虚淵玄のレビュー一覧

  • GODZILLA 怪獣黙示録

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    一話一話は短くて読みやすいですし、色々な怪獣が地球で大暴れします。
    インタビュー方式で話は進みますが、その手法も面白かったです。
    話の終わりはいつも人類が怪獣に負けるので、ストーリーの構成はどの話も一緒ですが、それでも面白かったと思うのは、少年心と圧倒的な力の差に憧れるからかもしれません。

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    2026年05月28日
  • GODZILLA 怪獣黙示録

    匿名

    購入済み

    GODZILLA怪獣惑星の前日譚。
    アニメを観る前に読んでも良いし、観た後でも楽しめる内容になっている。

    #深い #ダーク #切ない

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    2024年04月04日
  • GODZILLA 怪獣黙示録

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    【はじめに】
    2016年にシン・ゴジラが上映された。ゴジラシリーズにしてまさに新約のゴジラであった。
    その後、さらにSFアニメとして、制作上映されノベライズされたのがこの作品だ。

    1. 怪獣黙示録
    2. プロジェクト・メカゴジラ
    3. 怪獣惑星
    4. 星を喰う者
    4編からなるアニメ版ゴジラのノベライズだ。


    ゴジラに関しては、ハリウッドでその後制作されヒットしている。
    このアニメ版のゴジラ、もはや語られることもない感じだ。失敗だったのか。。

    【感想】
    アニメ版ゴジラは、観た人の話を聞いて未だに観ていないが、ノベライズは読んだ。確かに厳しい評価がついたのもうなずける。
    何でこれを紹介したいか。これ一巻目がとてもいいのだ。カマキラス、ドゴラ、ヘドラ、ガバラなどかつての特撮怪獣が新解釈に基づいて現代に蘇ったのだ。SFとして如何に人類が怪獣と戦い衰退していったのか。生き残った人類の証言を元にそれぞれの怪獣の特性や被害状況が明らかにされていく。自分としてはかなり痛快な展開だ。
    人類の決定的な敗北は、ゴジラの出現から。
    2巻目以降は、対ゴジラの負け戦の記録だ。人型異星人ビルサルド、エクシフが飛来し同盟を組みつつGメカ、メカゴジラなどゴジラ対戦兵器として怪獣と対等に戦いつつ消耗していく人類だが、その焦燥感、絶望がえぐい。そもそも核爆弾を使ってゴジラを殲滅する行為が地球そのものをダメにするじゃん。。。

    ただ、コミュニケーションが取れない怪獣であり圧倒的暴力が支配する世界において人類が暴力あるいは破壊で対応する世界観が3巻目以降対戦相手がほぼゴジラに的を絞られた時、何だろう結果ありきで小説を描いているのがバレバレで一気につまらなくなった。

    地に足がつかなくなった後半は異星人の宗教性や精神世界が際立ち、キングギドラを巻き込んでのドタバタ劇になってしまう。SFとしてはとても残念だ。主人公のサカキ・ハルオの熱い思いだけで最後までいってしまった。

    1巻目の評価が、5段海中4だとすると2巻目は3、それ以降は評価がつけられない。

    ただ、本当に一巻目は読んで欲しい。

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    2023年03月06日
  • GODZILLA 怪獣惑星

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    映画を観てから読みました。とても正確にノベライズされています。付け加えられたり、逆に省略されたりした部分はなく、むしろ映画の中では少し理解が及ばなかった部分についても文章化されたことで「ああ、こういうことが言いたかったのか」と分かったところもありました。

    ただ、映像と比較すると、疾走感や怪獣の圧倒的な存在感、それと対峙する人類の絶望感などは少し劣るかな、という印象もあります。

    次巻以降も(映画との比較もしながら)楽しめれば、と思います。

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    2019年09月08日
  • GODZILLA 星を喰う者

