ジョン・J・レイティのレビュー一覧
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
人間には、恒常性維持機能(ホメオスタシス)が、備わっていて、そこを上手く活かすっていうのが本書の本質。高城剛さんと同じような論調。
その中で、全てを極端に変えることは難しいということを著者がわかっていて、具体的には、
・低炭水化物にすべき
・食べ物もバランスよくすること
・運動をすること(トレイルランを推奨)
という最低限を守りつつ、個人個人の裁量に任せるという結論にしていること。
ただ一つ、砂糖水を飲まない、ということは本社から学ぶ一つのルールとして、守るべきであるとは言っている。
そして私が嫌いな野菜から取るセルロースを人間は消化できないため、草食動物にアウトソーシングしていることの -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
人間の進化適応環境は新石器時代であり、それと大きく乖離した現代の生活様式は、様々な疾患や不健康の原因になっている。ヒトが野生だった頃の生活様式に学ぶことで健全な身体を取り戻そう、という本。著者はハーバードの医学者。
低糖質食の効能について語るときに狩猟採集時代の食生活に言及される(人間はナッツ、果実、肉を中心に食べていた期間の方がイネ科の穀物を常食するようになってからの期間よりも圧倒的に長い)ことが多いが、本書がカバーする範囲は食事だけではなく、睡眠、人間関係(同族意識)、バイオフィリア(自然を好む性向)などにも渡っている。
いうなれば、「野生の人間」、すなわち私達の体のハードウェアの部分が -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
著者は医学博士とライター。タイトルからは原始時代の生活を安直に賛美するものとも思えるが、全体を通して科学に基づいた内容になっている。
ワシントン大学保険指標・評価研究所(IHME)は、世界の疾病負担研究で健康に対する危険度の高い12のリスク因子をあげている。
高血圧
喫煙
アルコール
家庭の空気汚染
果物をあまり食べない
BMIが高い(肥満)
高血糖
低体重
大気汚染
運動不足
塩分の摂りすぎ
ナッツ類をあまり食べない
狩猟採集民は、肉だけでなく、肝臓や脾臓、骨髄、脳、とりわけ脂肪を食べることによって、微量な栄養素を摂取している。
炭水化物は消化によってさまざまな種類の糖に分解されるが、 -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
本書では現代のライフスタイルが人間の健康や精神に及ぼす影響を分析し、より自然に沿った生き方を提案する本人間が本来持つ「野生の力」を取り戻すための方法を紹介している。
また、「現代の生活が私たちの身体や心をどのように歪めているか」を明らかにしている。
得られる生活ノウハウ(実践できるポイント)
1.定期的な運動が脳と精神を最適化する
→ 特に「持久運動(ランニング・ウォーキング・サイクリング)」が脳の神経可塑性を高め、ストレスを軽減し、幸福感を高める。
2.加工食品を減らし、自然な食事を意識する
→ 砂糖・加工食品・精製炭水化物を避け、魚・肉・ナッツ・野菜など、人類が長く食べてきたものを -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
グルタミン酸とガンマアミノ酪酸(GABA)が脳内の信号送信の約80%を担っている。グルタミン酸は、ニューロンの活動を活発にして信号の連鎖的反応を始動させ、それまで結合したことのないニューロンの間に信号を送り、結合を促進する。GABAはその活動を抑える。
運動によってすべての神経伝達物質が調整される。ノルアドレナリンが急増し、脳を目覚めさせて働き出す。ドーパミンが放出されることによって気分を前向きにし、幸福感を高め、注意システムが活性化される。習慣的に運動すると、ドーパミン受容体を作る酵素が生成されて受容体そのものが多くなり、何かを成し遂げた時により強い満足感を得られる得られるようになる。セロ -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレかなり専門的、学問的、理論的です。重点読み、流し読みしました。エッセンスは: 運動すれば気持ちがよくなり、頭がすっきりし、注意力が高まり、やる気が出てくる。運動の第一の目的は、脳を育てよい状態に保つことにある。筋力や心肺機能を高めることは副次的な効果にすぎない。ジョン・レイティ著&野中香方子訳「脳を鍛えるには運動しかない」、2009.3発行、345頁。ストレスや不安は有酸素運動をすればたちまち解消される。うつの予防にも治療にも運動は有効。そして、運動は脳の老化を防ぐ。
運動をすると思考や感情に関わる神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン)が増える。セロトニンは気分、衝動性、 -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
2018 そうすけの紹介
2023.5.19再読
第七章 依存症 のみ読んだ
ドーパミンは対象が好きかどうかには関係していない。
快楽と痛みの合図はどちらも側坐核に大量のドーパミンを流すことで、我々人に生き残るための行動が取れるようにする。大量のドーパミンが放出されると脳は生死に関わるほど重大と誤解する。
依存症は反射的行動を引き起こす記憶の中に組み込まれている。
依存症の場合、繰り返すたびにドーパミンがシステムにあふれ、記憶を強化し、側坐核の樹状突起を著しく成長させシナプスの結びつきをふやす。結果、大脳基底核が、条件刺激(ドラッグを連想させるもの)に自動的に反応。
運動により大脳基底核を再プ -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
▼運動の概要
・運動が脳のはたらきを活発にしてくれるとわかっているから、とにかく運動しようと思える。
・授業の前に運動をするようになってから、より準備が整った状態でほかの授業を受けれるようになった。彼らは以前より感覚が研ぎ澄まされ、集中力が高まり、気分がよくなった。そわそわしたり、緊張したりしなくなった。
・元来、私たちは体を動かすようにできていて、そうすることで脳も動かしている。
・運動は脳の機能を最善にする唯一にして最強の手段
●・脳のために何かをするということは、体を心臓病や糖尿病、がん、その他の病気から守る事にもなる。体と脳はつながっている。両方一緒に大切にすればいいのだ。
★・運動が