古舘春一のレビュー一覧
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動きを文字で表す凄さ
どう動いているのか、それを文字で表すセンスの良さに脱帽です。例えば西谷が及川のサーブを切るときに、ドパッとありますが、ドにはベタ、パッにはトーンをはって、音の重さの違いや、動きみたいなものを表現できています。
影山のトスをピッの向きで表現したりと、工夫がすごいです。
ストーリーに関しては、勿論素晴らしいの一言。
あからさまに悪者がいないのに、話を構築できる素晴らしさ。
田中の反省シーンは必見。
読者を泣かせようとしているのが透けてみえるセリフとは違い、古舘先生から出るセリフは、何気ない一言が心にしみる。もうセンスが溢れまくっている。
背景の描き込みもすごくてアシスタントさんの技術の -
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猫と烏野戦い!
ついにゴミ捨て場の決戦が見れます!
強い武器を手に入れた主人公たちも、それがすぐに通用しなくなる。と試練を与える作風に魅せられます。
最近のなんでもかんでもチート能力で上手くいく作品とは一線を画しますね。
1人時間差を描くのは大変だったと作者さんもおっしゃってましたが、ちゃんと描けているのがすごいです。
しかも、ここで出てくる「別に」以外を言わせる。というのは、終盤にも繋がってきます。ちゃんと回収する古舘先生、素晴らしいです。
先生や監督などの、育成者へ向けた作者さんからのメッセージも感じられました。全ての育成者に読んでほしい。
合間にある黒尾さんの寝癖情報とかも、単行本買ってよかったーって思 -
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エースの描き方の素晴らしさ
エースの描き方が素晴らしい。挫折し、傷つき、そして、戻ってくるまでの過程の描き方がとにかく素晴らしい。アニメで見た時は、泣いてしまいました。
動画を見ているかのように滑らかに見えるコマ割り、考えられた構成と描き方は、漫画家としてのレベルの高さが滲み出ています。どういう動きをしたか分かりにくい漫画とは大違い。 -
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若々しい!
ハイキューのアニメから入り、その続きを漫画で読んだので、1巻がとても若々しく感じられました。
日向も影山もまだガリガリで中学生らしい感じが出ています。 -
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HYPE
キャラもストーリーも描き方も凄すぎる!!
作者さま、どんだけバレーボール(&そのプレーヤー)が好きなの⁉
バレーボール経験者に違いないが、スポーツに打ち込むことの楽しさ、苦しさ、尊さが凝縮されている。
スポーツマンであり芸術家だなんてチートだろ…と言いたいが違うな。諦めず努力し続ける素晴らしさ、軽い気持ちで人を羨むことの愚かさがちゃんと語られているじゃないか!
読めば読むほど昔に戻ってバレーボールやりたいと思ってしまう。叶うなら(叶わないけど)烏野か青城でやりたい。流行りの異世界転生モノの如くハイキューの世界に転生できたら良いのに。
そして、コロナで大会が開催されず、