【感想・ネタバレ】「ドラマ鬼平犯科帳」ができるまでのレビュー

あらすじ

鬼平犯科帳は永遠に!!
昨年、遂に幕を閉じたTV「鬼平犯科帳」シリーズ。
その長い歴史を振り返り、製作スタッフの貴重な証言を聞き取るファン必読の書。

28年間に渡り放送された「鬼平犯科帳」。
その人気の秘密を番組スタッフのプロデューサーから殺陣師や録音技師、美術監督などに直接インタビュー。
今の世で正統的時代劇を放送する上での、苦労話、ここだけの話、内緒の話がテンコ盛り。
さらに「オール讀物」に掲載された「鬼平」関連の記事も収録。

目次
序章 鬼平、京都へ行く
第一章 スタッフインタビュー
第二章 ドラマ『鬼平』の魅力を検証する
終章 鬼平、京都を去る

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

まさにこれを読み進むているさなか、中村吉右衛門の訃報を聞いた。本書に登場した人物のなかでも、脚本家・田坂啓、プロデューサー・能村庸一、五郎蔵こと俳優・綿引勝彦が既に旅立ってしまい……私の中では完全にレクイエム。

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2021年12月08日

Posted by ブクログ

28年間に渡り放送された「鬼平犯科帳」その長い歴史を振り返り、制作スタッフの貴重な証言を聞き取るなど鬼平ファン必読の書。

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2017年02月09日

Posted by ブクログ

監督、カメラマン、録音技師、
多様な裏方へのインタビューから
「鬼平犯科帳」の魅力を別の角度から
浮かび上がらせている。

読んでいると、全員に
「鬼平って、こうだよね」という
しっかりした共通認識が
あったことがうかがえる。

映画や歌舞伎の伝統を受け継いだ、
時代劇の流れが絶えないでほしいと
に願う。

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2018年08月13日

ネタバレ 購入済み

「鬼平ファンクラブ会報」みたい

2024年10月読了。

現時点で吉右衛門さんは鬼籍に入られ、新たに《甥っ子の》十代目 松本幸四郎が、自分の息子を引き連れて新たな《鬼平》企画が始まると聞いている。

それを踏まえて本書を読んでいて、やはり「中村吉右衛門」と云う名優の大きさを感じた。彼は兄である松本白鸚の陰のように、若い頃は目立たないイメージが強かった。兄が積極的にテレビや舞台へ打って出たのと異なり、控え目なイメージが有った。
でも何十年も前に一度だけ、歌舞伎で実際に観た際「ひょっとしてお兄さんより《力強さ》が有って良いのでは…?」と思った記憶があった。
だから『鬼平犯科帳』が始まった時《役とのジャストフィット感》があった。バブル期と云う幸運な時代も有って、フジテレビが長きに渡り続けられた事は本当に素晴らしいことだったと思う。それは主役に限らず、脇役の面々の人選もピタリと合っていて、『幸せな時代劇ドラマ』だったと思う。

令和に成って、新たな《鬼平》が始まるが、色んな意味で「同様の高評価」を得られるとは正直思えないが、前作の評価を貶めない事を祈っている。

#深い #カッコいい #タメになる

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2024年10月21日

Posted by ブクログ

28年間の長期に渡り放送された「鬼平犯科帳」。なぜ視聴者をこれほどまでに魅了したのか。その秘密を製作者や出演者、スタッフのインタビューを通じて探る鬼平ファン必読の書。
製作者側からも視聴者側からも愛された番組と思う。手抜きがない作り手の情熱がそのまま観る私たちに伝わっていた。リアルタイムに観て、かつ今の時代はDVDやBS・CSで繰り返し出会える。なんて幸せなんだろう。個人的にエンディングテーマが流れると、ほぼ毎回涙が流れた。

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2017年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

インタビュー記事の要素が多いのですが、巻末にまとめてじゃなくて、表題ごとにインタビューの日または、掲載日を入れて欲しかったのです。
錦之助版の一部に"協力 松竹"があったのですが、あれは京都だったのでしょうか。
スタッフに属人性が高いのは、はじめて知りました。

白鸚版以外は、丹波、錦之助、吉右衛門版を観たことあります。

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2017年04月15日

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