吾峠呼世晴のレビュー一覧
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怒涛の戦い描写
最後の敵であるむざんとの戦いの描写は、いったいこれはいつ終わるのだろうと思わせるくらい連続的で息継ぎができないくらいだ。そしてとうとうねづこが人に戻る時がくる。がんばれたんじろう。
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イノシシ登場
イノシシ君が出てきた!でもまだ素性はわからない。たんじろうは徐々に強くなりつつある。鼓で回る家とか、この作者そういうのすきだね。
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『鬼滅の刃』の吾峠呼世晴の短編集。
「過狩り狩り」はデビュー作で『鬼滅の刃』のもととなった作品だが、少年マンガの王道を行くキメツとはまるで違う。怪奇趣味はキメツにもあるにせよ、この作品の基調はそれしかない。鬼ではなく吸血鬼が登場。舞台は大正時代の日本の様子。珠世と愈史郎は最古のキャラだとわかる。ここには鬼殺隊の訓練の様子などが断片的に描かれていて、キメツではそれをふくらませたのだ。それだけに詰め込みすぎではある。
「文殊史郎兄弟」は虫使いというか虫に取り憑かれた殺し屋兄弟が女の子とために敵討ちをしてくれるお話。まあ、そもそも人間の腹の中にいる虫なのかもしれないが。これは不気味な内容を扱い -
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縁壱すごすぎ
産まれながらにして痣の持ち主で、その生涯を閉じる瞬間まで技の衰えを知らないなんて最強!
こんな兄弟がいたら確かに嫉妬で人生を狂わされても不思議ではない。 -
Posted by ブクログ
前半、上弦の弐・童磨と、彼に因縁のある栗花落カナヲと伊之助の戦い。
後半は上弦の壱・黒死牟、人間の頃の名を継国巌勝といい、霞柱・時任無一郎の祖先だという。月の呼吸を使う、というあたりで、彼がはじまりの日の呼吸の剣士ではないことが示唆される。まったく葉が立たない無一郎に、不死川玄弥と風の柱であるその兄・実弥が駆けつける。
この作品、きょうだい愛とともに、きょうだいの葛藤と和解が重要テーマだ。そもそも炭治郎と禰豆子からがきょうだい愛の主人公で、カナヲとその師匠のしのぶ、それからしのぶの実姉との関係もきょうだい愛の主題。無一郎にはきょうだいの葛藤と和解のテーマがすでに描かれているが、今度は不死