感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まさにこれを読み進むているさなか、中村吉右衛門の訃報を聞いた。本書に登場した人物のなかでも、脚本家・田坂啓、プロデューサー・能村庸一、五郎蔵こと俳優・綿引勝彦が既に旅立ってしまい……私の中では完全にレクイエム。
Posted by ブクログ
監督、カメラマン、録音技師、
多様な裏方へのインタビューから
「鬼平犯科帳」の魅力を別の角度から
浮かび上がらせている。
読んでいると、全員に
「鬼平って、こうだよね」という
しっかりした共通認識が
あったことがうかがえる。
映画や歌舞伎の伝統を受け継いだ、
時代劇の流れが絶えないでほしいと
切に願う。
Posted by ブクログ
28年間の長期に渡り放送された「鬼平犯科帳」。なぜ視聴者をこれほどまでに魅了したのか。その秘密を製作者や出演者、スタッフのインタビューを通じて探る鬼平ファン必読の書。
製作者側からも視聴者側からも愛された番組と思う。手抜きがない作り手の情熱がそのまま観る私たちに伝わっていた。リアルタイムに観て、かつ今の時代はDVDやBS・CSで繰り返し出会える。なんて幸せなんだろう。個人的にエンディングテーマが流れると、ほぼ毎回涙が流れた。