“"四ッ谷先輩"
——それはこの学校だけの都市伝説の様なもので——
学校に住みつく幽霊だとか妖怪だとか恋のキューピッドだとか
あやふやな噂だらけの"幻の生徒"——でも
2年A組窓際後ろ そこにずっと開いたままの四ッ谷先輩の席が確かにあるのだ
四ッ谷先輩の噂で定番なのが"怪奇事件を解決してくれる"——というもの
【——で四ッ谷先輩に会うために必要なのが"お供え噺"
"お供えバナシ"?
四ッ谷先輩は"怪奇"を喰って生きてるって噂で何か怪奇ネタを持って行くと会ってくれるんだって!!】
——そして屋上の扉の前で唱える
「四ッ谷先輩 四ッ谷先輩 いらっしゃいましたらおいでください
『こっくりさんじゃん...』
どうかどうか ヒナノの行方を教えて下さい!!!」
しーん
「やっぱ居るワケないよね...四ッ谷先輩なんて...」
...ぎぃ
「それは」
「!?」
「"最恐の怪談"に相応しい...ハナシなんだろうな?」
「!!? っ!!! どアァーーッ!!!」
「ひゃーっはっはっはっはっ!!! お前 イイ悲鳴だな」
『制服に"2A"の組章!!』
「全ての悲鳴は!!! 俺のモノ」
『これが——四ッ谷先輩——!!?』”
面白い!
魅せられる。
"最恐の怪談"を創るために何年も学校に居る四ッ谷先輩。
そんな四ッ谷先輩の元に親友の行方を知りたいと訪れた中島真。
絵のタッチとかキャラとか雰囲気とか文字の見せ方とかアングルとかそういうのが全部良い。好みだ。
少しホラーじみてて惹き付けてやまない。
四ッ谷先輩の格好が奇異すぎる。後歯並び良すぎる。
ブレザー姿がちょっと予想外だった。
細長い手足に惚れる。長い指ー。
真ちゃん生き生きしてる活発で可愛い。ショートピンク髪可愛い。
でも紹介時のポーズには思わず噴いた。
ヒナノちゃん美少女すぎるやばい。
四ッ谷先輩の字、おどろおどろしいなぁ。
十増間さんの話は読み直すと面白いなー四ッ谷先輩の表情が。
四ッ谷先輩と真ちゃんの身長差に悶えた。
“「あたし 怖い話苦手なのは変わらないのに
ナゼかっ四ッ谷先輩の怪談——...嫌いじゃないみたいです!!」
「そォーかそォか!
怪談好きか!!しょうがないな!!
じゃあ必死こいてネタを探してくる心構えなわけだな!偉いぞ中島!!」
「えっ そっ」『そうは言ってない!!』
「それじゃあ俺の語<カタリ>とお前の演出で
この学校を悲鳴でいっぱいにしようじゃないか!!」
『あれェ!?』
こうして
四ッ谷先輩との奇妙な怪談創りが始まってしまったのだった”