ジェフリー・アーチャーのレビュー一覧

  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    成功が約束されたウィリアムの成長物語の二作目。
    ゴールが分かっているだけに、ロンドン警視庁の様々な部署を経験し、組織内における人脈を作り昇進を重ねる必要があるというような、将来に向けての展開を勝手にイメージしていた。
    よって、本作においても、主人公は、麻薬捜査班のリーダー(一作目にほんの少しだけ登場した記憶が…)のもとに異動し、新しい仲間と共に悪に立ち向かう設定かなと思いきや、見事に違っていたのでいい意味で裏切られた。
    美術担当班が、そのまま麻薬捜査特別班にスライド。畑違いもいいとろ、そんなのありか?と思ったものの、この設定によってメインキャクター達のコア部分がしっかりと確立されいるので、読む

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    2021年12月18日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    プルーフ版を読ませていただく機会を得ました。ロンドンが舞台になる他の作品と違ってカラッとした明るい印象。腹黒い詐欺師や麻薬王が登場し、どす黒い雰囲気になりそうなのに妙にコミカルさが漂うのは、アーチャー氏の筆致によるところが大きいのでしょう。主人公家族の温かさも伝わり、ミステリを読んでいるとは思えない微笑ましさも感じられました。非常に生々しい扱いをされますが、たくさんの美術品が出てくるところも楽しめました。前作があって続編のようですが、こちらから読んでもさほど支障はなかったかな。でも前作読んでたらもっと楽しめたかも。スリリングな悪党捜査と重厚な法廷劇が登場し、一冊で二倍楽しめる美味しさがあるのも

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    2021年11月14日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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     発売前、構成前のプルーフ本を、例によって先読みさせて頂いた。

     ぼくはジェフリー・アーチャーの模範的な読者ではないし、シリーズ作品をいきなりこの第二作から読み始めたことによる当惑を感じないではなかったが、キャラクター描写にとても時間をかけている作者なので、それぞれの個性は第二作からでも十二分に味わえる。否、むしろ第一作も、さらに第三作、第四作と続く本シリーズをすべて読みたいという誘惑の方が激しいかもしれない。

     さて、本作のメイン・ストーリーは、主人公ウィリアム・ウォーウィックが新たに配属された麻薬取締独立捜査班が、麻薬王ヴァイパー率いる組織を壊滅、頭目を逮捕という目的に向かって捜査を進

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    2021年11月09日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    プルーフ頂きました、ありがとうございます。
    相変わらずのアーチャー節全開で楽しめた。読書が楽しくなって仕方ない。
    (当然製品版も買います)

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    2021年11月06日
  • 消えた王冠は誰の手に ロンドン警視庁王室警護本部

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    シリーズ続刊で大喜びだったけれど、幕引きがどうもチープ。途中までは他の作品同様に大変面白く引き込まれるのだが、最後急に安上がりじゃないか〜コレ。

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    2025年11月02日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    ジェフリーアーチャーの警察物
    展開が早く、引き込まれた。流石の語り手です。
    登場人物は多く世界に入り込むまで時間がかかるのは海外物なので仕方ない。

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    2025年08月18日
  • 運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班

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    イギリスの政治家・作家ジェフリー・アーチャーの長篇ミステリ作品『運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班(原題:Over My Dead Body)』を読みました。
    ジェフリー・アーチャーの作品は昨年9月に読んだ『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班』以来です。

    -----story-------------
    スコットランドヤード警視総監への道を歩む刑事ウォーウィックが豪華客船の死体と未解決殺人の謎に迫る!
    巨匠アーチャーが放つ、英国警察小説。
    〈ウィリアム・ウォーウィック〉シリーズ第4話。
    「著者インタヴュー」と「ウィリアム・ウォーウィックの極秘ファ

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    2025年02月23日
  • 運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班

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    面白いのかどうか、いまひとつわからずに終わりました。。

    後半、ロス・ホーガンが突っこんでいくー、とテンポが上がったところで、また別の場面になり、のりきれないまま、引きずられて終わった感じです。

    読んでいる途中で感じたのは、アルセーヌ・ルパンのシリーズを思い出すなあということ。
    集めた絵画を密かに飾る隠れ家、しかも秘密の隠れ場所。
    変装して逃亡。

    主人公であるはずのウィリアム警部の部分を読むより、敵対するマイルズが逃走する場面や、部下のロスが、糸が切れた凧のように独自の行動で犯人を追いつめていく場面の方が、面白いんですね。

    冒頭の、主人公が船旅をする部分は、本編にはまったく関係がないよう

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    2024年10月13日
  • 運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班

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    シリーズものらしく、それに気づかず残り50Pのところまで読んでいた。所々話がわからない点があったのは、そういうことかと納得。それを加味すると面白い作品だと思う!けど、前作を読んでなかったので⭐️3つ

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    2024年06月15日
  • 悪しき正義をつかまえろ ロンドン警視庁内務監察特別捜査班

