吉田敦彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
オリンポスの12神は父なる神ゼウスと母なる神ヘラ、そして2人の10人の子ども達だと思っていたが、どうやら違うらしい。どうもウルトラの父と母とウルトラ兄弟のイメージが頭に刷り込まれていたらしい。
オリンポスの12神は、ゼウスを中心に、その兄ポセイドン、三人の姉、それぞれ母親の違うゼウスの子ども6人と叔母にあたるアフロディーテの12人。ゼウスは姉二人を妻にしているし、神々は不老不死なせいか母と息子や叔母と甥で関係したり、しっちゃかめっちゃか。
神々は自由にやりたい放題なのに、人間には結構厳しくて、部をわきまえろなどと説く結構身勝手な、でもなぜか憎めない神様達なのでした。 -
Posted by ブクログ
比較神話学の立場から、日本神話の起源について考察している本です。
著者は、日本神話のなかの海幸彦と山幸彦の話や、オオゲツヒメが食物を生む農耕の起源に関する話などが、南洋の神話と共通点をもっていることを指摘し、中国江南地方にそのルーツを求める見かたを示しています。その一方で著者は、イザナギとイザナミの黄泉の国の話が、ギリシア神話におけるオルフェウスが冥界に赴く話との共通性を指摘し、スキタイ神話や朝鮮の檀君神話などとの比較を通して、アルタイ系遊牧民を仲介する印欧語族の神話とのつながりを見いだせると主張しています。
さらに著者は、デュメジルの比較神話学の観点から、日本神話と印欧語系諸民族の神話の