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    ネタバレ

    アニゴジノベライズ完結。

    未熟な主人公と価値観の違いすぎる異星人たち(地球人、ビルサルド、エクシフ、フツア)、そして破壊神ゴジラの織りなす奇妙な物語もこれで終了。

    実写映画のシン・ゴジラはゴジラ映画の中でも正統派だが、この作品は外伝のようなものでした。それでも、人類史の中に怪獣(ゴジラ)を組み込み、連続性をもたせた作品として非常におもしろくプレストーリーの2巻と合わせて全4巻続けて読んでしまいました。

    ゴジラのような怪獣は、作中では文明が進化しすぎた際に出現すると語られている。そうゴジラはただの怪獣ではなく神として描かれている。人類が神に成り代わろうとする驕り高ぶったそのサキはバベルの塔。意志の疎通もできない人型生物たちは、神の怒りを受ける。

    正統派ゴジラシリーズが好きな人にとってはゴジラがアイコン化してしまっているので、納得できない人もいるかと思いますが、私はこのアニゴジはゴジラ作品の中でも1、2位を争う傑作だと思います。

    ただ、☆4なのは主人公の憎しみが理解し難かったからです。なぜそこまで憎み続けるのかわからない。私はまだまだ未熟なようです。

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    2019年01月31日
  • GODZILLA 怪獣黙示録

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    人類が地球上の『霊長』から追われていく過程を、WWZスタイルで描写している。
    冒頭の地図とあわせて、人類敗北の歴史が『証言』という形で描かれている。
    そして、人類が敗北した相手は『怪獣』だけではなく、『人類として的mる事ができなかった』という意味で、人類自身も含まれる。

    ああ、こりゃ異星人を出さないと、このまま絶滅して終わるわ。

    ☆一つ減は、オペレーション『グレートウォール』が端折られていたので。

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    2018年10月14日
  • GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ

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    いかに怪獣が強大な存在であろうとも
    その破壊力は限定的で、人類を滅亡させるには及ばない
    しかし人類は
    ゴジラへの恐怖と、それを駆逐しえない文明への絶望で
    みずから滅びの道を選択しつつあった
    そんな中、文明を捨てて怪獣との共生をはかる人々が
    守護神をともなって現れる

    アニメ映画「GODZILLA決戦機動増殖都市」の前日談…というか
    小説「怪獣黙示録」の続編ですね
    東宝怪獣たちに蹂躙された地球人が、宇宙人からの技術提供を得て
    さまざまな東宝超兵器群をつくりあげます
    なんの読者サービスだろう、メーサー戦車を駆る少女部隊なんてものが

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    2018年04月27日
  • GODZILLA 怪獣黙示録

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    ネタバレ

    バックストーリーというか、プレないしプロローグではあると明記されているのだけど、複数種の怪獣について書きながら雑多では決してない。というかカマキラスだけで1本書き下ろしてほしさすらある

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    2018年03月27日
  • GODZILLA 怪獣黙示録

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    映画『GODZILLA 怪獣惑星』の前日譚。映画を観る前に読んでも良いし、観てから読んでも良いと思う。僕は後者だったけど、読み終わった時に、ああ…そうか…っていう感慨があった。もう一回映画を観たくなる、そんな感じ。
    これを読むと、映画の登場人物に東洋系というか日本人系がやけに目立って、なぜ黒人系が少ないかというのがよくわかる。一応、そういう設定のもとに描かれていたんだなと。

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    2017年12月28日
  • GODZILLA 怪獣黙示録

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    アニゴジの世界観を事前に知っとくのに最適。アメリカのドキュメンタリー番組のインタビュー部分を書き起こしたみたいなイメージ。かな?NBAのしか見たことないけど。
    最後は映画に向けてテンション上がっていく終わり方。
    (映画公開日の朝一に投稿)

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    2017年11月17日
  • 小説 仮面ライダー鎧武

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    正直鎧武は説明不足なところが多々あり、また、本放送時に映画やキカイダーの宣伝が話の流れと無関係に流れてしまっていたため、あまり好きな作品ではありません。

