溝口智子のレビュー一覧

東京駅・大阪駅であった泣ける話

朝比奈歩 / ひらび久美 / 桔梗楓 / 鳩見すた / 溝口智子 / 朝来みゆか / 矢凪 / 遠原嘉乃 / 杉背よい / 水城正太郎 / 石田空 / 猫屋ちゃき

１２話のアンソロジー。

短いので、非常に読みやすいのはありますが
何気ない日常、というのもあるのかも？
なので、劇的に面白い展開が…というわけでもなく
もしかして、と思ったら、そうでした展開。
東京駅でフォト、が一番印象に残っています。

東京駅・大阪駅であった泣ける話

朝比奈歩 / ひらび久美 / 桔梗楓 / 鳩見すた / 溝口智子 / 朝来みゆか / 矢凪 / 遠原嘉乃 / 杉背よい / 水城正太郎 / 石田空 / 猫屋ちゃき

　自分が以前工事を担当していた東京駅。大ターミナル駅のため、さまざまな物語の舞台となるが、そんな駅を舞台に人生の分岐点を描く12編のアンソロジーがこの短編小説集。東京駅と大阪駅。ある人は再会のため、ある人は別れをするための舞台となっている。中でも、東京駅でのウェディングフォト撮影で起きた奇跡を綴る矢凪の『薫風のいたずら』や力士とバレリーナになった同級生の再会物語である遠原嘉乃の『春告げ相撲』が特に面白い。都会の駅の人混みの中で、たくさんの出会いと別れが繰り返されているのである。

五百津刺繍工房の日常

溝口智子 / 海島千本

刺繍が飛び出してくるというかなりファンタジーな設定。こだわりがあり殻に閉じ籠っている感じの亮子。スマホを持たないのもその設定に強く出ているかも。
刺繍をやる人が読んだらもっと刺繍の描写が入ってくるのだろうと思った。

万国菓子舗 お気に召すまま ～婚約のお菓子と最後のガーデンパーティー～

溝口智子 / げみ

そしてついに…。

の前に、あの人が就職してみたり
その生徒が大変な思いをしてみたり。
死ぬ生きるについては、その人の問題なので
なんとも言えませんが、食べる事を辞めるのは
生きる事を辞めた、というのと変わりなく。

そんな暗い問題から、明るい話へと。
ついに彼らが…という状態ですが、お約束（？）の
可愛いライバルがやってきてみたり。
とりあえず、前回父親は恋人に会わされたようですｗ

万国菓子舗 お気に召すまま ～真珠の指輪とお菓子なたこ焼き～

溝口智子 / げみ

少し、関係が進む。

そんな巨大な煎餅、ちょっと食べてみたい、な１羽目。
今回も色々出てきましたが、ちょっとずつ
関係が進んでいっています。
店長、のほほんとした状態で
さくっと進んでいるので面白いですｗ
じゃぁ次の巻くらい？　と思っていたら
案外なスピードでした。

巻末も、はたから想像すると
非常に面白い組合せ。
いつ、ばらすのでしょう？ｗ

万国菓子舗 お気に召すまま ～雪の名前と甘いレモンコンポート～

溝口智子 / げみ

新しいお菓子たち。

最初の話のナポレオンパイに驚きでした。
ミート系かと思っていたら…。
ミルフィーユとミルフイルの違いも。
二番目のキラキラネームの話も、内容が
へりくつこねてるような感じでちょっと…でした。
花子、とかだったら納得したのでしょうか。

お菓子は完璧なのに、料理はまったく、な店主。
それで判断しようとする二人もすごいですが
どれだけ美味しくないのか、の謎も
最後には解けました。
騙されてますよ、主人公！ｗ

万国菓子舗 お気に召すまま ～幼き日の鯛焼きと神様のお菓子～

溝口智子 / げみ

たい焼き、豆、黄身、ゼリー、誕生日ケーキ
ロシアのケーキ、落雁。

今回も色々なお菓子、ですが、ひとつだけ
味がさっぱり、なロシアのお菓子。
香辛料がきいているようで、どんなものか
ちょっと気になります。
主人公は、ここでちょっぴり敗北を感じるようですが
味が美味しくとも、好みがあるわけで…。

前回より、ぱらっとぐらいいちゃつきが増してます。

万国菓子舗 お気に召すまま ～秘めた真珠と闇を照らす光の砂糖菓子～

溝口智子

好意を寄せられる。

甘いものが好きではない、という人は世の中にいますが
食べるのを強要するのは、確かに違う気がします。
食べられるようになりたい、と本人が言っているのなら
また話は変わってきますが。

そんな複雑な状態で、気持ちに向き合う…というか
気が付いたというべき展開か？ｗ
ちょっと気長過ぎませんか？　という展開でした。
まぁ、終わりよければすべてよし、なのかも
知れませんが…ｗ

