レプリカたちの夜(新潮文庫)

レプリカたちの夜(新潮文庫)

605円 (税込)

3pt

動物レプリカ工場に勤める往本がシロクマを目撃したのは、夜中の十二時すぎだった。絶滅したはずの本物か、産業スパイか。「シロクマを殺せ」と工場長に命じられた往本は、混沌と不条理の世界に迷い込む。卓越したユーモアと圧倒的筆力で描き出すデヴィッド・リンチ的世界観。選考会を騒然とさせた新潮ミステリー大賞受賞作。「わかりませんよ。何があってもおかしくはない世の中ですから」。(解説・佐々木敦)

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レプリカたちの夜(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文庫本の裏表紙にあるあらすじを読んで「よくわからん」と思ったが、本編はもっとよくわからなかった。「選考会を騒然とさせた」「選考委員絶賛」とあるが、その選考委員が伊坂幸太郎、貴志祐介、道尾秀介と豪華すぎる。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    伊坂幸太郎「とにかくこの小説を世に出すべきだと思いまし

    0
    2024年07月08日

    Posted by ブクログ

    本のジャンルなど、あまり意味のないものだと改めて感じさせてくれる痛快な物語である。ミステリーじゃないとか正直どうでもいい。この作品が発掘されたこと、それが文庫で読むことが出来る事が貴重な事だと感じる。確かによく分からないことも多い。でも小説というのはストーリーそのものは、そこまで重要ではない。この文

    0
    2022年03月31日

    Posted by ブクログ

    読後の満足感がすごく高いです。
    熱帯夜に見る不思議な夢のような、独特な世界観。
    支離滅裂な内容の中に、美しい言葉や確固たる視点が散りばめられていて、ハッとさせられます。
    読んでも読まなくても、きっと何も変わらないような、そんな素敵な作品だと思いました。

    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    表紙と帯文句に惹かれて手に取った1冊。

    不思議なお話しでした。
    読んでいてこのジャンルはなんなのだろうと。
    ただたまにはこんな風によく分からない本を読むのもいいなと感じました。

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    伏線かと思っていたものは伏線ではなかった。小説たるもの、張られた伏線は回収されるものだという先入観があった。次から次へと描かれる不可解な現象は、それ自身で完結しているもので、特に他の現象と何か関係があるわけでもなかったような気がする。とりあえず、よくわからなかったが、わかるわからないとかそういうこと

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    どういう内容だったか説明しづらいけど、あっという間に読み終わり、「なんじゃこりゃ」と思ってしまう作品。読み終わっても内容がよくわからない。作者が、どういう意図があって、どのように考えながら執筆をしたのかすごく気になる。こんなにスラスラ読めた本は久しぶりだった。
    これを是非アニメ化してほしい。すごく面

    0
    2024年01月16日

    Posted by ブクログ

    ジャケットとタイトルに惹かれて…
    何という世界や?
    何か意味不明な感じはするけど、
    ミステリー大賞とったらしい。
    ミステリーちゃうと思う。
    SF?ファンタジー?
    ん…分からん。
    不思議な作品。

    自分が自分だけなんて、ほんとにそうなんか?
    ホントに人間なんか?
    自分?
    それって、何で分かるの?
    10

    0
    2023年11月07日

    Posted by ブクログ

    男より女が強い作品はいいぞ

    本作を一言で表すならなんじゃこりゃ(笑)
    しかし非常にテンポがよろしく痛快
    数々の参考文献のリストが裏打ちするように
    本作には相当な準備と推敲を重ねたのだろうが
    しかし結果として載せられている文章は大胆

    実に大胆に軽やかに情景を心情を台詞を回していく
    そしてスルスルと

    0
    2023年10月14日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    ミステリー小説というか、SFでもあり、ふぁんたじーでもあり、ホラーでもある。
    世にも奇妙な物語に近しいものを感じる。
    訳がわからないけどすいすい読める。ただ好き嫌い分かれそうな作品だと思った。私は好き。

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    難解でした、意味がわからなくても面白い感覚が良かったです。小山田浩子さんのような作風です、好きな方はハマると思います。

    0
    2023年02月10日

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