春日太一のレビュー一覧
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大胆きわまりない人だっていうのはなんとなく知ってたけど、とにかくすごい人だった!っていう感想です。
豪放磊落。
もうすごい。ホントに武将のような人。音感がとにかくよくて、三味線奏者だった!!!っていうのも驚きだし、もうとにかく演技に命を捧げてた。っていうその姿勢の貫き方もすごい。そして、人たらしでもあったらしいし、気難しくもあったらしい。
ジャッキーチェンが勝新太郎の演技を見て業界入りしました!って挨拶に来たのは印象的だし、漫画みたいな動きでちょっと一緒に共演は無理って断った相手がブルースリーっていうのもなんかすごいんだな。勝新太郎!って感じでした。
中村玉緒がちょこちょこ出てくるんだけど、この中村玉緒にはどうにも逆らえない勝新太郎の姿もなんだか可愛い感じでした。笑笑
ホントにすごいひとだったんだな。と。実感させられる一冊でした。 -
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TBSラジオリスナーにとってはお二方ともアイドルそのもの。
サンキュータツオ氏……私の上の世代のオタク。アニメオタクにして日本語オタク。萌え→BL。「マリみて」。
春日太一氏……時代劇研究家、の皮をかぶった映像オタク、もちろんアニメも含む。この人のガンダム語りは絶品。百合好き。なんと「1999年の夏休み」好き!!
(私……百合好き。身内にBL好きがいる。)
もう、お前は俺か的な発言多数。
お二方に宮地昌幸氏を加えた鼎談音声配信「【日映シネマガ】偏愛映画放談~「櫻の園」篇~」は、わが「ラジオ・バイブル」なのである。
こんなふたりの対談なのだから、楽しめないわけがない。
レジュメ→対談→ここテストに出るよ式のチェックポイント、という構成も素敵。
また本全体の構造として、
第1部 基礎編 タツオが春日に解説。
第2部 応用編 春日めきめき上達。
第3部 解脱編 春日おもいのほか上達しタツオを上回る片鱗を見せる。
という流れ自体が、BL展開をなぞっているというメタ構造の素敵さも。 -
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ネタバレ20190125〜0202 男性によるBLの入門書?著者はBLを「余白を見つけ、妄想を味わう知的遊戯」であると定義づけている。「腐」=BL的思考であり、解釈を経た補正と関係性の再構築である、としている。BL作品にゃBL的思考を促しやすい作品についても紹介している。
これを読んでから、ついに「風と樹の詩」を読んじゃった。でもこれって群像劇だよな。はまるほどではないけど面白かった。
著者の定義からすると、私も立派な腐女子、ということになるのだろうか。著者によるBL的思考は、私には割と当たり前の感覚(余白や行間を読む、ということ)なのだが、必ずしも男性同士の恋愛を妄想したり、カップリングを楽しんでいるわけではないのだが。。「腐女子」という言い方もなんだかなあ、と思う。 -
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市川崑は…
著者と同世代のアタクシにとっては「竹取物語」のようなワケのわからない映画を撮るヒト、でした。
でも後に大映時代の作品や金田一シリーズを通して見直しましたけどね。
「おとうと」「野火」「悪魔の手毬唄」が良いです。
本書は金田一シリーズ好きには興味深いエピソードが満載です。石坂浩二のインタビューもあります。
この著者の良いところは、ダメな役者にはきちんと名指しで批判するところです。
今回は吉永小百合を"監督クラッシャー"とまで言いきっています。
誠に正しい評価だと思います。
「映画女優」はなんでこのヒトが主演なの?と不思議に思い、「つる」はこんな役を演りたがるのはこのヒトだけだろうな、と妙に納得してしまったもんですよ。 -
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むかしむかし映画黄金期のことでした。
映画館の扉が閉まらないほどお客が詰めかけ、面白いように儲かった時代があったんだそうな。
映画会社はそんな状況にあぐらをかいて大した企業努力もせず、わが世の春を謳歌していました。
とにかく頭数だけはそろえようとザクのように同じような映画をぽこぽこ量産していたのです。
似たようなタイトル、変わりばえしないストーリー…
なにしろ作ってる当人たちもどれがどれだかわからなくなるほどの有り様だったと申します。
そんな状況にお客はとうとう飽きてみんな映画館に来なくなっちまいましたとさ。ちゃん♪ちゃん♪
とはいえ、最近の「誰が観るねん⁈」みたいなロクでもない映画よりよっぽどマシですけどね。 -
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ネタバレ映画監督市川崑の解説本でありオマージュ本。市川崑業績
解説,角川映画の第一弾として話題となり,代表作の一つに挙げられる『犬神家の一族』から作風を紹介するとともに,金田一耕助を演じた石坂浩司のインタビューという三部構成。
『犬神家の一族』は市川監督自身によってリメイクされているけれど,そのリメイク批判は徹底している(私は珠代役は松嶋菜々子が好ましい)。
石坂浩司へのインタビューがあるためか,内容は石坂さんをヨイショしすぎ感あり。映画プログラムに石坂さんの面白い論考があったのですが,資料として,その点は見落としていると思われるが残念。