【感想・ネタバレ】ロスノフスキ家の娘 下のレビュー

あらすじ

20世紀初頭から現代へ――
父からホテル王国を受け継いだ娘の壮大な一代記。
世界的ベストセラー『ケインとアベル』姉妹編
名作の改訂版を初邦訳!

父の宿敵の息子と駆け落ちしたフロレンティナ。事業を興し、父親譲りの才覚で瞬く間に成功を収めた彼女は、やがて〈バロン・グループ〉を継ぎ、順風満帆な日々を送っていた。ところがどこか物足りなさを感じていたある日、旧友に下院議員選への立候補を請われ、“大統領になる”という幼き日の夢を思い出す――。計略渦巻く政界で待ち受けるものとは? 20世紀アメリカを駆け抜ける壮大な物語。

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Posted by ブクログ

「ケインとアベル」の姉妹編。アベルの娘が主人公。
面白いが「ケインとアベル」がムチャクチャ面白いので、それと比べるとおちる。
又もし「ケインとアベル」が未読なら、そちらから読むべき。

上巻は時間軸が「ケインとアベル」とダブるので、内容の重複がちょっと退屈。
下巻は、幼い日の夢が大統領だった主人公がいよいよ議員となり、政治の世界で能力を発揮していくスピーディな展開で読ませる。逆にもっとボリュームがあってもと思わせる。

但し翻訳については、編集者がもうちょっとアドバイスした方が良くなったのではと感じた。
例えば、「検した」「経巡って」とかの記述が何回も出てくるが、読みにくい。(読めない私がおかしいの?)

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2023年11月09日

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