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    シリーズ3冊目。アーチャー作品としては初めて、
    それほど面白くなかったと言える。前作の続き以上の展開がそれほどなく、新味がない。
    法廷場面のやり取りは、いつもの面白さが感じられるものの、それもまたかの感はある。
    ちょっとついに歳を取ったか。

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    2024年01月20日
  • 運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班

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    ネタバレ

    第4弾。
    これが最終章かと思いきや5,6と続くとは楽しみ。

    今編は、テンポよく次々と爽快に事件が解決していくという異例の展開。
    さてさて、今秋の発売が待ち遠しい限りである。

    原題と邦題が毎回違うが、今回はまあこれもありかと納得する。

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    2024年01月10日
  • 運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班

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    このシリーズになってから、
    J.アーチャー氏の作品がつまらなくなってきている。
    (全ての作品が最高に面白いなどということは不可能なのだが)
    まわりくどくなってきたというべきか…
    ただし、ロス・ホーガンが抜群の存在感を放っている。
    ロス・ホーガンが主人公といったところか。

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    2023年12月27日
  • ロスノフスキ家の娘 下

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    「ケインとアベル」の姉妹編。アベルの娘が主人公。
    面白いが「ケインとアベル」がムチャクチャ面白いので、それと比べるとおちる。
    又もし「ケインとアベル」が未読なら、そちらから読むべき。

    上巻は時間軸が「ケインとアベル」とダブるので、内容の重複がちょっと退屈。
    下巻は、幼い日の夢が大統領だった主人公がいよいよ議員となり、政治の世界で能力を発揮していくスピーディな展開で読ませる。逆にもっとボリュームがあってもと思わせる。

    但し翻訳については、編集者がもうちょっとアドバイスした方が良くなったのではと感じた。
    例えば、「検した」「経巡って」とかの記述が何回も出てくるが、読みにくい。(読めない私がおか

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    2023年11月09日
  • ロスノフスキ家の娘 上

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    実は、ロンドン警視庁の第4シリーズかと早合点してしまった(^^;

    時代背景は上記シリーズと同じ古さ、それなりにアメリカの歴史を楽しめたが、壮大な一代記ものはちょっと苦手。

    ということで、後半は政治も絡むということで、上巻でひとまず終了。
    時間を経て、下巻に挑戦します。

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    2023年08月13日
  • 悪しき正義をつかまえろ ロンドン警視庁内務監察特別捜査班

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    ネタバレ

    ウォーウィックシリーズ第3弾。

    悪党3人、それぞれの料理?の仕方が見事。
    とはいえ、ぎりぎりまで伸ばしてくれたなー。

    イギリスジョークや陪審員制度が今一つピンとこないことを抜きにしても、まあ2作目よりも満足度は高いかな。

    第4弾も既に発売され、新たな敵に挑むものの、相変わらずの因縁の対決もまた描かれるだろう、お楽しみが待っている。

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    2023年01月23日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    ワーウイック巡査部長の活躍第2巻。無事に結婚して、絵画盗難犯専任から麻薬取締役に移った彼の活躍。なかなか、話が紆余屈折して、先に進まないが、せっかく捕まえた美術盗難犯のフォークナーを最後の最後に逃してしまう。ワーウイックとベスに双子が生まれたが、まだまだ先は長い、さてどうなるか。ちょっとワクワク感がなくて、読もうと思う気持ちが進まないなあ。

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    2022年05月15日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    映画「キングスマン:ゴールド・サークル」を見て分かる通り違法薬物は蔓延していて、あなたの家族が使用していてもおかしくはありません。

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    2022年05月12日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    初めてジェフリー・アーチャーを読んだ
    巡査のウィリアム・ウォーウィックの2作目でした
    話があちこち飛ぶので、場面について行けず、後戻りした。
    その分裁判や、捕物など読み応えはあった。
    2作目から読んじゃったので、
    1作目を読もうか考え中

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    2022年01月21日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    ハラハラドキドキの怒涛の展開に手に汗握ることの連続。ジョークを交えつつ、思わずニヤリとさせられたり、敵の更なる裏切りに唸ったり。
    最後まで飽きさせないお話だった。

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    2021年12月22日
  • まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班

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    プルーフ版を頂き読みました。
    ありがとうございます。

    海外の小説、そしてシリーズ物続編(前作はよんでおりません)ということもあり、最初は読み続けるのに苦戦しました。主な登場人物紹介ページがありますが、それを何度も何度も見て、関係を理解したり、前作はどんな話だったのか想像しながら読みました。

    シリーズ物を途中から読むのは素直に辛い!笑

    ですが、半分読んだあたり、法廷シーンから面白くなりました。

    歴史的建造物や美術品の名前、文学者も海外仕様なので勉強にもなりましたね。

    このシリーズはまだまだ続くので、次回作も期待したいです。

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    2021年11月20日