知らないものが多くてさんざん検索したが、表現そのものは分かりやすかった。

    私には現代の不条理文学に思えたけど、SFでもあるようだし、きっとミステリーではないんだろうな。世界観全体が異相にある感じで結末は意外でもがっかりでもなく「ああそうなんだ」と素直に受け入れて終わった。途中、うみみずを乗せた台車を乗せて階段を上がるシーンの描写が怖すぎたのと、「ぷりんぷりん音頭」というパワーワードが印象的でした。

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    2025年06月23日
  • レプリカたちの夜(新潮文庫)

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    なんだかずっと蒸し暑い夏の日に出た高熱のような、陽炎のような。
    意味が分からないけどすらすら読める。不思議。
    人間の自我とは。どうしたらこの物語が思いつくのか…

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    2025年04月27日
  • ざんねんなスパイ(新潮文庫)

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    帯に伊坂幸太郎のコメントがあり、巻末に対談も収録されているということで、伊坂幸太郎好きの私としては、読まずにはいられない。

    で、だ。

    本作、中盤過ぎまでとそれ以降で違う作品じゃないかと思うほど、味が変わる。
    さっきまでヘラヘラふざけてたのに、急に真剣な顔になったようだな印象だ。

    全体的に面白くないなぁ。
    伊坂幸太郎作品は大好きだが、伊坂幸太郎がススメル作品は面白くない。

    そんなに面白くないなぁと思いながら最後まで読んだが、読み終えるのに時間がかかった。

    星はギリギリ3つ。3.1とかだ。

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    2025年04月10日
  • チェレンコフの眠り(新潮文庫)

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    表紙の可愛らしさと帯にある江國香織の「なんでチャーミングな一冊。」という言葉に惹かれて買ってしまったけれど、私にはちょっと…でした。いわゆる玄人受けする作品なんだと思う…

    飼い主のマフィアが暗殺されたので暮らしていた屋敷を出てゆくヒョウアザラシのヒョー。街は放射能で汚染され海はゴミだらけ、食べ物も飲み物も今とはまるで違ってしまった世界(三葉虫とか食べるのよ!)をヒョーが流離う不条理小説。

    あらすじを説明するだけでも訳がわからないんだけど読んでても訳がわからない。世界の汚染具合、暴力や生物の死の軽さ、ふざけているのか真面目なのかわからない筆致など、とにかく何もかもがしっくりこなくて掻痒感があ

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    2025年04月10日
  • レプリカたちの夜(新潮文庫)

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        『レプリカたちの夜』

    第二回 新潮ミステリー大賞

    一條次郎さん はじめまして♪ です。

    とても不思議な読後感。
    個人的にはとても好きな作品です。

    読もうと思った決め手は
    帯の伊坂幸太郎さんのお言葉
    『とにかくこの小説を世に出すべきだと思いました。ミステリーかどうか、そんなことはどうでもいいなぁ、と感じるほど僕はこの作品を気に入っています。』って書いてあったの。
    あとは表紙。一條次郎さんの4冊出てる文庫本
    すべての装丁デザインが木原未沙紀さんの装画
    ねっ素敵でしょ❤️

    物語は…

    動物たちの精巧なレプリカを製造している
    「株式会社トーヨー」の品質管理部で働く
    往本くんが深夜シロ

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    2024年12月30日
  • チェレンコフの眠り(新潮文庫)

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    この著者の名前は知らなかったけど評者の名を見てひさしぶりに書店でジャケ買い。
    マフィアのペットとして可愛がられていたヒョウアザラシの〈ヒョー〉は、飼い主であったチェレンコフの亡霊に促されて、外の世界に足を踏み出すことに。オウムガイを屠殺する奴隷労働や、音楽も絵もすべてをカネに換算する資本家たちの手から逃げ出し、マイクロプラスチックのために死体すら海に沈むことのない荒廃しきった世界を彷徨いながら、ヒョーはしだいに、自分こそがすべての死の原因ではないのかという思いに囚われていく。だが剥製にされたチーターの〈ヒョー〉に海の向こうにある故郷に誘われても、動物園で生まれたアザラシの〈ヒョー〉には帰るべき

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    2024年12月13日
  • ざんねんなスパイ(新潮文庫)

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    市長を殺せと初めてアサインされた、73歳のスパイの話。まったくスパイらしさはなく奇想天外進んでいくが、ユーモアも交え、事が進んでいく。関わった人たちが暴動後に再登場するのは面白かった。
    全体的に起承転結が見られず、展開に展開を重ねて描かれていた。

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    2024年12月13日
  • ざんねんなスパイ(新潮文庫)

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    ルーキーが残念すぎる(笑)スパイとしてポンコツすぎる(笑)だけど、どこか憎めない。
    いろんな残念なできごとがおきて、なんだかカオス。
    あぁ、これはたぶん理解しようとして読んではダメだと思い走り読みにチェンジしたけど…なんだか時々とてつもなく大事なことを言っているのでは?というところもある。
    なんだ?この作品は??

    読みはじめた時の印象と、読んでいる途中と読み終わりと、全然印象が違うので、「苦手かも…」と思っても読み進めてみてほしい。

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    2024年08月25日
  • ざんねんなスパイ(新潮文庫)

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    文庫フェアのしおりが欲しくて、ジャケ&タイトル買い。

    アホが飽和状態。
    映像化したら裸の銃を持つ男みたいになるんだろうか。
    活字だと、アホでお腹いっぱいになった。

    ポイントごとのフレーズやシチュエーションはとても笑える。
    カモノハシ型のペーパーナイフで命を奪うとか。
    長編ではなく、中短編くらいがちょうどいいかも。

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    2024年08月19日