    一応、本編、Vシネマ、劇場版を抑えた内容になっています。
    特にVシネマは未視聴だと話についていけないと思います。

    Vシネマで登場した黒の菩提樹と狗道供界との決着が主題ですね。
    そのため、黒の菩提樹、及び狗道供界については、一応の説明はついていましたが、例えば武神鎧武とは何者で誰が変身していたかとか、仮面ライダーフィフティーンやコウガネ、ラピスがなぜ戦国ドライバーを持っていたのか、オーバーロードのラピスが人間の姿をしていたのはなぜか、ペコにマツボックリエナジーロックシードを渡したのは誰かなどなどに対するアンサーはありませんでした。

    鎧武はいかにもおもちゃを売り上げるために仮面ライダーを量産しただけという感じがするんですよね。
    虚淵玄が脚本ということで、ヴェドゴニアをそのまま実写化するくらいのものが見れるかと思ったのですが。

    本作でも唐突に死者が蘇るは、敵が強化するはでそこは正直ついていける内容ではなかったです。
    虚淵の信者であればありがたがる内容かとも思いますが、先に読んでいたウィザード、フォーゼの小説と比較すると、話にまとまりが無く、展開が唐突な気がしました。

    面白いわけではなく、原作をなかったことにする内容というわけではないのですが、もう少し長くても良いので、きれいに完結させて欲しかったかなと思います。

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    2016年09月15日
  • GODZILLA 星を喰う者

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    GODZILLAシリーズの完結編です。
    怪獣同士の大決戦を期待して読み始めましたが、思っていた以上に重たく、かなり人間側の感情に寄った物語でした。
    ハルオがずっと抱えてきたゴジラへの憎しみですが、ここまで来ると「倒すこと」が目的ではなく、もう生きる理由そのものになっていて、その執着が少しずつ自分自身を壊していくように見えました。
    ギドラも単なるラスボスではなく、人間の絶望や弱さを利用する存在として描かれていて、不気味さのほうが強く残ります。
    ゴジラ作品として見ると派手な戦闘はかなり少なく、思想的なやり取りも多いため、正直もっと怪獣同士のぶつかり合いを見たかったという物足りなさもありました。
    それでも最後まで読むと、これはゴジラを倒す話ではなく、「憎しみを手放せるのか」という物語だったのだと感じました。
    ハルオの最後の選択には賛否が分かれると思いますが、簡単に割り切れないからこそ、読み終えた後もしばらく考えてしまう一冊でした。

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    2026年08月20日
  • GODZILLA 怪獣惑星

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    ゴジラシリーズ3作目です。
    地球を追われた人類が帰還し、神のように巨大化したゴジラと向き合うという設定だけで胸がざわつきました。
    怪獣映画の快楽よりも、種としての選択や憎悪の持続を問う視線が強く、SFとしての硬度はかなり高かったです。
    ハルオの執念は痛々しいほどで、虚淵節の冷たさがよく効いています。
    一方で理屈と概念が前に出る分、人物の感情に寄り添いづらい場面もあり、ゴジラに期待する“破壊のカタルシス”は控えめでした。
    それでも、怪獣を神話へ引き上げた野心は鮮烈で、記憶に残る一冊でした。

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    2026年07月28日
  • GODZILLA 星を喰う者

    ネタバレ 購入済み

    あくまでもノベライズ

    賛否両論わきおこしたアニゴジのノベライズの下巻。
    文章は非常にあっさり気味でひたすら淡々としており、迫力ある豊かな文章表現を求めるのであればオススメはしません。そちらはアニゴジ前日譚の小説の方に任せるとして……こちらはノベライズなだけあって台詞や展開は一部分を除いて非常に忠実であり、「あれあそこってどんな感じだっけ?」みたいなのを手軽にチェックできるファングッズ、アイテムとして揃えておくのが良いと思います。
    アニゴジについて誰かと語ったりしたいときには持っておくといいかも。