万国菓子舗 お気に召すまま ～満ちていく月と丸い丸いバウムクーヘン～

溝口智子

なつかしいもの。

思い出は大切ですし、大事にしたいものです。
人それぞれ、というのもありますが
元カノの話を延々するのはちょっと…。
デリカシーとかいう問題ではない気がします。
そしてその話、うやむやで終わってますし。
解決してないんですか？！　と叫びたいものが。

ちょっとしんみり昔話、な店側の話でしたが
おまけで、不思議な最後になってました。

万国菓子舗 お気に召すまま ～遠い約束と蜜の月のウェディングケーキ～

溝口智子 / げみ

子供へ、大人へ、そして自分への見栄。

何だか見栄と維持が詰まった話がたくさん、でした。
そういうテーマだったのかも知れません。
しかし八百屋の義母さんは、犯罪口にしてますが
大丈夫かと思っていたら、思わぬところで挫折。
おまけのダイエット話は、悪い見本、でした。

会社であった泣ける話

石田空 / 一色美雨季 / 金沢有倖 / 神野オキナ / 鍬津ころ / 澤ノ倉クナリ / 霜月りつ / 杉背よい / 猫屋ちゃき / 溝口智子 / 南潔 / 456

ページ数がそこまで多くなく読みやすかったので1日で読めるほっこりするお話したち。

職種関係なく仕事はいろいろ大変だけど、周りをサポートしてくれる人達や自分のことを見てくれる人は必ずいる、そんなことを思い起こさせてくれる短編集だったと思います(^^)
『すべての明かりが灯る夜』、『自分の価値を決めるのは』、『俺は安藤課長を怒らせたい!』『カラスは舞い降りた』が良かった！

五百津刺繍工房の日常

溝口智子 / 海島千本

話としては好きな題材だけど、ヒロインが果てしなくウザすぎた。
ラストのどんでん返し的な種明かしはすごくよかったんだけどね……。

万国菓子舗 お気に召すまま ～幼き日の鯛焼きと神様のお菓子～

溝口智子 / げみ

思い出がテーマだったのかな。
藤峰くんと陽さんの関係が大きく動きましたな。陽さんがほんとに素敵。このシリーズは美男美女としてみんな書かれてるけど、人柄が面白い。

万国菓子舗 お気に召すまま ～秘めた真珠と闇を照らす光の砂糖菓子～

溝口智子

昴くんが久美ちゃんを好きになったきっかけってなんだったんだろう？一目惚れ？荘介さんや久美ちゃんが知ることのない部分に関しては書かれないのがこのシリーズの特徴だけどちょっと気になる。

時々久美ちゃんの精神年齢の幼さに驚くことがある。10代かと思ってしまう。

万国菓子舗 お気に召すまま ～遠い約束と蜜の月のウェディングケーキ～

溝口智子 / げみ

いろんなお菓子を知ることができて楽しい。材料とか作り方はあまり頭に入ってこないけど。笑

優しさとはいえ「パパ」と呼ばせることを許しちゃうのはちょっとモヤモヤ。恋愛があまり関係してこない作品ならまだ良いけど、一応久美ちゃんとの恋愛話も入っている作品だからちょっと辛い。

万国菓子舗 お気に召すまま ～花冠のケーキと季節外れのサンタクロース～

溝口智子 / げみ

久美ちゃんの子どもの頃のお話が突然出てきて一瞬大混乱。笑
この2人はお互いにお互いをどういう認識でいるんでしょう。

斑目さんの漢字が違うのは間違い？それともほんとはこっち？

万国菓子舗 お気に召すまま ～薔薇のお酒と思い出の夏みかん～

溝口智子

全体で見ると斑目さんのお話がメイン。
ちょこちょこ明かされていくからもどかしい感じもするけど、少しずつ予想しながら読むのも面白い。

万国菓子舗 お気に召すまま ～お菓子、なんでも承ります。～

溝口智子 / げみ

シリーズ10巻ほどある人気小説。
先ずは1巻目を。

舞台は、イケメン店主と、お菓子大好きアルバイト店員がいる和菓子老舗菓子店。
このお店はどんな注文でも受けてくれるという。
サボリ癖がある店主だが、それも訳がありそうだ。

次巻読むかは検討中。

万国菓子舗 お気に召すまま ～花冠のケーキと季節外れのサンタクロース～

溝口智子 / げみ

今日もまた、たくさんのお菓子達。

こんなかき氷あるのか、から、シュトーレンまで。
色々なお菓子と物語ですが、しょっぱなの母親は
こういう人いるね…という感じです。
一生懸命さはにじみ出てますが。
ただ、２話目に関しては、勝手に作った人に
文句は言った方がいいと思います。
この先、同じような人が出てきたら困りますし。

電車であった泣ける話

浅海ユウ / 石田空 / 小野崎まち / 楠谷佑 / 国沢裕 / 杉背よい / 那識あきら / 猫屋ちゃき / 浜野稚子 / 溝口智子 / 迎ラミン / 矢凪 / 丸紅茜

旅のおともに…と思ったけど
結局、通勤途中に読みました

ホームで待っている時
電車に乗っている時
色々とリンクして面白かった。

少しだけ遠くに行ける現実逃避
私も大好きです