庭のレビュー一覧
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「毎日毎日怒られてばっかり。勉強大キライな秀一はすっかり人生がイヤになっていた。「こんな家出てってやる!」いきおいで停車中のトラックの荷台に飛びのった秀一だったが、なんとそのトラックが山の中でひきにげをおこした!?目撃したのがバレたらヤバい。秀一は必死で夜の山道を走り、見知らぬ村へにげこんだのだが…...続きを読むPosted by ブクログ
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1969年に刊行され、その後出版社が変わりながらも版を重ねている名作。
婿養子に入り母親の尻に敷かれっぱなしの父親。
兄弟4人は全員優等生なのにただ1人出来が悪いと秀一(ひでかず)をいつも叱り、抑圧する母親。
学校での秀一の素行をとことん調べあげ母親に密告する妹のマユミ。
母親に押さえつけられ、妹に...続きを読むPosted by ブクログ -
全4巻完結。
恵衣美と詠羅の美人姉妹に押しまくられる話。
空河とか映子ちゃんとか他の娘も可愛いけど、元カノ未満の天童晴子に、私は決めます。年上力持ちの愛子さんもその気があるような、主人公はてんてんはか。
庭のイラストも相まって女の子がとても輝いている作品でした。Posted by ブクログ -
本作品の後作である「放課後四重奏」を読まさせていただいた後に読みました。
作品の基盤に性善説があることもあり、夏に飲み干すラムネのような、
読後の清涼感がスバラしい作品でした。
キャラクターの体裁説明がくどかったりと、文体の細かな点は好き嫌いがあるかも知れませんが、それはほんの些細なことで...続きを読む -
主人公が、自分の彼女候補を後輩に紹介する、というなんとも言いがたい状況から発展していく想い・・・。
この関係がどのように終結していくのか、今後がすごく気になるくらい面白かった。Posted by ブクログ -
初読みの作家さん。庭さんの素敵過ぎる装丁に惹かれて手に取りましたが、かなり面白かったです。
文化祭の前日、誰もいない町、取り残された五人の高校生…導入部から
漂う不安な感じにぞくぞくした。
どうすれば現実に戻れるのか?という状況の中で、切なくノスタルジックな空気感や高校生五人のそれぞれ抱えた悩みの描...続きを読むPosted by ブクログ -
ラブコメですね.
タイトルでわかるって?
その通りだな.
主人公・赤井公は悪友に二人の妹を紹介された.
会うたびにそれぞれと仲良くなっていくが
その姉妹間の仲は険悪で….
というわけで三角関係ですね.
まぁでもアレだ.
そんなにドロドロしてなくてサラサラしている感じ.
赤井くんマジイケメン.
面...続きを読むPosted by ブクログ -
楽し過ぎて疲れて眠たくなるくらい。楽しさで言ったら今年一番のラノベかも。
のめり込ませるとかそういう感じではないと思うんだけど、ラノベってこういうので良いぢゃんね。って思う。Posted by ブクログ -
これはいいラブコメ。
もっと彼ら彼女らのお話を見たい知りたい読みたい。読後にいろんなことを想像して過ごす時間を与えてくれる小説が大好き。
細部では、ヒロイン姉妹の言い合いが小気味良くてたまらない。
そして、庭さんのイラストがもう。カラーページの詠羅がもう。Posted by ブクログ -
1976年の作品らしい内容。学生運動で捕まったり、学校で立たされたりしている。母親もここまでヒドイ人いるかな?と思うくらい徹底してヒドイ。山中恒らしいとんでもない内容でおもしろいけれど、今の子が読んでどう思うのか気になった。Posted by ブクログ
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表紙は今どきの絵柄ですが40年以上前の作品です。
これは…母親の立場で読むと辛いです…
こんなに嫌われないように気をつけないと…Posted by ブクログ -
青春でもコメディでなく恋愛より
展開もキャラクタともライトノベル的(主人たち中心に舞台が回る)だが
微妙に並ぶ出来事が悪い意味でなく時代ずれしていて個性的
20年位前のジュブナイルだった中学生向け小説を
今ライトノベルに仕立てたような作品で
(といって20年前に中学生向け小説なんて読んでいなかったが...続きを読むPosted by ブクログ -
1巻にもましてキュウリにハチミツをかけたような珍妙な味わい
とは言いすぎだけれど
キャラクタとか描き方とかお話とかの向いている方が
何かズレているところの味わい深い作品
ファミ通文庫の『短編小説を愛してる』みたいな普通の仕上がりにすれば良いものを
「中高生向け娯楽小説」化をいわゆるライトノベルのらい...続きを読むPosted by ブクログ -
一気に読めて面白かった。一気に読みすぎて結局何もしなくても戻ってこれたのかどうか理解できず。それにしても危険な文化祭準備だな。Posted by ブクログ
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少なめの登場人物達でしっかりと物語を紡ぐ。
読み終わったあとほっとする。そんな良作です。
蛇足ですが、文章中にアベックという記述を見つけ著者の世代がわかったような気がします。Posted by ブクログ -
良く言えばシンプル、悪く言えば目立たなくて地味。 今時珍しいぐらいレトロな印象さえあるラブコメな感じがします。
2巻は「なにしてんの赤井!?」と主人公の行動にがっかりしたけど、また面白くなって来ました。
そんな『俺は〜』ですけど次巻でラストとのこと。 もう少し姉妹の掘り下げを見たかったかなぁ。Posted by ブクログ -
ラブコメ読みたくなって購入。1巻おもしろく、2巻は主人公なにしてん・・・って感じでしたが、3巻は巻き返して面白くなってた。
2年前に告白した相手が出てきて~修羅場気味。このくらいなら楽しめます。Posted by ブクログ -
うーん、新キャラでこの話をする意味が分からないな。
主人公としては重要なディシジョンであるとは思うし、
過去話も必要だったんだろうけど、
どことなく場違い感がある。
襲来時の旧キャラの描写は良かった。主人公は若干内面描写の不足感が無いでもないけと、こんなものかも知らん。Posted by ブクログ -
親友に主人公が妹二人を紹介され、主人公は親交を深めていきますが、
妹たちの中は反発し合うのか余り仲が良くありません。
そんな二人の間で自然体に振る舞う主人公に親友の妹たちは興味を抱き
好意を寄せていくと、内容としては只それだけの話です。
文章自体には乱れが見受けられません。 物語としても何故親友の...続きを読むPosted by ブクログ