    2章のゴジラに特攻することに躊躇するハルオの心理状態の説明など、補完されて保管されている描写・設定も多くありますが、流石にそれを目当てで購入するほどかというと正直微妙です。

    ※以下ネタバレ
    しかし何より興味深いのは、ミアナとマイナのごんぎつね展開がなかったことになっていること。素直にミアナがヒロインになっており、また妻との間に子供を作る展開が無かったことになっている点でしょう。
    こちらのノベライズがいつごろ執筆されたのかは疑問ですが、あのごんぎつね展開をオミットする意味はそうそう無いでしょうし、もしかしたら脚本が作成途中で急に変わったのかも? そういった裏事情が垣間見えて面白いです。(「第1章のエンドロール後に登場した少女は実はミアナでなくマイナだった」という説明が監督からありましたが、ちょっと無理ありますもんね……)

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    2020年11月23日
  • GODZILLA 怪獣惑星

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    本作のゴジラは、生体電磁パルスによるシールドを
    体表に張り巡らせている
    だからあらゆる兵器が通用しない
    しかし、電磁パルスの波長が弱まる一瞬をとらえれば
    攻撃を通すことはできる
    主人公ハルオ・サカキはそのことを理論的仮説として発表し
    また、その際に
    EMPプローブ…電磁パルス発生ニードルを打ち込むことで
    ゴジラの体内に高周波を発生させ、爆発させる作戦を立案したのだった
    いわゆる「電子レンジの原理」である
    よくわからんけど
    そのように、2万年ごしの打倒ゴジラを果たすべく
    ハルオたちが奮戦する一方
    富士山麓に放棄されていたメカゴジラは
    地球上で進行する「全生命体のゴジラ化」とでも言うべき事態を察知し
    ナノマシンを用いてそれに対応する形態へと進化を続けていた

    未来兵器、とはいえ一般兵器のタクティクスで
    ゴジラを倒そうと試みることには賛否ありそうですね
    エメゴジの例もあるし…

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    2018年11月04日
  • GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ

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    ネタバレ

    前巻から引き続いて人類滅亡のカウントダウンを関係者の回想録のかたちで回顧する。映画本編のネタバレとしては、主人公の父親と母親が、移民団脱出後にも生きており、ラストにモスラが出てきていたことくらいかしら。小説版はこれで終わりっぽいけど、映画3部作完結編は11月公開。

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    2018年09月17日
  • GODZILLA 怪獣黙示録

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    これを読むと「GODZILLA 怪獣惑星」のゴジラやがどれだけ恐ろしい存在かよくわかる。そして色々な怪獣が出てくるところは面白かったです。でも映画を観る前に読んでおく方がよかったかなと。
    5月の「GODZILLA 決戦機動増殖都市」ももちろん観に行きます。

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    2018年03月08日
  • GODZILLA 怪獣黙示録

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    ネタバレ

    アニメ版ゴジラの前日譚に当たる小説。もはやSF。関係者の証言を集成した体になっており、その作成者がアニメ版主人公の父親という構図。2作目にあわせて第2段が出るのかしら。

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    2018年03月01日
  • GODZILLA 怪獣黙示録

    Posted by ブクログ

    アニメ映画「ゴジラ怪獣惑星」の前日譚
    東宝怪獣たちがゲリラ的に世界各地を襲い
    人類滅亡は避けられない状態となる
    救世主が現れ、徐々に形勢は盛り返していくが
    ゴジラを抑えることができず
    結局は一部の人間を宇宙へ脱出させることになる
    そこに至るまでのあゆみを、生き延びた人々へのインタビュー形式で
    振り返ってゆくモキュメンタリードラマ
    しかし怪獣の出現は人類の罪に対する報いであると
    そんな風に考える、ある種の傲慢さが
    新生の旅立ちに際して
    これらの歴史を否定し、消去しようとする

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    2017年11月12日